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共感する内容ではあったが、展開がありきたりで登場人物各々の印象が薄い。万年筆の知識は満載だったが、ストーリーとのバランスがイマイチでした。
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万年筆の専門店と、ひと生き方のお話。
万年筆、私は大好きで、大学時代はバリバリ使ってたんですが、逆に今は使わなくなってしまいましたね。
インクの乾きが若干遅いなと思うことがあって、待つのが面倒になって。
でも読んでいたらまた使いたいなと思いました。
腱鞘炎になりにくいっていうのは初耳。
赤インク入れて使いたい。
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若者向けの本。就活がうまくいかない、一歩を踏み出せない。神戸の町の雰囲気と悩み多き人生の肯定感が癒し。
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本屋さんで何となく目に留まって、パラパラと読んでみると「内定」とか「面接」って言葉が目に入って惹きつけられました。
私は主人公と同じく、就活が上手くいかなかったからこそ読みたいと思いました。
結末は、正直そんな上手いこといくかい!と思ってしまいましたが、自分の好きなことやしたいことを見つけることで表情が変わり、運の流れも変わる。自分が変わりたいと思わなければ、運も微笑まないという点に共感しました。
私も、特にここで働きたいとは思わない会社を受けるときと、この仕事に興味があると思って受けるときで、面接練習をしてくださる先生から表情が違うと言われました。
自分では意識していませんでしたが、自然と出ているのかも。
一見、自分が望むものと直結しないようなことでも、いつかは何かに繋がるかもしれないし、運とか言うけれど結局は自分次第だなと思いました。
人生を変えたいと思う人に、初めの一歩を踏み出すきっかけをくれるような場所。
悩みながらも、遠回りかもしれなくても、とにかく何か行動してみよう。自分の気持ちを素直に表現してみようと思えました。
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読み終わったら『万年筆買いに行こう!』って気持ちになる本
万年筆オーナー達の悩みや躓きに調整士冬木が、万年筆を通して気付きを与えていく
そして就活崖っぷちの女子大生、砂羽
彼女が少しずつ成長していく物語
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就職活動中の大学生・砂羽は、ある日、偶然のぞいたペンフェアで「あなたの人生が変わります 万年筆よろず相談」と書かれた奇妙な看板を見つける。
看板の店の名は「メディコ・ペンナ」。
ぶっきらぼうな店主が営む、万年筆の補修と販売の専門店だった。
「人生が変わる」という言葉に興味を持った砂羽は、友人とともに店を訪れるが……。
就活に悩みつつ「メディコ・ペンナ」でバイトすることになった大学生と、小説家デビューのチャンスが巡ってくるもイマイチ書きあぐねている新聞記者。二人の女性の視点で、物語が展開していく。
万年筆×神戸という、わりと身近なテーマが取っつきやすく楽しめた。
「神戸インク」で有名な「N(ナガサワ)文具センター」などもチラッと登場する。
万年筆で「人生が変わる」というのは、さすがに大げさだし、作中でもそこまで劇的なことが起こるわけではない。
ただ、それなりに長く傍に置いて使う道具だけに、時に重荷になったり、時に気持ちを切り替えるスイッチになったりと、人の心を反映していくあたりが、まさに「万年」筆といったところか。
読むと新しい万年筆が買いたくなるので、沼にハマりやすい人はご注意。
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図書館の新刊コーナーで見つけてジャケ読み(^^)目次から好き!1ページ目から好き!!
ほっこりするお話しを待っていました。
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インクの香りが感じられ、インクの色が浮かんでくる
ずっと使っていなかった万年筆を探してしまいました
滞っている気持ちを、そっと後押ししてくれるお話
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神戸に行った時に店に行ってみました。
お店の人とも話をしました。
何だか小説の中に入り込んだような気がしました。
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神戸と万年筆の雰囲気がおしゃれな小説。
万年筆という道具を介して、人生や悩みに寄り添う店主が素敵でした。
万年筆が大好きなので、作品内に出てくる様々な万年筆も気になったし、ちょこちょこ扱い方の豆知識なんかも出てきて楽しめた。
書くもの、思考を深めるものとして自分に合う万年筆に出会うのは幸せなことなんだと思う。私も選定してもらいたいな。
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「万年筆好き」+「読書好き」=『メディコ・ペンナ』を読むべき。
こんな方程式で表されそうな作品だ。
神戸にある万年筆専門店を舞台に、そのお店と万年筆に関わり合うことで、登場人物たちの人生が好転していくというストーリー。主人公は、就職活動中の大学4年生の女子。全然内定がもらえずに、困り果てている。そんな時に偶然に見かけた万年筆専門店のキャッチコピー「万年筆には人の生き方を変える力があります。あなたの人生を変えてみませんか?」に惹かれてアルバイトをすることに・・・。
本当に、みんなが万年筆と「メディコ・ペンナ」に関わることで、少しずつ幸せになっていくことにもホッコリするが、いろんな万年筆が登場してくるので嬉しくなったり欲しくなったり。
ところで、「メディコ・ペンナ」とはイタリア語でペンのお医者さんという意味。
実際にこんなお店があれば行ってみたいと思っていたら、本当に神戸にある「Pen and Message」というお店をモデルに書かれているとか。いつかまた神戸に行く機会があったら絶対立ち寄ってみたい!
最後に、「メディコ・ペンナ」の開業に至った経緯も、取引先からちょっとだけ明かされ、秘密主義の店主の過去もわかりかけた。できるのならば、「メディコ・ペンナ2」でその当たりを書いてもらえることに期待したい。