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アメリカでは高校生から経済学に触れていると言う。
どんな教科書なのだろうかと思って読んでみると、自分が大学生時代に学んでいた経済学の教科書の内容そのままというところに驚きました。
需要と供給・公共財などのミクロ経済学やインフレーションや投資、金融資産などのマクロ経済学の枠組みなども載っていて高校時代に読んでいれば大学へ入る際の予習になったかも知れななぁと思いました。
もし経済学部志望や経済学に興味のある人がいればぜひ読んでほしい一冊です。
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経済学に興味がない人も常識として知っておくべき知識がわかりやすくまとめられている本.資産運用をするときにもここに書いてある程度の知識は知っておくべきだと思う.日本の政治家もこの程度のことは知っておいて欲しい.
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「お金の教科書」の姉妹編として出た近刊
一連のアメリカの高校生シリーズの中では少し難解、というか極めて普通の経済学入門書という印象。
付録の経済用語集は再確認の意味で大変良い。
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この本は全てのビジネスマン必読かつ知見として得るべきものでしょう。
本当にアメリカの高校生はこの程度の知識は持っているのでしょうか?
経済について、広く浅くしっかり書かれています。
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「お金とは何か?」
それを聞かれたときに私はお金とは「概念」であると考えた。
本書ではお金を想像の産物⁈と説いている。
お金が効力を発揮するためには以下のものが挙げられる。
(フライヤー要約からの抜粋)
【お金が効力を発揮するためには次の特徴を備えなくてはならない。まずは、手軽に持ち運べる「携帯性」だ。うっかりポケットに入れたまま洗濯しても耐える「耐久性」もある。小さな単位に分割できる「分割可能性」や価値がコロコロ変わらない「安定性」、みんなに受け入れてもらえる「一般受容性」も必要だ。】
携帯性、耐久性、分割可能性、安定性、一般需要性。
この特徴を備えたサービスや、商品があればお金と同じように受け入れられるのではないかと考えた。
では今私がやっている育成やコーチングと言う仕事はどうだろうか?
モノではなくサービス言う性質が強いためいろいろな工夫が必要ではあるが考え方次第でお金と同じような特徴を持たせることができるような気がする。
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デーヴィッド・A・メイヤー(David A.Mayer)
テキサス州サンアントニオのウィンストン・チャーチル高校でAP経済学を教える(APは「Advanced Placement」の略
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flier要約
https://www.flierinc.com/summary/2992
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【買った理由】
経済学を身に付けたくて
入門書を探していたので。
タイトルが気になりました。
【感想】
経済学の入門系は、
読んでは挫折を繰り返しましたが、
こちら素晴らしかったです。
難し過ぎず、
かといってある程度踏み込んでいて。
例えもわかりやすいし、
理解度の背中を押してくれるイラストもいい。
読んだ人は、
今日から視野がいっぱい変わるはず!
