ミッドナイト・サン トワイライト エドワードの物語 下 みんなのレビュー

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中巻よりはラストスパートだったので、
読み進めやすかったです。

エドワードの思いも踏まえて、
改めてトワイライトを読みたくなりました。

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エドワードはいつも苦悩しているのだなと思った。
下巻はずっとエドワードの気持ちに乗っ取られて、こちらもハラハラした。
ベラ視点だと見えてこない、吸血鬼の生態が事細かに描かれている。
そのことがベラ側の本編への解像度を上げる役割をしていて本当に嬉しい。
どんなに思慮深く、相手のことも深く思い合っていても、二人の間で通じ合いきれない部分があるという当たり前のことをあらためて知れた。
思わずベラの幸せを願ってしまう本編に対して、エドワードの苦しみの解放を願ってしまう今作。
本編を読み返すのが楽しみになった。
トワイライト最高！

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ぼくはベラの血に染めあげられていた─―カレン一族の正体を知ってもなお引き下がらないベラ。エドワードが葛藤しつつも彼女との愛を深めていくなか、残忍なヴァンパイアがベラを狙う。血まみれになったベラを、みずからの本能に抗いながらも救おうとするエドワード。終わりのない苦悩の果てに彼がたどり着いたのは・・・。

結末は知っているのに、終盤の追走シーンはハラハラしました。そしてエドワードとアリスの連携プレーの素晴らしさを実感するとともに、本編を読んでいた時は分からなかったカレン一家みんなの気持ちがよく分かる。エドワードの焦燥感が伝わってきてつらい場面も多かったです。本編4巻の別れはベラ視点だとすごく唐突に思えた（ジャスパーのことが引き金だったのかなと思っていた。それもあるとは思うけれど、その前にエドワードがここまで覚悟を決めていたとは知らなかった）ので、裏側が分かって納得しました。ハッピーエンドのはずだったけれど、あと少しで愛する人の命を奪うかもしれなかったエドワードにとっては、決してそうは考えられなかったんだな。

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小説を読んで、映画が忠実にエドワードの内面を表現していたことが分かった。
エドワードのベラへの想いや葛藤が良くわかり、とても楽しめた。

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上・中巻はなかなか読み進められなかったけど、下巻は急展開があるのでスラスラと読めた。

エドワード視点で読めるトワイライトは最高。
ベラへの想いが熱くて、ベラを想うあまりの葛藤と苦悩がなにより切ない。