紙の本
思いやりに溢れた作品
2022/02/26 12:13
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
意地悪や皮肉を言う登場人物が居なくて、優しさと思いやりにあふれています。
猫ちゃんもかわいくて癒やしの世界です。
疲れてる人、ほっこりしたい人、一息つきたい時に読みたい本です
紙の本
人への視線が優しい短編集
2023/08/14 09:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
姉妹で営むサンドイッチ店を基点に、過去の出来事からこころの中にもやもやを抱えたひととの出逢い、いくつかの会話を通じてそっと寄り添い、その思いも包んで、サンドイッチにして昇華させていく。
その過程にある、こころの動きを細やかに丁寧に描いている。
そういうことごとを通じて、姉妹それぞれの気持ちも解きほぐされていく。
誰に対しても優しい視点で、いろんなひととの絆を感じさせる。
柔らかい気持ちになる。
この方のお話はひとのこころの動きを独りよがりでなく、とても繊細に、大切に描かれているところが近年特に良いと思う。
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サンドイッチ屋さんで働く二人の姉妹を中心にした物語。性格も見た目も似ていない姉妹は本当の姉妹ではなく気を遣って過ごすようになっている。
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優しい物語。
個人的には「はんぶんこ」と「おそろいの黄色いリボン」のお話が好きです。
具材と一緒に思い出をパンにはさんだサンドイッチ。
食べてみたくなりました。
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シリーズ1作目。
姉妹で営むサンドイッチのお店。お客さんの要望に応えたり、思い出の味を再現したり。おいしそうだし、サンドイッチブームの私にはとてもよかった。
谷先生は色んなシリーズが進行しているので、他のシリーズも進めてほしいものだが、タイミングとかいろいろあるだろうし、気長に書いてくれたらうれしいな。
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血の繋がらない姉妹が営むサンドイッチ屋さんのお話。人と人の縁のお話であり、思い出やわだかまりをそっとパンにはさんでいく、そんなお話です。
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たまごサンドは、思い込み・価値観の違い。
ハムキャベツサンドは、思い出。
縁のあった人の思い出の味をふんわりとパンに挟んでくれる、優しいサンドイッチ店の姉妹と常連さんのおはなし。
優しい話。
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食事はその人の家庭や生活の文化や歴史でもあるなと思った。我が家も結構なんでもパンに挟んで食べるなと再認識。
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靱公園にある「ピクニック・バスケット」は、笹子と蕗子の姉妹が営む手作りサンドイッチの専門店。子供のころの記憶に苦しむOLや、父の再婚に悩む少女-迷える人々の心を、絶品サンドイッチが癒やす優しくも愛おしい物語。
順番逆に読んじゃいましたが、大阪の知った地名が出てきてまた行きたくなっちゃいました。あの辺に行ったらサンドウィッチ屋さんがあったりして…。
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食べ物がらみの小説を書くのってニッチだなぁと思います。ビストロだったり居酒屋だったりお弁当屋さんだったり、各種スイーツもあったりして、実にさまざまなお店を舞台にした小説がすでに存在しているから、入り込む隙を探すのが大変。でもニッチを上手く見つけられたらその時点で成功と言っていいのではないでしょうか。しかもひとついいのを見つければ、シリーズとしていくらでも続けられる。
サンドイッチとちょっとした謎。ミステリーというほどではないけれど、食に関する思い出は、他人には想像しがたいほど大切なものかもしれません。苦い気持ちもサンドイッチを通じて変わる。レンコン好きとしては、ツナとレンコンのサンドイッチに惹かれます。コロッケサンドもぜひ食べたい。ヨダレが出そう。
そうそう、生まれも育ちも大阪の私は、甘い卵焼きを人生で初めて食べたとき、衝撃を受けました。甘い卵焼きが存在することすら知らなかったから、何かの間違いだと思ったぐらい(笑)。今ではどちらの卵焼きも大好きです。
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サンドイッチ屋さんと、サンドイッチ屋さんを訪れる人たちのお話。
それぞれにちょっとしたドラマがあり、人生があり、傍らに美味しいサンドイッチがある…
ほっこり、美味しいものを食べたあとの幸せな気持ちをに似た読後感です。
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絶品サンドイッチが、あなたの思い出を、よみがえらせます。靭公園にある『ピクニック・バスケット』は、笹子と蕗子の姉妹が営むサンドイッチ専門店。読むと心がほっこり温まる、腹ペコ必至の物語!(e-honより)
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卵焼きサンドで、『神曲奏界ポリフォニカ』を思い出した。卵サラダサンドが一般的な地域に住んでるので、関西では、卵焼きサンドが一般的だと初めて知ったのだ。読み始めて、つい、先が読めた気になったら、どんでん返し。面白かった。
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サンドイッチが食べたくなって、パン屋さんでサンドイッチを買って食べながら読んだ。
読み返したくなるエピソードとかあったかいエピソードとか、しあわせな本だった。
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〝待ち人来たりて〟〝おそろいの黄色いリボン〟好き。おばあちゃん子で妹がいて、猫を飼っているのでつい読み込んでしまう。
サンドイッチが食べたくなって、帰りに寄り道。
続編も早く文庫化されるといいな…