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憧れていた旅行会社の添乗員になれた遥だったが、現実は厳しく、ツアー客も一筋縄ではいかなくて…
過去にツアーの添乗員をしていた憧れの人に出会えたのに、あんな冷たく言われたら凹みますよね。理由があった事だけど、確かに旅行好きだけでは出来ない職業だと思います。それでも良い所を少しでも見つける遥の前向きさが心地よかったです。コロナ禍で仕事も無くなってしまったけれど、リモートでのツアーで活路を見出せると良いですね。
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新米添乗員の連作短編集♪
添乗員って契約が多いのね?
知らない国の話も面白かったし、ラストはコロナ禍で仕事が無くなって…みたいな感じになったけど、好きなことを仕事にする喜びと大変さはわかるし、それでもなんだか元気をもらえる感じがよかったな!
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主人公の遥は、念願だった海外旅行の添乗員になり、ツアーを率いることになったけど、旅先ではハプニングが起こったり、いろんなお客さんがいて、現実は厳しくて・・・でも、そんな大変な中で貴重な体験ができたり、経験になって成長できたり、ツアーのお客様自身に変化があったりと、遥の添乗するツアーを、とても楽しめました。 また、遥がツアーで得た言葉が、私のこれからの人生において、勇気や元気になるような、なかなかの名言です!
最後はコロナ禍が遥かを襲い、とても現実的だなぁと思いながら読み終えましたが、遥がまた海外ツアーの添乗員に戻れる、そんな日が1日も早く訪れる事を願います。
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とても読みやすい本でした。新米添乗員のお話。なんかそうだよね そうゆう人いるよねなんて思いながら読みました。ツアーの中に変な人がいるとその旅行自体がつまらなくなってしまう。大切な時間とお金を費やしていくのだから旅行中はハッピーでありたいですよね。添乗員としてそして一人の人間としての思いが描かれていてとても良かった。コロナが明けたら続編期待したいな
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新米添乗員のトラベルトラブル奮闘記…だったのは途中まで。最後は新型コロナの世知辛い世相を反映した沖縄でのバイトからのオンライン旅行。
旅で出てくる困ったさんは中高年が悪目立ち。コロナから解き放たれたい私は、最後に沈む。
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まず、海外旅行添乗員って派遣社員だったのに驚きでした。(勝手に正社員だと・・・)ツアーだと、参加客様から色々な要望があって大変なんだなと思いました♪しんどいとも多いけどそれ以上に達成感も得られる職業なのかなとも思いました。小説を読んで色々な場所に旅行した気分でした。
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ツアー客を選ぶことはできないのに、みんなに「行って良かった」と思ってもらわないといけない。
イヤな客のイヤな行動は後味悪かったけど、まぁ楽しい旅物語でした。
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旅気分を味わいたくて手に取った1冊。海外旅行添乗員のお仕事小説でした。
アイスランド、クロアチア、スロベニア、パリ、北京。
添乗員の立場で体験する海外ツアーはハプニングの連続と困った人たちの対応で大変!!
