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今日しないことは、明日もしない。今日のうちに何らか手を付ける。5分だけやってみる。行動すればドーパミンが出る。
fabulous。日課を習慣化するアプリ
人は怠け者であることを前提に、仕組化、習慣化する。
俳優になって、理想の自分になりつつある映画をを演じる。
「召使いにまかせとけ」= 生活は、自分が召使いとなって、淡々と片づける。
自分を鳥瞰する。=自分を切り離す。
ジョハリの窓
選択理論(グラッサー博士)
ストックデールの逆説=結末については確信しながらも、日々は楽観しない。最後は必ず勝つと信じつつ、日々の現実は直視する。=誤った楽観主義を捨てる。
過去の経験とかけ離れたポジティブな空想だけでは実現しない、どころか実行に必要なエネルギーをなくしてしまう。
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自分を無理なく行動するためのメソッドが多数。
以下は一例です。
いかに楽をするかを考える
人は基本的に怠け者で、努力を嫌う。
そのために「行動抵抗力」が低いことを大事
behavioral resistance
目標を達成するために行わなければならない行動を不快に感じ、抵抗感を感じる程度
「やりたくない」気持ち
背フルコントロールの短会人は、抵抗のレベルが低い、
つまり、行動をやりたくない度合いが低い結果、行動の任度や量が高くなる
ジムに通い続ける人は、その人が頑張って通っているのではなく、
ジムに行くことがそんなに苦痛ではない、ということ。
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わかりやすくサクッと読めた。
人は基本的には、余計なことをしたくない生き物であり、変化を嫌い、習慣になっていないことをやりたくない。この怠け者たちが、習慣になっていないことで、わざわざ新たに動くのは、快楽が得られそうな場合か苦痛を避けようとする場合と言われる。
●なるべく楽な方法、努力を要しない方法、やりやすい方法を考える。着手しづらい場合は、まず情報収集に着手する。
●面倒な事は自分の中の召使いに頼もう。
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これからますます重要性が高まる、セルフコントロールの重要性とその方法を学べる本です。
コロナ禍は、リモートワークや副業、起業などの動きを加速させましたが、そんな中で、1人で仕事をする機会が増えてきています。
これまで他人に頼っていた管理方法を、自己管理に改める必要性が増える中で、そのやり方がわからず戸惑う方も多いかもしれません。
現状維持、ラクをしたいという人間(の脳)の前提を踏まえ、どうしていけば無理なくセルフマネジメントができるかを教えてくれています。
タイムマネジメントや怒りのマネジメントなど、ビジネス以外でも使えることが紹介されており、多くの方が新たな気づきを得られる1冊ではないでしょうか。
【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】
「人は怠け者であることを前提に、自分ができるだけやりやすい方法で、なるべく早めに、とりあえず動いてみるのがポイント。動きやすい仕掛け、仕組みを考え、習慣化してしまうと楽。やる気が出るまで待つのは意味がなく、出ても、難しい方法だと行動しないし、しても挫けがち。」
「読めない時代には、自分の目的や姿勢は明確にしながらも、相手(対象)や環境を冷静かつ客観的に観察して、状況を判断し、臨機応変に対応するしかない。結局どうありたいのか、どうしたいのか、自分に関することは、自分で決めて行動するのが確実。自分の今後は自分のコントロール下にある。」
「時々立ち止まって、自分のあり方、今後どうしていくのかを考えてみる。①これまでを振り返り、自分らしさ、こだわりポイントを知る、②目的地を決めてルートを決める、という2つの要素があり、順番はどちらからでもよく、どちらかだけでもよい。考えつかない場合は、『好ましいか』で決めてみる。」
→まずは、現状を理解する。そこに対して、自分ができることをやっていく。そのやり方は、どの方法が絶対的に正しいということはあまりないようです。やる気が出ない状況であれば、まずそうであることを自己認識するだけでも、その後の展開が違います。
【もう少し詳しい内容の覚え書き】
・セルフマネジメントは、アリとキリギリスのアリになることではない。アリ的な行動は必要だが、夏、ヴァイオリンを弾き、歌を歌う、キリギリスの楽しい気持ちのほうがうまくいく。とくに強制力がない案件の場合、「気持ち」「気分」「感情」に左右されるといっても過言ではない。
○怠け心は想定範囲内
・人は、将来的なメリット、デメリットよりも、今を優先する。新たに努力を要することは、なかなか始めたがらない。なので、行動抵抗性(やりたくない気持ち、ハードル)を低くする必要がある。
・溜めると面倒になりそうなことは、早い段階で着手したほうがよいが、動かないとやる気は出ない。とりあえず始めてやる気を出す。ルーティンを取り入れ、スイッチを入れる方法も考える。タスクは随時データ化し、現状と変化を把握し、アラームを鳴らし、行動につなげる。
