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シリーズ特別編の3巻。
今回はお天気屋のビビと封印屋のポーさんが主役。
2人のお茶会、それぞれの過去のお客さんの話と、おいしいお茶とお菓子。楽しそう。
十年屋さんにだけでなく、2人にも当然いろんなお客さんがいる。
ビビのお天気の取り換え、あれはちょっと意地悪ねw
クラの話は、なんだか切ない、というかやりきれない。
あんな扱いをされたら、そういう気持ちにもなってしまうよね。それを、人はやり過ごして生きていくのだけど、、、彼女にもいつか、救いがありますように。
ポーさんとツルさんのなれそめ、ほのぼのして微笑ましい。この先が楽しみ。
次はシリーズ本編かな。
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図書館に廣嶋玲子さんの新刊が入ったというから慌てて予約したら児童書だった。まぁ廣嶋玲子さんは児童書が多いからね。
お天気を操る魔法使い,お天気やのビビとお隣に住む封印屋のポーさんの,初めてのお茶会で,今までのお客さんの話をし合うお話。ビビが魔法使いになった経緯とか,ポーさんがツルさんを見初めたきっかけの話とか。
ちょっと困った人も出てくるが,それほどイライラしたりせずに読めるので精神衛生上良い。
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廣嶋玲子さんの小説は、妖怪系ファンタジーが多いと思うが、「銭天堂」シリーズは、小学校のみならず、中学でも特に一年生に人気がある。
「妖怪の子預かります」も中学校では人気がある。
今回、学校で「十年屋」の購入リクエストがあったのだが、まだ読んだことがなかったので、ネットギャリーで試読。
封印屋ポーとお天気屋ビビがお茶をしながら、それぞれが過去にあった魔法にまつわる経験談を交互に語る構成で、7つの物語が収められている。
魔法使いたちの風変わりな家々は、岡田淳さんの「こそあどの森」シリーズを思い出させる。
小学校中学年くらいから読めると思うが、中学生が読んでも充分楽しめる。
人間の弱さや悲しみを、魔法を通して見つめることで、ワンクッションおいて心の中に入ってくる感じがする。
150ページほどなので、長いお話が苦手な子でも読みやすいと思う。
2022.1.3
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【収録作品】プロローグ/1 魔法使いたちのお茶会/2 嫉妬の霧/3 嫌いな野菜/4 小さな池のお友達/5 臆病な心/6 閉じこめられた女の子/7 新しい家/エピローグ
「十年屋」シリーズ特別編。お天気屋のビビと封印屋のポーさんが交互にそれぞれの客の話をする。
2に出てくるカップルは、前作のセグロとネリ。6はビビが魔法使いになったときの話。7はポーさんが作り直し屋のツルさんに好意をもったいきさつ。
5の少女の成長した姿は痛ましいが、ビビは力強く肯定する。ありふれた善悪で割り切らない考え方は面白い。
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十年屋シリーズの他の魔法使い達のお話です。お天気屋のビビと封印屋のポーさんがお茶会を開きながら自分が関わった人間達の話をします。少し残酷な話もあれば優しい話もあるお勧めの本です。ビビの過去の話は意外でした。出てくる食べ物が美味しそうで食べたくなります。
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2巻に出てきたお天気屋さんビビと、封印屋のポーさんの楽しい茶飲み話。
しかして、そのお客さんとの思い出話は、どれも胸躍り心が震える物語ばかり。
魔法街の住人の、魔法使いとしての目覚め方の一つがここで分かります。面白い。
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は~(*^▽^*)楽しいお茶会だった♪封印屋のポーさん家に、お天気屋のビビちゃんがおよばれ(^^)カラシちゃんの手作りお菓子に二人のお仕事や過去の話、そして深まるお隣さんどうしの親睦(*^^*)でも言わないでも良いことはそのままに( ̄b ̄)シー
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まさかマダムゴーラの話がここででてくるとは!!!!!!
なかなか魔法使い同士が話し合う場面がなかったから、今作は今作でまた違う雰囲気がステキです。
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お天気屋ビビさんと封印屋ポーさんのお話し。ビビさんはイタズラが怖くてちょっと苦手だったんやけど、話してみるとお茶目さんに印象変わるから面白い。
ポーさんが意外と料理上手なことにも驚いた。マダムゴーラの生い立ちにも。
挿絵に描かれてたポーさんとツルさんの釣りシーンがめっちゃ可愛かった。