初めて聞いた地名、天然記念物のドラゴンズベイビーことホライモリ。携帯片手にググりながら読みました。
ささやかだけど自分の知らない世界を感じられのは楽しい。
ツアーには老若男女いろんな人がいて、いろんな理由で参加している。
困った御客様と長い時間を一緒に過ごし対応することになる添乗員さんに“お疲れさま”を言いたくなりました。
物語で派遣社員の遥はコロナ感染の煽りで失業。将来への不安や職業選択の悩みがリアルでした。
コロナ第7波の今、海外旅行に行ける日を想像しつつちょこっと旅気分を楽しみました。
『たぶん、よその土地を訪ねるということは、その土地のことが完全な他人事でなくなるということなのだ』
『気持ちさえ変われば、世界はまるで違うように見えるのだ』
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本の中ならどこへでも行ける。
気軽に出掛けられない今だからこそ、こういう作品が嬉しい。
遥を通して異国の情景を見せてもらうことで擬似体験もできてしまう。
ツアー客への対応に四苦八苦したり添乗員ならではの問題に直面しながらも、自分に何ができるか模索し続ける遥を応援したい。
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海外旅行の新米添乗員さんが主人公の物語。お客さんのわがままにどれだけ応えて、どれだけ突き放すか、本当に難しいさじ加減だと思う。自分は旅行といっても国内がせいぜいだけど、この本を読むと、ツアーでいろんな国を回ってみたいという気になる。コロナ禍だけど、旅に胸膨らませたくなる一冊。
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海外旅行の添乗員は遥の憧れの職業だった。晴れて希望が叶った遥の初めての添乗はアイスランドから始まった。世界各地を飛び回りお客様に寄り添いながら成長していく遥の物語。
海外の観光地や料理や雑学がちりばめられ、今すぐにでも旅行に行きたくなる。
接客業である添乗員に付きまとうクレームやトラブル、人との向き合い方、遥の心情の動きを上手く描かれている。
読めば海外旅行に行きたくなる、連作短篇集。添乗員遥のお仕事成長物語。
2020年コロナ禍も描かれ未曾有のパンデミックの中で遥の更なる成長を祈る。
★★★★✩ 4.0
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新米添乗員さんの海外旅行引率での話。
今まで添乗員さんって海外の様々な場所に行けておまけにお給料も貰えるなんていいなあ、と思っていたけれど見えない所の配慮が沢山あることを知りこれは大変だ、好きなことと仕事は違う、と感じた。
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海外旅行の新人添乗員として働く遥。
アイスランド、スロベキア、フランス、中国と様々なハプニングがありながらも、添乗員としての経験を積む遥だったが、2020年新型コロナウイルスが遥を襲う・・・
正直旅行が好きというだけで添乗員になった遥に対しては、「甘い」の一言に尽きる。
雨具の準備をしない、ロストバッゲージなど旅のトラブルなどいちいち落ち込んでいても始まらない。
お客様の文句にいちいち落ち込んでいても、仕事は務まらない。
自分が旅をした時に、いい添乗員さんに出会えて、憧れた言うけれど、添乗員は「旅」ではなく、「人」が好きでないと続けられない仕事である。
もし、この本を読んで、憧れる人がいたら、そこは理解してもらいたいと思った。
遥のような気持ちで添乗員になって、挫折していった若い子たちをたくさん見て来たから、このような作品のいい面だけを見ないで欲しいと思う。
そして、観光に携わると言うことは景気に左右されると言うこと。景気が悪くなったり、コロナのようなパンデミックが起きれば、あっという間に仕事がなくなる。
人々が平和で幸せでないと、観光は成り立たない。
遥と違い、観光の仕事に見切りを付けた自分が言う立場ではないかもしれないが、やはり、世界情勢も含めて、早く日常に戻り、世界中の人々がいろいろな世界を巡り、笑顔になれる日が来ることを、今はただ祈るしかない。
今の状況を考えれば、雨具のお金を出し渋るお客さんも、やたら自分の娘を卑下する父親も全然平和と思える。
文章自体はライトタッチだし、2時間もあれば読み終えてしまうような内容だけど、読み終えた後に、「もう1st Tripには戻れないかもしれない」と思うと、心が痛くなる。
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新米添乗員の話。海外旅行の添乗員はいつも海外旅行へ行けていいなぁと思っていたけれども、色々ワガママな客が多くて大変そう!特に老人になると、勝手な事ばかり言う。日本に住んでると、何でも自由に手に入る。海外へ行くとそれがわからないから、慣れてない人は添乗員へ文句を言うのだろう。常に気を配ってなきゃいけない、大変な仕事だと思う。
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海外旅行の添乗員の物語。
行ったことがない場所ばかりだったので、読みながらググりました。行けるようななったら、訪ねてみたいです。
添乗員あるあるですね。楽しく読めましたし、また添乗員さんのいる旅行がしたくなりました。
最後のお話は、今の時代を反映した話でしたが、読み終わって、何かパワーをもらいました。