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マーケティングの今を説く。今の時代のマーケティングは自社の利益を考えるばかりではなく、人々を社会を地球をよくする視点が重要だと。海外の自分の知らないブランドを数多く取り上げていて、こんな試みを日本でやったらいいのに、とか思う。この時代のマーケティングには「勇気と優しさ」が必要だと説く著者には共感。
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マーケテイングとは、未来への約束を守ること:
Fentyの衝擊
今、未来への約束が問われている
価値観が多極化する中で、いかに共感されるか
ユ—ザ— 一人ひとりが'「主人公」になる時代
「みんなが使ってる」よリも「私が推せる」方が大事
マニフェストのよぅに未来を語れ
物語によって、商品の価値は変わる
「正しさ」よりも、ユニークさと個性が共感を集める
世界を変えるテックこそ、「現実」を語れ
世界のマーケタ—は、今何を考えているのか?
なぜ、日本企業はスト—リーテリングが苦手なのか?
世界的な消費者インサイトを読み解く:
世界の消費者の40%が、Z世代
孤独が社会的問題になっている
友達リストを整理する勇気がありますか?
出会いやすい時代だからこそ、恋愛は難しい
みんなお金に悩んで、病んでいる
「クソリブ」と「炎上」のSNSがもたらしたもの
セルフケアは、生活の儀式でありカルチャ—のひとつになっている
「明日会社に行きたくない」それ、バーンアウトかもしれません-
スピリチュアルが、セルフケアのコアになリつつある
弱さは強さ、強さは弱さ
多様に見えて、多数なだけの罠に気をつけろ
コミュニケーション・エンゲージメントの潮流:
コミュニティ・安心できる居場所を提供できるか
デジタルキヤンプファイアー・誰からも否定されない場所を求めて
Domestic Cozy・家の中でほっこリする時間が求められている
メタパース/マルチパ—ス・ゲーム空間は、新たな社会になれるか
カルチャー・企業と顧客の新たな関わり方とは?
エンタープレイゼーション・オブ・ザ・コンシューマー・自分で自分のブランドをつくる
エフェメラルマーケティング・限定販売で、ネツト上に行列をつくる
Winner includes all・独り占めの強さから、耳を傾ける優しさへ
格差と嫌儲・消費で、未来をつくろうとする人たち
教育・プロモーションよリも、エデュケーションを
ダイバーシティ・異なる視点が混ざり、生まれるクリエイテイブ
ウェルネス・チーフメデイカルオフイサ—の登場
社会的処方箋・ソリユーシヨンを超えて、入を癒せるか
信念と勇気と優しさが支持される時代へ
デジタルは、偶然性を生み出せるか?
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企業は、生活者に対して未来への約束を通じて、1人1人に共感出来る機会、サポートが出来るのか。
1人1人の価値観を引き出し、ストーリーテリングを通じてパーパスを持ちブランディングを行う。
それを意思を持ってが出来るのがマーケターの醍醐味と説く。
消費や購入を通じて企業に投票し、未来を変えられると感じる世代との共創により、社会貢献、社会に還元する事がこれからのマーケターに求められる世界になる。
ファンを増やす為に、ユーザーとブランドの間にカルチャーを組み合わせ、企業は接点を見つけ共感を生み出せるのか。
マーケターとして1人1人と対話し、前向きにかつ寄り添う姿勢で取り組もう、さぁ留まらず外に出よう。
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今の仕事に重ねて読んだ。
複雑な世の中だけど求められるものはシンプル。
考えれば考えるほど複雑になっていくけど、シンプルに立ち返るにはどうすればいいんだろう?
