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もっとすったもんだするのかと思ったら、割と平和に終わった感……。
下巻になって上巻の勢いがなくなって、下巻の序盤から中盤にかけて、なんか読むのめんどくさ……みたいな感じになっちゃったのが残念。後半若干盛り返したけど、エロも薄味なので、せっかくのこのページ数ならもっとねっとりやって欲しかったな。
あと、本来のアシェルの人格どこ行っちゃったの? と、一番気になった。落馬して目覚めたのは前世のサラリーマンの人格だけど、最後の下りはなんか……うーん??? 統合されたってことでいいのかしら。
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ちょっと話を広げすぎた感。最後に向かってちょっと失速した感じがする。
下巻は人間と獣人の関係改善がメインに置かれてるので、話が大きくなったなぁという感じ。
の割には設定があいまいというか無いというか、アラが目立つ。
序盤〜中盤は王族と平民は結婚できないと言う身分差の問題につき当たるけれども、王様の側妃ジェフリーって平民じゃなかったの??
中盤から、国のあり方の話や貴族の断罪に入り、ちょっとの間セオドアの登場シーンが消える。なので
、その後に発情セッ○○が急にきて、あ、そうだった2人がメインだったねってなった。
そんな流れだったので、最後、リーチアルフに「以前から考えていた事が〜」と人間と獣人の関係回復のための提案をアシェルが重い感じで話し始めた時、凄い成長したなぁーって感動した。のに。中身がなくてまずは目標だけだったので、軽すぎて急に薄っぺらな感じになってしまった。
ちょっと流れが強引すぎて残念。
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久々!震えたね!!いい作家さんと巡り会えました。
上巻に続き結構な文字数の下巻だったし、上巻は上巻でまとめて終結した感すらあった中の下巻だったにも関わらず、ダレることなく、ありきたりな展開になることもなく、納得性も高く、物語として素敵な完結を迎えたことに感動すらしましたよ。
惜しむらくは、もっと読んでいたかった!ってとこかな。
オメガバでも転生でも獣人でもなく、そのどれでもある物語設定はむしろ自然で没入かんも高かったし、そもそものプロットがしっかりしていたのか、すんなりと進んでストレスもなかった。久々満足な読了感です。
まだまだ描ける背景はふんだんに残っているから、まだ次作を出していただきたい!楽しみ。