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Twitter、Instagram、TikTokなどSNSの文字数や時間制限の中で効果的なコンテンツを積めるZ世代が1秒も無駄にしたくない発言をするところが面白いです。仕事場では過程も時間も無駄があるので、Z世代が言っちゃえと応援したくなりました。朝日新聞では倍速視聴のスタイルが取り上げてられており「世界を知りたい」欲望(大澤真幸さん社会学者)が人間にあり、世界を理解するために押さえるべき共通の座標軸が示されない今、コンテンツを見続ける行為を各々が続ける。コンテンツもそれに応じて情報を積んで縮める。ファスト映画もそんな受け手側のニーズに乗じオリジナル製作者への敬意が払われないコンテンツになってしまったのだと思いました。本読んだり、2時間ほど映画観たり、美術館博物館で過ごすことを無駄な時間とは思ったことは1度もないです。スマホで動画見続けてそう思うことはあるのですが。
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Z世代を他世代からみた、俯瞰的な評価やZ世代の特徴を分析した結果について考察した本だと、前提して読んでみた。
しかし、割と体験談を言葉にしたままでZ世代への深掘りは少ないように感じた。
Z世代にはどんな特徴があってどのように扱うのがいいのか、Z世代の自身には全く伝わることがなく読了。
ただの感想文、自社製品のPR色が強く感じ取れたのもちょっと残念なポイント。
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スタバ関大梅田シリーズ
早稲田塾創業者でアクティブラーニング協会会長の相川さんがこの協会の新入社員である太田さんとの対話を元に、
「Z世代こそが現代の企業の多くがぶち当たる課題を解決する鍵である」ということを提唱してる本
正直読んだ感想としては
「DX、何から手をつければいいのかわからない」
「リモートワークで部下がきちんと仕事をしているか不安」
「ヒット商品が出ない……。」
と言った経営者の課題の解決の糸口を、
本作の対話から導き出すことはできてないと思いました。
もっと言えば
・おじさんから見たZ世代!すごい!
・太田さんってこんなすごいんだよ!どう!
の2点が集約してるので、Z世代自体の深掘りはあまりないです。
Z世代からみたらたぶん「それはちょっと…」となるような印象です。
一方で本作の中で特筆すべき点は
「非認知スキル」という概念。
いわゆる勉強ができるとか、仕事ができるとか、そういった観点ではなく、
アート的な感性に近いスキル(これはそれぞれ持っていて、しかも世代や背景によって大きく異なる)のことを指しています
このZ世代が持っている非認知スキルの領域を吸い上げて、世代間で交流させることが課題解決に繋がるとし、アクティブラーニング協会もそれを狙いとした教材作りを行なっているとのことです。
たしかにアクティブラーニング協会の設問を見た時、「これは…すぐに出せない!」という感じになりました。
とは言え上司がこれを読んで鵜呑みにしてその通りに実行すればさすがにヤバいと思いました。
上司にはお薦めできない本です。
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☆読書感想メモ
◯テーマ
Z世代の社員とのコミュニケーションを例にあげながら、Z世代のコミュニケーションの特徴や思考プロセスを説明
◯概要
ある優秀な新入社員と自社サービスの向上に向けて議論を進めており、その過程で出てくる新入社員の独特な発想や思考プロセスを紹介し、Z世代の特徴を説明している。
◯オススメする人
若手とのコミュニケーションに苦労している方、Z世代ってどんな特徴かを知りたい方
◯感想
ここで出てくる新入社員の方が優秀すぎるので、読者が自分の会社や仕事で活かすためのヒントにはなりにくい。あくまでZ世代の傾向を大雑把に掴むための本。