投稿元:
レビューを見る
ロジカル思考について、こどもにも分かるように解説した一冊。見開き1ページで要点がまとまっていて大変読みやすくわかりやすい。
投稿元:
レビューを見る
小学3年~6年が対象のようですが、高度な内容が含まれています。
「フレームワーク」は、仕事のプロセスとして経験し効果を実感している社会人の方も多いでしょう。
このような小学生向けの本に、PDCA(計画・実行・評価・改善)とかWHYツリー(なぜなぜ分析)が出てくるとは思いませんでした。
これらは、やってる感は出せますが、具体的に有益に実践するには習慣化が必要です。うまくできなくても、知っておくことはいいことです。
小学生向けなのに、小さい頃によく思っていた「なんで?」をもっと大事にしよう。とありました。
大人になるほど、「なんで?」が脳裏をかすめても「どうでもいいか」と放置しがちなので身に染みます。
5つのやってはいけないこと。これは重要だと思います。
子供はこれをやりがちなので、これをやると「子供みたい」と言われちゃうんですよね。
「言葉の揚げ足取り」「根拠のない水掛け論」「論理をねじ曲げた詭弁・屁理屈」「個人攻撃」「データのねつ造や曲解」
逆に、これをやれば議論にならないことを知っていて(?)、頻繁に実践していた政治家がいましたね(今もいるか)。
反対意見を聞くことは大事。
これも分かってはいるけれど、なかなか難しいと感じています。
自分の意見に反対する自分になってみる。反対理由をひねくり出しても同意できない自分がいることに気づきます。
思い込みと先入観をなくす。
「そうなると思ってた」「自分は大丈夫」「余裕で間に合うはずだった」「自分たちはスゴイ。日本はスゴイ」「みんなも同じだ」
自分に都合がいいように考えているだけで、論理的ではないのですが、ついそうしちゃいますね。
因果関係と相関関係に触れていたのもいいと思いました。
読書量の多さと、漢字テストの成績には相関関係がある。
→読書量が多いと、漢字テストの成績が良くなるという因果関係がある。
→漢字テストの成績が良いと、読書量が多くなるという因果関係はないという。
2年間程に渡り、音楽CDの流通総額とサバの漁獲量の推移がほぼ一致していることがありました。
これも相関関係があると言いますが、因果関係はありません。
このような、偶然一致している相関関係を因果関係のように説明する詐欺が絶えませんので、子供の頃から注意する癖をつけておくのはいいでしょう。
投稿元:
レビューを見る
子供でも読めるように簡単な言葉、キャッチーな例でわかりやすく説明してくれている。
小学生はもちろんだが、特に中学生に薦めたい。
が、しかし、子供が興味を持ってくれないと読み続けられないかも。
わくわくしたり、楽しい内容ではないから、まずどうやって手に取らせて、どう乗せて読ませるか、親の努力が必要な気がする。
投稿元:
レビューを見る
子供向けの本とは言え、基本的なロジカル思考のツールが満遍なく網羅されていて初心者の大人にも役立ちそうです。同じシリーズの本も気になります。
投稿元:
レビューを見る
基本のきが非常に分かりやすかった。でも子どもがこれ読んでロジカルに話し出すってのも中々可愛げがない気がしたけど(笑)ロジカルと共に情緒面も育ててあげたい。ロジカル思考初心者には良かった。
投稿元:
レビューを見る
フレームワークの文字が出た時に本当にこども向け?!って思ったけど、全体を通じて意識の置き方や、そうすることの意義を優しく説明してくれるので、とても読みやすい。
大人になってからでも、初めてこういう本を読むなら入門書としてとても良いなと思いました。
要所要所に問いかけて終わっているのも、直前に書いていたものを実際にあれこれとすぐ考えるトレーニングになって良い。
投稿元:
レビューを見る
冒頭の章にある事例のロジックがあまりにも浅い。その状態で子どもにフレームワークやらバイアスやらの専門用語を詰め込もうとしており、何を目的としているのかさっぱりわからない。本書を読んだ子どもが何かを身につけられるとはあまり思えない。読者を想定した視点をもってほしかった。
投稿元:
レビューを見る
日本人は論理的思考が苦手と言われるが御多分にもれず自分もその一人。
発言に自信を持てるようになりたいと論理的思考力の本を様々検索していたところAmazonでおすすめされた本。
子供向けではあるが自分のような論理的思考に触れた事がない人間には十分学びになり、また子供向けであるからして非常にわかりやすかった。
第4章のフレームワークなど、PDCAや5W1H位しか知らなかったため、他の公式にも興味がわいた。
子供の内からこういう考え方を身につけていればきっと賢い大人になれるだろうと思う。
子供にはもちろん、論理的思考が苦手な大人にも入門書としてお勧めできる。
他人様の事をとやかく言える立場ではないが、本書に書かれているような基本的な内容を大人でも出来ていない人は多くいるように思う。
特に『ロジカルな人はやらない5つのたいせつなこと』、揚げ足取りや水掛け論はSNSでもよく見かけないだろうか。
自分は白黒思考で親しい人にはつい正論を振りかざす癖があるので気を付けなければ。
まずはいつも心に三角ロジックを。
いや、三角ロジック位ならできている…はず。
章の間のコラム、消しゴムのクイズにうっかりひっかかってしまったのは内緒である。
投稿元:
レビューを見る
ロジカル思考を分かりやすく解説していて、こどもの頃に読みたかったーと感じた。いや、いまからでも遅くない。ロジカル思考で考えることは、人の気持ちも考えるこだし、自分の気持ちも深掘りし、表現することなんだと感じた。現代に必要不可欠な思考だと思う。
投稿元:
レビューを見る
Kindleで見つけて20分ほどで読破。
子ども向けとは言いつつも、三角ロジックやバイアスなどあまり聞き馴染みのない言葉もバンバン出てきて大人が読んでも面白かった。
傾聴や理性的にいることの大切さがイラストや吹き出しで端的に説明されていて理解しやすい。一方で子どもがこの本を興味を持って読む姿はあまり想像できないかも…と感じた。
多数決に関する項目は、クラス開きでも使えそう。子供に紹介できる本として知れてよかった。