・人は怠け者であることを前提に、自分ができるだけやりやすい方法で、なるべく早めに、とりあえず動いてみるのがポイン��。動きやすい仕掛け、仕組みを考え、習慣化してしまうと楽。やる気が出るまで待つのは意味がなく、出ても、難しい方法だと行動しないし、しても挫けがち。
○タスクをゲーム化する
・人がゲームにハマる性質を、ゲーム以外に活用した「ゲーミフィケーション」という手法がある。ビジネスや学習、医療・健康、その他の分野にゲームの考え方、メカニズムを取り入れ、人々のモチベーションを高め、行動につなげる。「キリギリス」の気分で「アリ」の行動をするのは、「フロー」体験にもつながる。
・自分やチームのタスク設定時に、ゴール、やること、状況、勝敗を明確にする、やることが難しすぎず自分でコントロールできる、すぐに反応が返ってくる、何度でもやり直せる、達成感などポジティブな感情を得られるようにする、といったことを意識してみる。
○タイムマネジメントのコツ
・タイムマネジメントの目的は、「やらなければいけないこと」を効率的にやる、「やったほうがよいこと」「やりたいこと」が十分にできるようにすること。「やらなくてもよいこと」に時間を取られ、他の時間が少なくなるのを防ぐこととも言える。
・始める前の設計が出来上がりを左右する。仕事の目的と出来上がりイメージの明確化、よりよい手順を考えるためのタスクブレイクダウン、段階ごとの〆切を設定する進行表作成、といったことが重要。求められるアウトプットに合わせ、適切な方法、段取りで作業する。
・実行中は進行管理が大事。進行表に従い、集中する。関係者と密にコミュニケーションを取る。ブレイン、協力者をつくっておく。
・終了後は振り返り、改善する。お手本になる人のやり方を研究し、自分用にアレンジする。他の人の方法も参考にすると、自分では思いつかなかったアイデアが得られたりする。
○心をマネジメントする
・「心」は「感情」と似た言葉だが、感情よりも幅が広く、意味が違う。感情や行動は、理性でコントロールできる。
・自分の「心」をモニタリング(観察)し、マネジメントできれば、日々さまざまな出来事が起こる中で不安や心配になったり、腹立たしかったり、悲しかったり、がっかりしても、その感情にとらわれずに済む。「客観的に」行うのがポイント。人のことだと客観的に見ることができる。
・空から目線、王様の目線、社長の目線で考えてみる、ぬいぐるみを2つ用意し、自分のモニタリング役と、そのぬいぐるみをモニタリングする役に分けて考えることを試してみる、理想の人がコーチだったらどう声をかけてくれるか考える、理想の人を演じてみる、面倒なことを召使いの自分にお金を払って依頼してみる、大局的な「上から目線」で物事を捉えてみるなどの方法で、いつもの自分の目線から切り離してみる。
○怒りをマネジメントする
・①許せるゾーン、②まぁ許せるゾーン、③許せないゾーンを三重丸でイメージし、腹が立ったことをどのゾーンに入れるか考えてみる。①は自分にとって理想的な状態、大切なことは、②に入れなくてもいいが、②と③の境界線を一定にして、その基準は関係者に伝え、コンセンサスをとる。
・怒りは自分の「普通」「べき」が否定されたときに生まれるが、「普通」はみんな違��。「違い」を前提に伝え合ったほうがよい。思い通りにならないことでも生まれるので、「事実」「主観」「客観」を分け、「事実」なら「意図」を聞き、3つのゾーンで思考をコントロールする。人生は「ハードモード」より「イージーモード」の発想のほうが生きやすい。怒りを感じた時もモニタリングが有効なので、「理性」と「客観」で、冷静さを取り戻す。
○何が起きても自分らしく
・読めない時代には、自分の目的や姿勢は明確にしながらも、相手(対象)や環境を冷静かつ客観的に観察して、状況を判断し、臨機応変に対応するしかない。結局どうありたいのか、どうしたいのか、自分に関することは、自分で決めて行動するのが確実。自分の今後は自分のコントロール下にある。
・時々立ち止まって、自分のあり方、今後どうしていくのかを考えてみる。①これまでを振り返り、自分らしさ、こだわりポイントを知る、②目的地を決めてルートを決める、という2つの要素があり、順番はどちらからでもよく、どちらかだけでもよい。考えつかない場合は、「好ましいか」で決めてみる。
・「減点方式」は「問題回避型」に、「加点方式」は「目的思考型」につながりがち。一人の中にどちらもあり、基本的にはケースにより使い分けてよいが、どちらかに偏っている時は、もう1つの方を意識できるとよい。
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【感想】
平易な言葉で書かれているので読みやすい。特に気づきになったポイントは1つ、「行動抵抗性」という言葉。平たく言えば「やりたくなさ」。いろいろなやるべきことの行動抵抗性をどのように限りなく低くするかが、セルフマネジメントだと受け取った。これには非常に共感する。難しいタスクを目の前にすると高い行動抵抗性を覚えてしまうが、頭を使い、タスクを細切れし全てクリアすれば自ずと難しいと思われたタスクもクリアできている状況を作ることができれば、行動抵抗性は限りなく低くなる。この考え方は常に持っておきたい。