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タイトルのごとく
2021/10/04 21:05
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
全てのシリーズを読破してますから登場人物が繋がってて一気に読みました。
田口先生の懐の深さ!白鳥さんの自分大好き感が今回も良く分かります。
氷室先生は何処へ…
氷室先生の今後がどうなるのか?
楽しみでもあり…末恐ろしくもありです。
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短編集と思いきや、情報量と登場人物めちゃ濃い。
色々と不明だったピースが繋がり、もう一度シリーズを読み返したくなりました。
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文庫本にて読み直し、読了。
「氷獄」はもう一回読み直したいかな?途中から???となってしまった。
でも話の大筋はわかったので、楽しく読めました。
「黎明」の最後にあった大騒ぎな話と、三枝先生の裁判の話、別ででできたらいいな。と思いました。
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これは、絶対だから読みたくなかったんですが、やっぱり面白かった。白鳥さん、好きだなぁ。へそ曲がりな人がたくさん出てくるけど、私もそうだから、共感しています。
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3編の短編と1編の中編がまとめられた一冊だが,桜宮サガの要所での一幕をそれぞれ克明に描く,いずれも読み応えがある内容.特に中編,バチスタ裁判は,御本人の裁判体験と司法に対する姿勢が明確に刻まれた,単なるフィクションで終わらせない静かな慟哭が聞こえてきて,この国の暗い行く末をどうしても思い,憂鬱な気持ちに陥る.
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この作品を読む前に初めて「桜宮サーガ」シリーズに触れる方は、別の作品を読んでからをお勧めします。
個人的にはあまり、シリーズを読んでいないので、作品の魅力の半分ぐらいしか味わえなかったかなと思いました。背景があまりわからなかったため、医師達の日常のような雰囲気を感じました。
この作品では、3編の短編と1編の中編の作品が入っています。
特に表題の「氷獄」は、第1作目「チーム・バチスタの栄光」の続編で、犯人も登場しますので、第1作目を読んでからをお勧めします。
他にも「ジェネラル・ルージュの凱旋」「イノセント・ゲリラの祝祭」「アリアドネの弾丸」「螺鈿迷宮」「ナイチンゲールの沈黙」での出来事や登場人物がふんだんに盛り込まれています。
一部しか読んでいませんが、懐かしさと同時にその後がどうなったのか楽しめました。
表題の中編「氷獄」では、バチスタ事件や医療過誤の問題を取り扱いつつ、司法や検察、医療の闇も垣間見れて、考えさせられました。
シリーズではお馴染みの田口と白鳥のコンビは面白く、メインというわけではないのですが、際立っていました。
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一気読み。グッチー先生に高階先生
白鳥さんと推しの彦根先生・・おなじみの面々ににんまり。
氷室先生に接触してきた女は誰??
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「チームバチスタ」シリーズは読み始めると止まりません。田口医師も好きですが、強烈な個性で惹かれるのがロジカルモンスターこと白鳥圭輔技官。厚生労働省の役人らしからぬ毒舌ぶり、頭の回転の速さと行動力に圧倒されます。
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このシリーズは、読み始めると止まらないですね。懐かしい登場人物が出てくると、あの時どんな話だったかな?なんて。
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桜宮サーガの中短編集。「黎明」は死なせる医療を取り上げる。「治療法はないから、いろいろなことを試すのは、医療資源の無駄遣いになる」(88頁)。何も治療をせず、死ぬのを待つだけにする。患者の希望をなくし、早く死なせてしまう。
これに違和感を抱いた患者家族は民間感覚を持っている。「多様な選択肢の中から好きなものを選べるオーダーメイドはリフォームでも最高の贅沢だ。そうした精神は医療でも同じはずだ」(102頁)。民間感覚を医療に反映することが医療を良くする道である。
「氷獄」は『チーム・バチスタの栄光』の犯人の刑事裁判を描く。『チーム・バチスタの栄光』は著者のデビュー作であり、桜宮サーガの出発点である。原点回帰はファンに嬉しい。「氷獄」では日本の刑事司法の問題が指摘される。冤罪や不当逮捕事件も絡めている。
「取り調べや裁判では被疑者は圧倒的に不利な状況にある。取り調べ時間の決定、調書を作成するのも検察官の思い通り。従わないと長期間勾留する。欧米では取り調べの際、被疑者の弁護士が同席できるが、日本ではそんなことはありえない」(169頁)
「検察は被告人がシロを示唆する証拠は開示せず、被告人をクロにするのに好都合な情報だけ開示する不適切な体質で、情報化社会における不適合者さ」(237頁)
公務員のアリバイ作りへの批判もある。「国という暴力装置が、自分のルールを押し付けようとする時に、大衆から非難されないためのエクスキューズなのでは」(147頁)
著者が2020年に刊行した『コロナ黙示録』は安倍政権批判が露骨であった。これは小説を楽しみたい向きには疑問がある。しかし、日本の刑事司法の問題点から社会批判を強めた結果としては理解できなくもない。一方で2019年参院選広島選挙区を巡る買収事件で自民党であった渡辺典子県議の起訴に対してインターネット署名「冤罪をゆるさない!違法な捜査・曖昧な規制を見直そう!」が立ち上がった。安倍政権を批判する側にとっても支持する側にとっても日本の人質司法は問題である。
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久しぶりに海堂尊さんの書籍を読み面白かった。
途中難しい言葉が多く、長く感じるところもあるがこれがこの本の良さなのかも。
最後はスピード感もあり楽しかったです。
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海堂作品は、流石にそれは・・!?と思うほどの設定やウルトラCが散りばめられているにも関わらず、ぐいぐい引き込まれてしまうのがいつもながらすごい。これぞエンタメ。
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バチスタシリーズの短編集。これまでの登場人物の個性が断片的に見とれた。
特に本のタイトルにもなっている「氷獄」ではそれぞれの人間性や考え、信念に基づいた「正義」の交錯が描かれており、非常に面白かった。
医療と司法の関係については今後の展開に期待できそう。
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2022.09.09
桜宮サーガ短編四篇 碧翠院姉妹の研修時代 小児病棟のプラネタリウム ホスピス棟の闇 バチスタ事件裁判
四話目、やっぱり白鳥が登場すると楽しいな。新キャラを無理なくいろんな話に後付けにも関わらず嵌め込んでいく手腕はさすが。
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バチスタ事件のその後を中心に検察システムに一石を投じる短編集。一連のシリーズのキーパーソンが数多く登場し、謂わばバチスタシリーズを締め括る作品のように感じます。
田口先生や白鳥技官を始めたする個性的な人たちの言動が久しぶりに読めて楽しかった。