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もっと学校批判なのかと思い読んでみたが、学校の当たり前をただ単に拒絶している訳ではなかった。
学校の当たり前を知った上で、どのようにすれば良いかそれぞれが考えるための示唆を与えてくれる本だと思う。
保護者や教員をはじめ教職を目指している人などの教育に関わりがある人からそうでない人も含めて、学校の内情を理解し、よりよい教育を行うにはどうすれば良いか考えるための参考になる。
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Twitterで絡んだこともあり,気になって手に取った。(笑)
彼の主張は一貫しているな〜と思う。
見えない大きな圧力というか権威に真っ向から向かっていく姿勢は自分にも似た部分がある。
目の前の子どもたちのためにできることはすればいいじゃないかというスタンスに共感する一冊。
賛否ある主張をここまで書くことを決めた勇気に敬意を表する。
それにしても1つ下だったのは衝撃(笑)
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著者同様私も教員をしております。勤務して20年を越え、昭和の当たり前が当たり前でない世の中になりました。著者は私よりも10歳も若いですが、「常識」に疑問を持ちさらに教育をよいものにという姿勢が非常に好感を持てます。一方、旧来の指導にもよいところがあり、なぜその当たり前が存在していたのか、というところまでの洞察力を持てるとよいと思いました。私も著者同様、疑問を持ったことに意見をして叩かれたこともあります。偉そうなことを書いてしまいましたが、教育者として、改めて子供たちのために尽力していきたいと思わせてくれ、感謝しています。
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著者はこの本を教育エッセイと表現していましたが、
まさにその通りだと思います。
教員が本を読まない時代です。
教師の思いをつづった本が出るのはとてもうれしいです。
これからもっとたくさんの教師が,
教育方法としてではなく,
自分の思いを本にして出版するような時代になってほしいと思います。
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びっくりするぐらい、自分の感覚、実践と重なるところがあり、終始共感しながら読みました。
特に深く共感したのは生活指導編で、その中に
「『お母さん』を『おうちの人』と言い換えられるような『想像力』が学校の先生には常に求められているのです」
とありますが、まさにこの一文がすべてを語っているなと感じました。
「配慮」という言葉が教育現場では度々使われますが、その根幹には適切な「想像力」があるはずだと私は考えます。
「配慮」自体を切り取って見れば、それはある種のテクニック(に類するもの)に映るかもしれませんが、そうではなくて、適切な「想像力」が具現化されたもの、と捉えるべきだと思っています。
本書では、従来の思考停止状態の「学校の当たり前」を脱し、もっと深く適切に目の前の子どもたちのことを考え、向き合い、これからの学校のスタンダードを新たに構築していこうということを啓蒙していると感じました。
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共感できる事が数多く書いてあり、こころの支えとなった。文化、時代に沿った教育をしていきたい。私は、教師になる前は、違う職業をしていたが、そのことが非常に役に立っている。学校で行われいることの中に「一体何のためにやっているのか?」と思うことは多々ある。それを疑わずに生徒へ伝えている教師をみると首をかしげたくなるが、アインシュタイン曰く『常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。』とあるように、私自身も気をつけたい。
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学校現場で当たり前に行われている指導に対して疑問を抱く、Twitter界の素晴らしい先生の一人である『めがね旦那』の著書。
考え方が一つ一つ分類されていて、読みやすい。
賛否両論あるかもしれないが、世の中が変化し、家庭環境が変化した今の日本、教育の転換期にきている昨今、この考え方がスタンダードにすべきことかもしれない。
自分の価値観や考え方をアップデート、広げたり、確信を持ったりすることに最適な1冊。
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「いいよ」と言わせない・
「あなたのしたことはとてもひどいことです。だから、すぐには許してもらえません。これからのあなたの振る舞いを先生たちは見ています。「ごめんね」には「もうしない」という意味も含んでいますよ。」
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買って1時間くらいで手軽に読める。
学校現場は、これまでの慣例や、教師のプライドやエゴに基づいて、時に非合理的で、子どもですら疑問わ持つような教育が行われることがある。
日本の公立小学校でよくある問題に一石を投じる一冊。
ほぼ、共感である。子どもにとって、教師にとって、保護者にとって、よりよい教育が施されていくことを強く願う。
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考え方を知るには良い。著者と話してる感じで読みやすい。ただ、考えるきっかけとなるが、自分の考えが読むことによって深まるというよりも、読んだ後にじわじわと沁みていく感じであった。もっと著者の具体的な実践を知りたかった。
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学校だけでなく企業でもスボーツチームにでも当てはまる内容。世の中変わっていかないといけないですよね。
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学校現場の当たり前を疑うこと、本当にこれが必要なのか考えることが大切なのだと気づかされた。日々多忙な学校教員が一人一人を大切にした教育ができるように考え続けることが大切なのだと感じた。
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子どもの背景を考えた上で指導をしないことの意味が述べられている。表面だけで受け取ってはいけない。著者の意図を汲んで読むように。
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共感もできるし、それができないもどかしさも感じるし。これからの実践を考える上で頭の片隅にいつも思っていたい視点は多々ありました。
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Twitter界めがね旦那さん著書
人間はもっと自由である。縛らなくても。
⇨不要なモノを削ぎ落とし、本質に集中しよう。
p.18「わからないから教えてください」
人に教えを請えるのは大事。黙って我慢して座ってるより。主体的な学びとは。⇄最後まで聞こう。
p.32「児童の主体性は教師への忖度」
教師が望む言動ができる主体性、やりたくないのも主体性。40人が真に主体的なら無法地帯。
p.38「習っていない漢字を使ってはいけない問題」
学びたいワクワク。ルビをふればよい。
p.42「九九表を見せないという意地悪」
黒板上に掲示、ミニ九九表配付。覚えれば自然と見なくなる。かけ算の筆算の学習を邪魔させない。⇄たし算ひき算なら?
p.46「おかしな計算ドリル」
・単元の文章題しかしない弊害
・定時制と定量性を使い分ける。個別調整。
p.52「宿題は残業と同じ」
・宿題は不平等の極み(家庭環境の差)
・宿題込みの学力形成は授業者の怠慢(授業でやる)
・宿題の点検業務が他業務を圧迫する
⇄低学年の親に見てもらえる有り難さ。
p.86「怒鳴る」に寛容な学校現場
教えて諭す。大の大人が暴力に頼らない。
p.100「ごめんねいいよ指導」
あなたの振る舞いを見ています。『ごめんね』には『もうしない』という意味も含んでいますよ。
p.106「みんな遊び」はするべきではない
教師がやりたいなら授業中。休み時間の侵害。
p.110「給食指導の闇」
残食少々。感謝は忘れずに、でも無理しない。
p.120「先生からのお願いは命令」
無自覚でいる危険。断りやすい関係でいるか?
※「きのくに子どもの村学園」
日本で一番自由な学校