商品をカルチャーに溶け込ませるのはなるほどと思った。
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「マーケターの視座を上げる」
平均的なトレンドが消失し、生活者が日々抱える矛盾や葛藤が複雑化・深刻化する現代。
世界のマーケターは環境や、社会的包摂、教育、人々のメンタルヘルスに対して、今何ができるかを真剣に考えている。
これらに真摯に向き合いながら等身大な夢を描き、未来への期待を物語る(ストーリーテリング)ことこそが、人々への理解を深め、納得性を高め、共感させることである。
そしてそのストーリーテリングを生み出す上でのヒントの数々が海外事例を参考に散りばめられた一冊。
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マーケティングに興味を持ち始めてた私には非常に面白かった。
マーケティングの勉強を進めて、現代の市場や企業・ブランドのトレンドに敏感になるようにしていきたい。
誰もが知っている有名ブランドから、コアなブランドまでわかりやすく事例と共に、マーケティングを語ってくれる。マーケティングに興味がない人も楽しめる一冊。
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個に焦点を当てた企業ブランディング
ものづくりではなく、「ものがたり」
ストーリーテラーに人は共感する
過去、現在ではなく、ぶれない将来を語ること
企業として「未来への約束が問われている」
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マーケティングとは信念がなく売れるものを売るだけなのだと思っていたけれど、この本を読んで認識が180度変わった。
メンタルヘルスの重要性から多様性、政治的思想や哲学的考察、文化理解など多岐にわたる知識を必要とするハイレベルな知的な営為なのだと知った。
そういった数多くの思想や知識が交錯して、複雑に物事が絡んでいるからこそ、マーケティングにもパーパスが必要なのだと。
そう考えると、今の時代を読み、何が売れるかだけでなく、何が人々の心を真にに掴むのか?
表面上のニーズではなく、真のニーズを掴む力が必要になってくる。
これはマーケティングに関わらず全ての人にとって大切な考え方だと思う。
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多様性が増しているようで実はただ「多数性」が増しているだけ、という言説は面白い。
思い当たる節が多々有る気がする。
また、マッチングアプリのように選択肢が増えたようで実は結婚相手を決めきれなくなって不自由になっていることや、SNSで沢山の人と繋がっているようで実は繋がっていないことも可視化されてかえって孤独感を感じるようになったなど、鋭い洞察が多かった。
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日本と海外じゃ考え方の基盤や国民性が異なるため、「これは真似できないな」と思うものがありつつも、いずれは日本もこんな形になっていくのだろうかと期待を煽るような事象が紹介されていた。
まあ現状日本が先進国と言われながらも海外先進国とはズレていることを実感して、悔しいとも思ってしまうんだけれども。
共感したからお金を払いたいとか、SNSで人と繋がろうとするほど孤独であると気がつくとか、企業は物を提供するだけでなく一緒に成長する場も提供した方が良いとか、見せかけのストーリーでなくその企業ならではの心に響くストーリーが重視されるとか、総じて私の価値観やアイデアの幅を広げてくれるような本だった。
マーケティングがテーマとはいいつつも、全てのビジネスマンにとって新たな発想を生むきっかけになってくれるような本。
時間短縮のために太字部分を中心に手早く読んだから、またじっくり読みたいな。
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時代の変化と共に、外部環境の変化から、特に人の心の変化が大きい、これまでのマーケティング理論通りの考え方ではモノが売れない、今の時代の人、これからの時代の人がどんな価値観を持っているのか、というのをよく考える必要がある。この本には、そんな世の中で、人の心に寄り添ったさまざまなマーケティング事例が紹介されており、参考になる。
世界のマーケターは、今、環境や社会、教育、メンタルヘルスなどに対して何ができるかを考えている。市場や経済だけを考えるのではなくなっている。
学びメモ
・企業の経営者の思想や発言、製造プロセス、従業員の振る舞い自体が問われるようになっている
