紙の本
がんばれたっくん
2023/01/26 18:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
年の差がある隣のお姉さんに振り向いてもらうため、頑張って一緒に映画を見ながらアピールをするたっくんが不憫で可愛い。
電子書籍
とても惹き込まれる
2023/01/04 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
基本的に佑視点なので読者も心愛さんの心を探るような展開になっていると感じました。
心愛さんのコロコロと変わる表情はとても可愛らしく、しかしその内に秘めた複雑な感情もとても魅力的で人間的でどんどん惹き込まれていきました。
まだ2巻しか出ていないのですが、心愛さんの心をもっと知りたくて何度も読み返してしまいます。
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表紙やタイトルから「お姉さん」に魅力がありそうな漫画であるが、実際に魅力溢れてるのはお姉さんに片思いする主人公(少年)のほう。彼がお姉さんを振り向かせようと日々頑張る様子や、お姉さんの魅力を一人称視点て淡々と語られる感じがなんともかわいい。少年の好意をわかった上で、それが真っ直ぐすぎる故になかなか受け入れられないお姉さんが今後どう絆されていくか見どころ。少年くん可愛すぎるんだなあ
好きな子を〜を生憎全巻手放してしまったため、こちらはちゃんと集めていきたい。
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『好きな子がめがねを忘れた』は三重さん・小村くん達の関係の微妙な変化を些細なところまで掬い上げて’互いの気持ちがもつれ合う中学生同士の恋模様’を日常コメディと織り交ぜながら見事に描いた作品で私は非常に好きなのだが、こちらは印象が全然違う。
主人公の佑(たすく)は中2、ヒロインの心愛(しあ)さんは高2でお隣さん同士の間柄。心愛さんはアメリカ人と日本人のハーフでスタイル抜群の超美人。
まず、佑の方がわかりやすいくらいの恋愛迷走ぶりを見せてくれる。背はまだこれからとして、筋肉質だし顔立ちも整ってはいるし生活面もきちんとしているのだが、自分で「俺は結構モテるんですが」(p16)とか「や〜〜っぱり俺はモテるんだ」(p67)とか、とにかくモテ自慢がくどい。『好きめが』の小村くんの自信過小とは対極のタイプ。それでよりにもよって心愛さんの興味を惹こうとしているのが微笑ましいというより浅はかというかなんというか。幼い征服欲が強い感じ。
つるんでいるクラスメイトの、まだ名前未公開の背の高い黒髪の女子は多分佑に好意を持っていると思うので同級生に向かった方が佑にとっては良いと思うのだが。望月さんとは付き合えたとしても多分上手くはいかなそう。
心愛さんの方も「難しい子!」(p54)であるのは確かだけど、かなり拗らせてて「めんどくさい」(p83 ほか)のもその通り。恵まれ過ぎた容姿で普通にしていても目立つ為、〈第12話 悲しそうな心愛さん〉で描かれたような謂れないトラブルや絡みもしょっちゅうなのだろう。そちら側の人たちの悩みは想像するしかないのだが、みんながみんな誰でも彼でもから綺麗!可愛い!カッコいい!と言われて嬉しい訳ではないだろう。
まあ、面と向かって「めんどくさい」と言い放った佑の罪は何よりも重い。
こう言っちゃ何だが今の時点では佑の恋は上手く行かない方が良いとしか思えない珍しい恋愛漫画。
ここからどのような変化を見せていくのだろうか。
1刷
2022.12.4