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投資に関する見解を示した本。結論は、優秀なプロが多すぎてプロでも勝てない敗者のゲームに参加せず、市場の平均利益を獲得出来る株式のインデックスファンドに集中せよとの事。
現在自分はこの方針で進めており、このまま継続していこうと強い意志を持つことが出来た。
毎日市場をチェックし一喜一憂し、結局感情で売買して失敗する経験をしてきた経験があるからこそ腑に落ちた内容であった。
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バートン・マルキール著「ウォール街のランダム・ウォーカー」と並ぶ投資哲学の名著。23章にわたってチャールズ・エリス氏による客観的事実と投資の正解が語られる。
投資は「敗者のゲーム」であり、ミスをしない・負けないことが重要。つまり敗者にとって最良の選択はインデックス・ファンドへの長期投資である(少し違うがFIREのS&P500やオルカンへの全突っ込みは正しい戦略ということ。30~50年単位で見れば)。特に面白い観点は、例えばあなたが60歳だとしても正しい投資戦略は債券や預金ではなく株式投資であるということ。なぜなら子供や孫も含めれば長期投資が実現できるから。それくらいのスケール感で投資を捉える必要があるということだ。
大暴落で自分を見失いそうな方、大暴騰で有頂天になっている方、いずれの方にも基本に立ち返って(ときには面白みはないものの)優れた投資手法として方針の再認識と点検をする本として非常におすすめである。
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投資は儲ける、すなわち勝つために行うものではなく、失敗しない、つまり敗者のゲームとして捉え、主張を展開している本。
著者の一貫した主張は、アクティブ投信より、インデックス投信の方が長期的な資産形成に向いているというもので、ライフプランに合わせ、長期間複利効果を狙い積み立て投資を推奨していた。
現在の投資手法のトレンドになっており、インデックス投資のメリットはよくわかると思う一方、一通り投資の勉強を行っている者にとっては陳腐な内容で、新しい知見は得られないと感じた。
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インタビュー
「敗者のゲーム」エリス氏 動画で波乱相場対策を語る: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0489B0U2A200C2000000/
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現代の投資において
アクティブ運用は「敗者のゲーム」である。
テニスを例にとると
プロはテクニックを駆使して点を勝ち取り、
アマチュアは自分のミスで点を失う。
つまりプロテニスは「勝者のゲーム」、
アマチュアテニスは「敗者のゲーム」である。
一昔前、9割が個人投資家であった時代には
プロは「勝者のゲーム」ができた。
しかし9割が機関投資家の取引となった今日の市場では、
プロは他の優秀な専門家と「敗者のゲーム」をしている。
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では「敗者のゲーム」の中で勝者になるにはどうすればいいか?
エリスが挙げるのは以下3つ。
①インデックス投資
②リバランスと税金対策
③慎重に投資方針を立て従う
本書はこれらが重要であることを、
ロジカルに教えてくれる。
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投資をやる上で読んでおいた方がよいですね。
株、債券を中心に最後に不動産、オルタナなども書かれています。
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インデックスファンドがいかに最強かを徹頭徹尾説き続けてくれる本。はい、理解しました!インデックスファンド一本で行きます!と途中から言いたくなるくらいでした。笑 訳のせいか、国の違いのせいか、ちょっと頭に入りづらかったです。
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端的に言えばアクティブファンドはプロがうじゃうじゃいるから、それに個人が勝つことは到底敵わない。だから長期的な目線で確実に勝てる方法を選択しよう!と言った内容だと思うが、とにかく小難しく頭に入ってこない…有益な情報がそこに書いてあるのは何となく分かるのだが。何度か読み返さないと理解出来ないので、馬鹿なりに頑張ってみますかね。
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読んだのは第5版
「投資の大原則」のチャールズエリス著の投資の著名本の一つ。
投資のバイブル的な扱いを受けているため手を出してみた。
しかし、内容が難しく、加えて訳が難解なせいか、個人的には読み進めづらく読破できず。
それを踏まえた☆2つ。
内容は、一言でいえば米国インデックス投資を勧めるというもの。
もう少し投資のことを勉強したらまたこの本に戻ってこようと思う。
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インデックス投資が最適解であることを改めて認識できる。売買にかかる税金や手数料を考慮すると、長期的にはインデックスに負けるデータがあることから、入金力を高め、ずっと保持し続けるやり方が自分に合った投資法であると思う。
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何故、投資の世界が敗者のゲームというのかは卓越した装備と情報にアクセスできる優秀な人達が参入し続けているから。そこでインデックスファンドという投資が勝者になる方法であり、実際90パーセントのアクティブマネージャーは市場には勝てず、残りの10パーセントを見つけることは不可能に近い。
平均への回帰という、期間が長くなるほど平均へと近づくこれを頭に入れて、多少のアップダウンは気にしない。短期において期待水準から離れることは長期的にパフォーマンスの低下を意味する。
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名著であるがゆえに、あちこちの本や雑誌、新聞などで引用や同内容の解説があり、読んだことがある内容。
そういう意味で評価は難しいが、これから投資を始める人は基本として読んでおいたほうがよいと思う。
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私自身、個人投資家であるが最近のインフレ加速や債権金利の上昇、地政学リスクにより株式市場は混沌としているため、運用方針や目的を見失いかけていた。
が、この本を通じて、何のために投資をしているのか、どこを目指そうとしているのかを冷静に見つめ直すことが出来た。
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結論は、「インデックスに投資しろ」です。
市場を上回るという「敗者のゲーム」に参加するな。
市場の現実を踏まえ、自分の投資目的を達成するため、適切な運用方針を策定・堅持する「勝者のゲーム」に集中すること。
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2022/06/07
2022年14冊目。
株式をはじめとする金融市場を敗者のゲームと定義し、そこでの負けない闘い方を詳しく、丁寧に学べる良本。資産形成や投資(長期)を考えている人は手にとっておくべき一冊だと思う。