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「死ぬまで、勉強」
この言葉は一生忘れない
最後の章で綴られていた
西さんの料理に対する想い
西さんの最後のことばに
思わず涙が出てしまった
料理を作ることを、食材を
それを食べてくれるお客さま一人一人を
とても大切にされていて
和食の最高峰と言われるほどすごくても
毎日反省して、もっと良くできたのではと
常に磨いて
勉強し続けていた
高級食材で作られた料理だけが
美味しいものではない
その食材の本当の良さを引き出すような
手間をかけた調理法と技術で
造られた逸品こそ…
人は、もう一歩も進めないと思うくらい
辛く苦しい時でも
お腹を満たせば、前を向くことができる
なんでもない日常でも
誰かと美味しいものを食べて
喜びを共有することができる
食べることは生きること
と良く言うけれど
ほんとうにそうだと思う
すごい…
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失われつつある、職人の世界の記録。
仕事論としても興味深い。
うずらの卵に2ミリの穴をあけて
爪楊枝で黄身を掻き出し、ほかの具を詰めるなど
手間暇こそ贅沢、という食の世界の価値観に度肝を抜かれた
筆者と西さんの距離感もとてもいい
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京味、結局行きたかったのに1度も行けなかったお店。
読み進めれば読み進めるほど、行きたかったなーと思う。