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渡辺てる子の放浪記 もう悔しくて悲しくて、怒ってんだ私は! みんなのレビュー
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紙の本
てる子氏の半生・社会への言葉
2021/12/05 15:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:犬いちご - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半ではてる子氏の半生が描かれる。
●シングルマザーの現実(低賃金な不安定雇用から抜け出せない)
●派遣社員が置かれた現実(低時給、交通費無し、退職金なし、17年間も人並以上に働いたのにあっけなく切られる)
後半では自身の苦難の人生を元に、繊細で鋭い目線で社会の病理を表現する
●なぜ人々は弱者を嫌悪するのか?
●イデオローグ不在の時代
そして、てる子氏はそれらを「ひどいよね、でも私は違う」とは終わらせない。
分かりやすい言葉でお金を儲けることが良しとされる社会に対し、見つめる作業を丁寧にすることで対抗して変えていこうとするてる子氏。
彼女に国政の場に行ってほしい。
そして、私達一人一人も彼女のようになれるのではないだろうか?
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