・企業がブランドや戦略を語るときには、いかに誠意を持って活動していくのか、ユーザーに理解や共感をしてもらう、ストーリーテリングが必要。未来を語ることが大事。物語には人々の理解を深め、納得性を高め、共感させる効果がある。よくできたストーリーを聞くと企業として進むべき方向がわかる。どこへ向かうかがわかれば、その会社で働く社員も、自分達が今取り組んでいることが何につながるのかを理解し、意義を持つことができる。結果モチベートすることにつながる。それはその会社でしか語れないユニークなものでないと意味がない。
・企業はどのように売ろうとしているのか、ブランドのストーリーや、プロセスなどの具体的な行動も問われている、また、未来への約束が本気でできているかという姿勢も問われている
・平均的なトレンドの需要はない、今の人々は暮らし方も年収も趣味も仕事内容もみんなバラバラ
・認知度ではなく、社会や環境に対してどのような取り組みを行っているかのファクトと、それに基づいたブランドプロミスが求められている
・孤独が社会的課題となっている、これは高齢者だけでなくZ世代の問題でもある、また、人が病気になる原因の40%は社会経済的な要因が占めると言われている。そういった人の心に寄り添う施策、例えば、安心できるコミュニティを運営していることが、ブランドの信頼獲得につながる
・カルチャーは企業のブランド活動を考える上で大事になる、カルチャーを媒介とすることで共感を生みファンを作ることにつながる(企業→カルチャー→ファン)
いくつか心に残った事例メモ
・ビューティーは、セレブリティが使っているもの、ではなく、その人自身の中に本来ある魅力を引き出すものに価値が変わってきている
・アパレル製造プラットフォーム
・ゲームを自分で作って販売できるプラットフォーム
・スニーカー取引サイトで売買できるプラットフォーム
・ネットフリックスは組織自体がマーケティング戦略になっている、多様なコンテンツを制作しているのは採用や人事制度によるもの。女性従業員比率、多国籍人種の採用など。コンテンツ戦略が人事戦略に直結している。
・医者が出す処方箋の中身が薬以外の、食事や散歩、文化に触れるような提案などの社会的処方を行うケースが増えてきている
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訳あってただいまマーケティングデトックス中だけど、本当に必要なのはノウハウよりもこれくらいの視点なのではないかと思い、半年寝かせていたこの本を読みたくなりました。
「なぜ日本企業はストーリーテリングが苦手なのか」
のコラムがなるほどな内容で、
ジェフ・ベゾスさんがカズオ・イシグロの小説を読んで起業を志したとか、
ぐっと来ます。
人の心を動かす云々の前に、自分が感動できる人でありたいです
観て良かった映画の原作でも良いので、まずは私も、もっと文学作品を楽しもうと思いました。
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世界のマーケターは今何を考えているのか
メモが消えてしまったので殴り書き。
この本では現在の市場の変化から今のマーケティングのあり方を提示を柔らかく行なっていた。
現在の市場はYouTube、ネットフリックスなどコンテンツが多様化したようにいわゆる平均的なマスが薄れ,個人に見せる考え方が重要になっている。個人をどうブランドビジョンとブランドの事業に共感させるかなどだ。また社会問題についても取り上げていた。
SNSによって人とのつながりが鮮明に可視化されたことによって,つながっていないことへの孤独が感じやすくなっている。元来集団で行動していた人間にとって阻害はストレスを感じやすいものだ。これらの要因から若者のメンタルヘルスに問題が生まれている。そういった世界であるからこそ、空港のように混雑し、いつ誰と肩がぶつかるかわからないsnsが普及した今だからこそ、安全で穏やかな空間に需要が生まれているそうだ。サウナ,シーシャ,キャンプなどがそれに当たる。もしかしたら今後メタバースでそういった空間が生まれる可能性もあるだろう。
そういった社会の中で組織の人材に多様さは不可欠だろう。先に触れたように,平均的なマスが壊れかけている今,異なる視点が混ざり、生まれるクリエイティブが必要だ。これが優れたアイデアを生み出すことにつながる。ネットフリックスが多様なコンテンツを生めるのは、人種,性別,障害の有無などの垣根を超えた人材がいるからこそだ。ニトリが取り組んだ障害者への視点を車椅子生活の障害者ではなく,長時間座ることへの有識者として扱うという話は、関心し、視点を変えることによるメリットを感じた。
長くなったが,多様さが認められるべき論理が分かりやすく,終始納得感を覚える本であった。メンタルヘルスへの課題について個人的に感じていたが,一般化され、対応すべき問題として扱われるほどだとは知らず、学びになった。メンタルヘルスには、セロトニンなどの分泌に関わることから乳酸菌による腸活が勧められているなどの雑学的な学びもあり,とても満足感のある一冊であった。
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マーケティングとは
未来への約束を守る事
営業も同じだが数字だけではなく
裏側の現場感、肌感の両方が必要。