紙の本
誰向け?
2023/08/11 11:44
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
中高生?
今どきの中高生なんて、こんなの読んで楽しいのかなあ?
もっと進んでるんじゃないの?
編集者に言われて書いてみましたって言ってるし。
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1時間目 恋は盲目と言うけれど
2時間目 幽霊だって恋をする
3時間目 古典は恋の入門書
4時間目 嗅ぎ分けて恋 エピローグ
恋したい乙女たちがキャピキャピしてて可愛いったらない
続きは??
高校三年の夏までに彼女たちに初恋が訪れるといいなぁ
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帰宅部で高校一年生を過ごした晴香だが、二年生に成ったとたんに校長が替わり倶楽部所属が必須に成り苦悩する
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新しい校長の着任により、なんらかの部活に所属しなければならなくなった私立向日葵高校。帰宅部だった春香は、なんとか回避しようとペーパーカンパニーならぬ建前だけの部・初恋部を作ることになった。誰も入ってこないと思っていたが、一人二人と入ってきて、結果三人加入することになった。消極的な春香とは対照的に恋愛について学んでいこうとする部員たち。そんな時、学校内では奇妙な出来事が発生する。
恋をしようと奔走するのですが、全体的にライトなミステリーになっています。
告白した人は誰なのか?
幽霊騒動の真相
ラブレターの筆者は誰?
後ろから声をかけられた人は誰?
といった恋に絡んだミステリーの連作短編集になっていて、気軽に読みやすかったです。大人とは違った甘酸っぱい青春や恋の予感、告白といった爽快感が詰まっていました。
ミステリーといっても、オドロオドロしくなく、奇妙な出来事に遭遇し、謎を部員たちで解いていきます。恋をしたいのにいつの間にか、周囲の人たちの恋のサポートをしているので、ぜひ部員たちには卒業までには叶ってほしいなと思います。
ミステリーとしては、盲点だったと思うようなロジックで、本格的ではないものの、その背景では、それぞれが抱える恋愛模様が垣間見えました、高校生ならではの恋愛とミステリーがうまく絡んでいて面白かったです。
ドタバタコメディーっぽいのですが、高校生達の恋愛において、うまく伝えられない甘酸っぱさやその先に待ち受ける弊害といった部分も描かれていて、恋愛、ミステリー、青春のバランスが良かったです。