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07月-15。3.0点。
人面瘡探偵第二弾。今回は、九州の離島で名士が死亡、相続鑑定に赴く主人公。
相続人たちに異変が。捜査する主人公。。。
前回同様、ドロドロとした相続の内情。
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図書館で借りた本。
以前に読んだ事があったが、記載漏れがあったようなので記録する。
肩に人面瘡を持つ不動産鑑定士が離島の鑑定に行く話。
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色んな仕事をしている人が、登場する中山七里の本。
主人公の設定も面白く、あっという間に読めてしまった。
犯人がちょっと残念な人だったのが、なんか可哀想な気がしたが。
その後、幸せになる事を願いたい。
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シリーズ2作。肩に人面瘡が寄生している相続鑑定士の三津木六兵。今回は隠れキリシタンの里である通称「人面島」で連続殺人の解決に挑む。横溝正史小説の雰囲気があるこのシリーズ、設定はユニークで、口の悪い人面瘡ジンさんとの掛け合いはおもしろいが、三津木の正体が気になる。
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シリーズ第二弾。
作中に堂々と「横溝的展開」って出てきて吹き出してしまった!
時代に取り残された島で人々は排他的な世界を打開することも出来ずに暮らしていたのに、安易な理由とも取れる動機であっさりと全て壊してしまう犯人。この落差が読後にじわじわ効いてくる。
そしてあのラスト。やっぱりこのシリーズはホラー。
そう、雁字搦めで身動きが取れないようなものが崩れるときは意外な理由で呆気ないものかもしれない。
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ー 『手前ェが見ているのはいっつも人間の上っ面だけだ。パニックに陥った人間に理性も良心もあるか。自分が安心するためなら平気で他人を撃つし、何の躊躇もなく暴走する。逃げ場のない絶海の孤島なら尚更だ。コミュニティに侵入してきた異物が有害だと認識した途端、排除にかかる。法律も良識もない。不安からくる恐怖と憎悪だけで動くようになる。どうせお前の事だから、本人は礼儀正しいからリンチは有り得ないとか思ってるんだろ。それは、お前のか・ん・ち・が・い。礼儀正しさの裏には大抵陰湿さが同居しているもんだ。手前ェの顔も見えない、素性も分からない匿名の下でなら日本人はいくらでも残酷になれる。その陰湿さが他人への攻撃に向けられた時の凄まじさを想像したことがあるか』 ー
相続鑑定士が閉鎖的な島で遭遇する、相続をめぐる横溝正史的連続殺人事件。
相続鑑定士はへっぽこで、肩の人面型の傷が人面瘡として人格を持ち主人公と会話を繰り広げる特殊設定。
相変わらずのガジェットは横溝正史で、真相はチープで、オチがエグい素敵な構成のミステリー。
2作目も面白かったなぁ。
相続鑑定士なので、横溝正史的連続殺人事件の巻き込まれ率は最強だな。
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人面瘡探偵シリーズ、2作目。
前作に続き、相続鑑定士と彼の肩に寄生している人面瘡のコンビ。今回の舞台は人面のような地形をした長崎のとある孤島。
このシリーズでは横溝的展開がテーマなのか、前作同様、島内の旧家一族内で連続殺人が起こる。複雑な一族関係、隠れキリシタン伝説、自然脅威による絶海の孤島シチュエーション。これでもかと組み込まれる王道の舞台設定で、これを面白いと読むか、ワンパターンだと切り捨てるか評価は二分するところ。まぁ、主人公コンビの掛け合いはテンポが良くて楽しいデス。前作だけを見れば、単なる二重人格かなと思ったんですが、今作も合わせると、もう少し複雑かな。本人がそれに気付くことってこれからあるのかしら。
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可もなく不可もなく。
犯人と動機はこういう事だろうなと思ったらその通りだった。
前作同様ラストの主人公に対する登場人物の評価でゾッとした。
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途中で相続のことで「それ違くない?」って思う部分があって、それが気になってしまってなんだか集中できなくなってしまった。それがその後の事件に関係があるのか?っと思ったがそうでもなくて、なんだかなーって感じ。
中山さんともあろう方が相続のことよく知らないんだなと、ちょっとがっかりしてしまった。校正さんも気が付かなかったのかな~。なのでうーんて感じです。
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人面瘡探偵シリーズ第二弾。
著者にしてはメッセージ性の低いミステリーですが、横溝正史の金田一シリーズをオマージュしているようにも思えます(「人面瘡」という短編もありますしね)。
孤島を舞台にしているのは「獄門島」や「悪霊島」を意識しているのかな。
殺人そのものは猟奇性が無いものの、舞台は因習が色濃く残るおどろおどろしさもあるが、あっさり事件解決してしまう。
ただ、最後のオチで相変わらず三津木の正体が???となるのが面白い。
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人面瘡探偵シリーズ第2弾。小さな孤島で村長が亡くなり相続鑑定士の三津木が呼ばれる。排他的な村で財産と権力を巡り骨肉の争いが起きる、やがてそれは連続殺人へつながっていく。横溝正史の世界をイメージだけど、仕掛けも犯人も想像できるし軽い感じ。
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真上から見るとまるで人の顔のように見える通称『人面島』。現代社会から取り残されたような住民たちの常識、隠れキリシタンの風習などなど、前作同様時代錯誤感満載の島に、三津木が降り立つ。
ジンさんと三津木のコミカルなやり取りも健在で、ジンさんの発する言葉の切れ味は前作以上かも笑
それにしても…三津木にはなにが見えているのでしょうね。
十分にやばい島民をして、いちばんやばい人認定される三津木。シリーズ最大の謎です。
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人面瘡探偵シリーズ。
土地の相続鑑定のために仁銘島、通称人面島に来た三津木。ドロドロした家族関係、閉鎖的な島民の状況の中起こる連続殺人事件!
ジンさんの毒舌ぶりが相変わらずすごすぎ。
そして、、、三津木って何者なんでしょうね笑
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前作の存在を知らずに読んでしまったが、滞りなく読むことができた。
岬洋介シリーズのようにラストどんでん返しが来るのかと思いきや、あっさりと終わって拍子抜けした。
離島や財宝という設定が「金田一少年の事件簿」に似ていた。