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何をもってその場にいるのか
そういう本質的なことがわかる本
グラフィックと書いてあるけど
ファシリテーションのポイントがわかる本だと思う
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対話において「描く」(書くではない)の重要性を改めて示したのが本書である。
日本におけるビジュアル・プラクティショナの御三家は私の中では、やまざきゆにこさん、山田夏子さん、清水淳子さんの3名なのだが、著作がないお二方のうちのお一人が本を出されたということで非常に興味深い。また、NHKの番組で描く姿や作品を目の当たりにされた方も多いだろう。
対話の場において描くことの重要性を改めて示した本である。
この本の主張によれば、描くことにおいて参加者の意見や感情を引き出すことが重要だあり、そのためには絵は下手でも良い、デジタルではなくアナログの画材が良い、大きく身体を使って描くということにこだわりをお持ちのように思われる。
自分自身もビジュアル・プラクティショナのプロとしてとして活動をしているわけだが至極ごもっともな指摘であると考えている。場の目的のほとんどは参加者の行動変容を促すことである訳で、絵に釘付けになり自分の頭で考えない、自身の頭の中の言語化をサボる、自身の絵の下手さの言い訳にする、などそういう場面に直面したことも数限りない。
私自身の心情はいついかなる状況においてもより良い対話の場は作れる、である。オンラインとオフライン、デジタルとアナログで確かに違いはあるがすべては全ては可能性の中にあり方法は必ずあると考えている。
また書く(描くではない)ということは、あくまでも書き手の側のそれまでの経験が全てであると考えている。書き手が話し手について理解することは原理的に不可能なことであり、書き手が理解したことが書けるだけだと思っている。そういう意味ではこの本は反面教師であると思った。
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相手の言葉ではなく、パッション、思いを絵にするという部分が、大事なのだが相当難しい。最終的に完成した絵は、第三者が見て分かりやすい印象は持たないけど、それでいいのかな、当事者の間でリアルタイムに役立てばいいモノなのかな。明日からのやってみたくても、出来そうに無い感じた。
1人作業としては考えをグラフィックにして整理する程度で、ファシリテーションまで要らないのかな。
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プレゼンや会議に生かせるか?
対話を促すためには?
と思って手にとった。
具体的なやり方が腑に落ちなかった。
もしかしたら自分の中で準備ができていないだけかもしれない。
これからさまざまな本を読んで、いずれまた読み返したら、感じ方は変わるかもしれない。
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この本から学んだ3つのことは
•グラフィックファシリテーションは場に起こっている雰囲気や参加者の感情を描くことができる。
・絵の上手い下手は関係ない。
・成果物は場である。
練習してできるようになりたい。