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東日本大震災、コロナ、釣りバカ日誌をごった煮にしたら、こんなに美味しい話ができました。どうぞ召し上がれ。
大手電気機器メーカーの東京支社に勤務する西尾晋作は大の釣り好きで、コロナ禍のためテレワークが導入されることになったのを機に、宮城県宇田濱町に一軒家を借りて移り住む。そこで海釣り三昧の生活を送りながら、地元の人達と交流を拡げていくうちに……。
ちょっと出来すぎの感は否めないが、地方都市が抱える様々な問題が浮き彫りにされていておもしろかった。
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震災や空き家問題など重くなりそうな話をユーモアに包んでサクセスラブストーリーにした感じですね。
ほんわかな気分にさせるけど薄味ですね。
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コロナ禍、釣り好きの西尾、リモートワークが許されることになった。ヒラメが沢山とれた宮城の町に興味を持って調べたら、家具付きの一軒家が月8万で借りられると知ってすぐ申し込んだ。震災の後ずっと使ってなかった家での快適な暮らしと釣り三昧。大家の娘は役所勤めで、西尾のタイプ・・・
読みやすく、期待したいたよりずっと面白かった。
ビジネス小説的な部分は、個人的にはどうでもいいのだけれど、生活小説(そんな言葉ある?)もしくは、恋愛小説として、たっぷり堪能した。
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コロナ禍の現状と東北震災の過疎地でそれを打破する。とても温かくこころに染みる作品
地魚や山菜料理に舌鼓をうつ場面も食べたいと思わせる絶妙なタッチで書かれており単純に田舎暮らし本気でしようかと思いました。
良い作品に巡り会えた!
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コロナ禍でリモートワークをすることになった大手電機メーカー勤務の主人公。釣り好きの彼が選んだ移住先は宮城県の海沿いにある田舎町だった。地元の人たちと交流し、震災の傷跡を目の当たりにした彼は過疎の町を救うべく新事業を立ち上げる…。おいしい食べ物の数々、そしてハッピーエンド、さっくり読めて読後感は最高!
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巷にはコロナ禍生活を少し描写しただけで時代反映した気になってる小説もあるが、当作は複数の社会問題に加えてコロナも主要素としてしっかり組み込まれている。WINWINのアイデアも秀逸。
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震災とコロナに過疎。重いテーマなのに思わず微笑む場面も。さすが楡さん。昨日「過疎市町村が初めて半数超!」と総務省がシレッと発表。この空き家対策が、過疎化止める切り札にならないかなぁ。熱海のサンライズと東北の根曲り竹懐かしい。
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著者初読み。
いつも聞いているポッドキャスト・さわや書店BOOKナビで拝聴して。
震災後とコロナ禍、いろいろな問題をはらんだ中に一筋の光が見える作品。
少し出来すぎ感もあるけれど、表題にもなっている太陽の捉え方、明るい方、ポジティブな方がやっぱりいい。
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類型的な都会田舎対比に、ちょっと暮らしのパクリ?
でもって、資産管理業務がどうやってテレワークするの?疑問だらけ。読みやすいけどね。
初読著者だが失望。
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読みやすい。スラスラ読めます。
先がなんとなく想像できてしまうけど。
こんな田舎暮らしもいいなと思いました。
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大手電気機器メーカーに勤務する西尾晋作は、海釣りが大好き。コロナ禍で業務がテレワーク化されることを機に、海に近い田舎で「お試し移住」を始め…。新たな地域再生の物語。
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101テレワークが出来て社長と直接話が出来て、田舎で嫁さんももらえるって、働く人たちの数%の成功物語。これをヘッ、って読むか、色んなところに変化の兆しがあるねんなあ、と読むかは受けて次第ですね。気持ちいいお話しでした。
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なるほどなあ。やはり楡さんには、つまらない作品は無い。軽く書かれていても、読み物としては良質。
コロナ禍の中の小説としても貴重。また、地方の現実を知るためにも。
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ビジネスの観点からも分かりやすい文章だなと思いました。楡さんの作品はすごく読みやすい感じがしました。
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安定の楡さん小説。
文庫になるのが待ちきれず、図書館で借りて読みました。
結構しっかり目のビジネスエンターテインメント小説というより、
ちょっとライトな感じで、でもいつもの楡さんっぽい
ビジネス要素も入っています、といった感じに仕上がっていて、
読みやすいです。
個人的には、ゴリゴリにリサーチした上でのビジネス小説が好みなので、
ドンピシャとまではいきませんでしたが、
気軽にストーリー展開を楽しむことができました。
最後の終わり方とかは、大方の予想通りで、
「まぁこういう終わり方だよね」みたいな感じで
終わるのですが(サプライズなし)、
たまにはそんな平和的な話を楽しむのも良しとしましょうか。
出張の新幹線の中の時間を潰すのにはちょうど良かったです。