毎日の読書の中でたまに出会う、
「読み終わった瞬間から
視野がまるで変わるタイプの本」
でした。
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経済ニュースを見ていてもよくわからない。そこで手にしたのがこの本。著者はアメリカの高校で経済学を教えている人。実は二度読んだ。一度目はほとんど頭に残らずただただ意味不明な用語が頭を通り過ぎただけというかんじだったが、二度目はしっかり理解できるよう集中して読んでみた。著者によれば経済学とは「個人、組織、社会が希少性をどう扱うかを研究する」学問だという。私はこの希少性を「需要より供給が少ないものは価値のある(と思われる)」という意味と解釈した。こう考えることでこの後展開される本書の内容が少し理解できた気がする。ほかにも市場という言葉が実際にはどういう意味なのかとか、限界分析とか今まで理解していたようでまったく理解できていなかった単語についても理解できたと思う。この本をよんで経済学に興味が湧いてきたのでもっと他にも読んでみようという気がしてきた。
良書だと思う。
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図書館で借りた。
原題は「The Everything Economics Book」で、著者は高校教師。
マトモな経済学の入門書が無い日本では、よくぞこのブルーオーシャンに入ってきた、という本だと感じた。マンキューといった経済学の王道教科書を読むにはハードルが高いが、手軽に経済学のさわりを学びたい人にとってはベストな本。
前半は如何にも高校生向けといった内容で、経済にかかわる"一般常識"的な内容で、後半になるにつれマクロ経済や金融政策などの"大学経済学"レベルな話を噛み砕いて教えてくれる。
構成や目次から類推するに、おそらく直訳ではなく、日本人向けに少しアレンジしているのではないかと思う。洋書は目次に5W1Hが並び、目次から内容が分からないことが良くあるが、この本は目次・構成からスッキリしているのが、非常に素晴らしい。
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経済を何も知らずに社会人になった僕が、藁にもすがる思いで手に取ってみた1冊。
経済学についての他の本を以前手に取ってみたことはあったが、理解が及ばず途中で寝てしまう経験があった。(経済学という分野が苦手すぎるのかも、)
しかし本書は単元ごとにコンパクトにまとめてあり、無理のないペースで上手く咀嚼しながら学ぶことができた。勿論全てが理解できたわけはなく、どうしても理解が及ばず思考がストップする分野もあった。(心地良い眠気でした。)
それも含め経済学において自分の得意不得意な分野も発見できたと感じる。
おすすめの読み方は1単元ずつ読むことである。幅広い知識を習得し、理解の促進を補助してくれる1冊。本書を読むか読まないかで世の中の解像度が上がるように感じる。
本書から知識として学んだことは非常に多い。
最も大きな気付きとしては、「経済成長によって所得格差がうまれるのは必然である」ということ。民主主義・資本主義国家において経済成長を達成したいのであれば、富を持たざる人たちへ分かち合うことが必要であるということは非常に印象的であった。
何のために働くのかという自分なりの答えがそこにあるように感じられた。
富を稼ぐ仕組みを確立し、そこで得た富を再分配することは、自己実現と社会貢献において自分にとっての最適解なのだろうと思わされた。
仕組みを作るノウハウも何も全くないがこれから学ぶ方向性を本書にて得られたと感じる。
経済を知らないことについて漠然とした不安を抱えている人にはぜひ本書をきっかけに学んで欲しい。
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THE EVERYTHING ECONOMICS BOOK
https://www.sbcr.jp/product/4815612627/
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(本書P.356から)
アメリカでは実質GDPが約36年間で2倍(ほぼ毎年2%の経済成長)。その期間に、アメリカ人口は毎年1%増加。
「そこからわかるのは、アメリカの1人あたり実質GDPは1960年のほぼ3倍になっているということだ。」
ん、おかしかないか?
1人あたりの実質GDPが「3倍」になっているのに、何故に、実質GDPが「2倍」どまり?
重箱の隅かもだが、このような凡ミスや誤謬が散見される。
また、米国の資本主義市場経済に偏る記述も多い。
「市場経済」の教室(推薦者まえがきにあるように)であって、「経済」の教室、「経済学」の教室ではない。
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かっこ内()の注意書きが蛇足。挿絵はもっと蛇足。逆に読みにくい。翻訳が下手なのか元々本文が下手なのかは分からないがすごく読みにくい。経済学としては初歩なのかもしれないが私にはまだレベルの高い本だった。
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かなり流し読みになってしまった。
でも経済学はこの先必ず勉強したいと思っているからまた読む機会があるかも!
日々意識して経済のことを学ぶ環境を整えたい。
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高校生にしては内容は難しすぎると思いますが、
大学生から社会人には適していると思います。
普段ニュースやネットで見かける内容も
知っている気になってしまっていましたが、
この本を読み、複雑な事象だったんだと認識させられました。
一度読んだだけでは完全に理解するのは
難しいと思いますが、日常で経済ニュースを見かけ、
疑問に思ったらこの本に戻ってこれば
更にリテラシーが上がると思いました。
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このアメリカの高校生が学んでいるシリーズはとても分かり安く書かれている。
私にそもそも経済学の知識が多くないので、理解してもすぐに忘れそうな経済についての話ではあるけれど。