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上流=upstream
読むまでは階級の話かと思っていた…
そもそものところを考えることが大事だが、起きたことに対しての反応・対症に労力を割いている人が多い
判断を間違えたから貧乏なのではなく、貧乏だから判断を間違える…納得
ちょっとお金が必要になったときにすぐ借りれるという広告も見かけるが、そもそもちょっとのお金くらい用意できている…そういう環境を整えられない人が多い方が問題
収入・金融リテラシー・政治…決定的な要因を決められないのも上流特有の問題なのか
マクロはミクロから始まる…常に問題と向き合っているから理解できるというのは、本質だと思う
持
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問題は小さいうちにつぶしておく、そして究極は問題を生じない状況すること。これが本書のテーマです!すべての人がこの考え方をすれば、今認識されている問題はきっと解消できると確信できる1冊です。
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問題に事後的に対処するのではなく、未然に防ごうとする上流のかんがえかたをまとめて本。
問題盲、当事者意識の欠如、トンネリングの3つの障害を乗り越えて7つの質問に答える事で対応すれば良いと。考え方はその通りだと思うので継続して実践して行くのみであるが、会社では問題を発生させない上流での対応をしても評価されにくく、問題が発生した後にバタバタしながら解決した方が頑張ったと評価されがちなのが非常に気になる。各個人だけでなく、組織としての評価についても上流思考に対する対応が必要だと思います。
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盲目的に生きていると見えてこない物事の考え方。
漠然と感じるもやもやの正体は、下流思考で、場当たり/その場凌ぎの対応に対するものなのかも、と思った。
何か特別な才能や地位の人にのみ許された思考法ではなく、凡人でも日常でもちょっと心構えを大きくするだけで、取り入れられそう。
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仕事柄予防的な視点で思考するので入りやすかった。
本質的な問題を解決することが重要。目標をすり替えない。それにより、異なる評価がされることがあることから目標や使命を取り違えない。
その本質的な問題を解決するために自分事と捉えて予防的視点で取り組む。
節約の発想ではない。事後対策でやった方がリーズナブルだとしても、上流思考では事後対策は選択されない。
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問題解決のためにチームに最高の仕事をさせるには?
以下の精度を高めるだけ。
・目的の合意
・明確な目標
・リアルタイムで相互に進捗確認
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問題が起きる前にどうしたらいいのか?を考えるための道筋となる本。
行き当たりばったりな枝葉の解決か、
根本的な事前の解決か。
後者のほうがいいのだろうが、それにはいくつかの要素と努力がいるわけで、それをこの本は示唆している。
起こることを各々が全責任を負う当事者として考えてみる、というのはとても興味深い考えだった。
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問題の早期発見、未然防止、早期検知、するためには根本から上流から考えていかないといけない。仕事でも日常生活でも当てはまることだ。問題盲、てこの支点、当事者意識の欠如、トンネリング等意識すべきポイントは多い。この本は問題解決の本だと感じた。
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お客様の手元で問題が発生した場合、下流でその都度対処するよりも、その問題の根本原因を生み出している上流で解決する方が良い。
理屈ではわかっていてもなかなか実行されないこの話について、理由や方法論が緻密に言語化されているのが本書の特徴である。
なぜ上流で問題が解決されないのか?「そもそも問題を自分ごととして捉えていない」「問題を解決する動機やメリットがない」「他の問題よりも優先順位が劣後してしまう」というのが著者の言う原因だが、UXの下流に身を置くものとしては逐一納得できる内容となっている。
そこにメスを入れるには何が必要なのか、、、これからさらに上流に働きかけようと考えたとき、この本は非常に参考になる。もちろん、直接的な言及がないところもあり、言及があったとしても自分の組織で改めて解決法を考える必要はあるものの、羅針盤として今後もことあるごとに紐解くに違いない。
本書は、まちがいなく「はやく読んでおけばよかった」本の一つである。
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問題が起こったときに、対処法を考えるけれども、それが起こる前に、どうするべきかを具体的に議論するのは非常に難しい。
問題解決は、ときにアピールの場として、広く称賛されるものの、「問題点を発見し、事前に予防した」ことに対しては、場合によっては、誰も気づくことなく見過ごされることが多い。
予防策を考えることの重要性はわかっているのだけれども、この評価されないジレンマと、そもそも起こりうる問題点がわからない場合、どうすればいいのか。
それらの解決策へのヒントがこの本には散りばめられている。
この本を読んでいて、最も衝撃を受けた箇所は、P198『上流介入に関する最も深いかつ最も有害な考えは、「予防のための取り組みは節約にならなければ行う意味がない」と言う決めつけだ』。
コスパの良さ、問題の予防策が、問題発生後にかかる費用より少ないから、選ぶべきだ、という考え方は、無意味でなくとも、ときに正しくない場合がある。そして、これもまた、予防策を講じない理由の一つになってしまうのだ。
この本は、章立てが優れており、また最後にサマリーがついているので、読後も、目次とサマリーを見れば、なんとなく思い出すことができる点で、非常に読者に沿った設計であると言える。
こうした本は、どうしてもなるほどおもしろかった!といって、行動に移さないことが多いので、自分の「問題盲」について考えてみることからはじめようと思います。
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その場しのぎの対処よりも、その問題が起きないようにすることが大事だということは、経験則からわかっていた。ただ、多くの実践例とデータによりそれを裏付けてくれた本には始めて出会ったかもしれない。有事に助けてくれた人は確かにヒーローだが、有事を起こさなかった人は誰にも賞賛されない。不条理に思えるが、自分は上流思考に則り行動していきたい。
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上流思考の考え方は非常に重要なことはわかるが、実践が難しい。本書は上流活動の障壁となる3つの障害と検討すべき7つのことを射抜いており、取り組み方の参考になる。
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問題が起きる前に未然に防ぐ、現在の状況に課題を見つけることの重要性、方法が解かれている。
特に問題が常態化すると目に見えなくなるという言葉はまさしくその通りだと思った。旧態依然としたプロセスに新人が新しい目で、どうしてこうしているのか?と聞いた時から改善が始まるのはよく耳にするストーリーだと思う。
メモ代わりに本書に記載されいる七つのポイントを下記に記載する。
ポイント
1.しかるべき人たちをまとめるには?
2.システムを変えるにはどうしたらいいか。
3.テコの視点はどこにあるか
4.問題の早期警報を得るには?
5.成否を正しく測定するには?
6.害を及ばさないためには?
7.誰が起こっていないことのためにお金を払うのか?
乗り越えるべき課題
1.トンネリング
今は対処できない(目の前の問題しか見えなくなる)
2.当事者意識の欠如
それを解決するのは自分ではない
3.問題盲
問題は見えるが仕方がない。
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202202 Switchなどの以前の著書ほどの感銘はなかったが上流で対処することの大事さが丁寧に多くの事例とともに書かれていて刺激になる。
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途中から”斜め読み”になってしまいました。
対処療法ではなく根本治療しましょう、みたいな、しごく当たり前の話を、いくつかの事例で検証したもの。
でも、やっぱり、”刹那的達成感”に支配されてしまうんだよなあ、現場は。