紙の本
料理がしたくなります
2005/08/18 16:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルボロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すぐに「困った困った」と言ってしまうので、夫・ヤマさんに[こまったさん]とあだ名をつけられた[こまったさん]がカレーを作るお話。
ヤマさんから「お客を連れて帰る」と電話がきて、豪華な食事メニューをあれこれ考えます。
ところがペットの九官鳥・ムノ君が「カレー、カレー」と言います。「カレーなんて簡単なモノ作らないわよ」と息巻くこまったさん。でもムノ君の言葉がなぜか頭に残り、カレーを作ることに。
タマネギを切ると目が痛くなるので、水中メガネをかけます。
水中メガネをかけてタマネギを切ると、切ったタマネギが魚やエビにどんどん変わってゆき、気付いたら台所は海の底。。。
台所の海の中を悠々と泳ぐマグロや伊勢エビ。
カレーの材料にイカを捕まえよう!と手を伸ばすと逃げられた挙げ句、顔中にスミをかけられます。そのスミにびっくりしていると、いつのまにか水中メガネは外れていました。
イカのスミだと思った液体は棚の鍋に残っていた味噌汁。鍋をひっくり返して顔にかかっていたのでした。
顔を洗って、よし!と再び水中メガネをかけてタマネギを切っても切っても、・・・もう二度と不思議なことは起こりませんでした。
この本を初めて読んだ時の私は小1で、親には「水中メガネかけたからって海になるわけない、魔法なんてない」と冷めたことを言っていました。でも、内心「お風呂でなら1度くらいいけるかも」と思いコソコソお風呂に水中メガネを持っていった記憶が蘇りました。純粋だったなー、私も。
でも不思議なお話って今でも大好きなんですよね。『となりのトトロ』で庭の植え込みの小道が違う世界に繋がる一瞬とかワクワクします。みんなが寝静まった深夜、何かが起こるんじゃないかっていう期待。ピーターパンの世界なんて最高ですね。
話を元にもどしまして。。
本書では夫のことを【ごしゅじん】と表記されているのですが、当時、【ごしゅじん】が夫のことだと理解できませんでした。花屋さんを経営していた二人を夫婦でなく、主従関係としてとらえていました。こまったさんはヤマさんの「子分」なのだと。
これは20年以上も前の児童書だから【ごしゅじん】なのかな。
今の時代の児童書って、夫のことは何と表記されているのだろう。
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大好きな「こまったさん」シリーズ.ちいさなお花屋さんのこまったさんがいろいろな「こまった」状態になりながらも素敵な料理を完成させるお話.わたしが料理好きになった原点.
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寺村輝夫氏大好き!
実家にある本
物語に出てくる料理ってほんとにおいしそうだ
カレー…食べたくなる
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なんでイメージ画がないの!?!?
わかったさんもこまったさんも大好きなのに。
女の子であれば一度は読んだのではないでしょうか。
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わかったさんシリーズが「お菓子作り」を題材にしていて、こまったさんシリーズは「料理」を題材にしている本。
お話が進むにつれて、一つの料理が出来上がっていく作品。
本の最後にはレシピもついているので、早速作りたくなっちゃいます。
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小学生の時に読んで、カレーの奥深さを知りました。
こまったさんの意外とデキる主婦ぶりに驚きます。
でもメインがカレーなのに、おつまみもカレー味ではちょっと…(笑)
味のある挿絵で、お腹が空きます。
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ご主人のヤマさんが、たくさんお客さんを連れて帰ります。
カレーを作ることにしたこまったさん。
「こまった、こまった。」
と言いながらも、おいしいカレーを作ろうと奮闘するこまったさん。
でも、なんだか楽しそう!?
・・・あなたの好きなカレーの具は何ですか?
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カレーは作らない、といいながら肉・玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・カレールウ買ってしまうこまったさん。
自分も全く意識してなかったが、朝電車の中で読んで、帰ってきたらカレー食べていた。潜在意識、おそろしや。
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【図書館本】前巻と同様面白い面白くないの次元じゃない。ただ読みたいから読む、という感じ。料理中のこまったさんがファンタジー世界に行ってアレンジ方法(?)別調理法を学んでくるっていう設定は好き。
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娘チョイスのこまったさん。
こまったさんは料理で、わかったさんはデザートなのか。
イラストレーターさん同じかと思ったら違うのね。
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「きょうは ともだちを つれていくから、ごちそうを作っておいて」
あら、こまったわ。何がいいかしら。
「カレー、カレー!」
カレーなんて、かんたんすぎて、だめよ。もっとごうかな ごちそうでなきゃ。
・・・さて、ほんとうに、そうでしょうか?
+++++++++++++
巻末に作者寺村輝夫さんの、カレーにまつわるエッセイが添えられています。
カレールーの箱には基本的な作り方が書いてありますが、各家庭でいろいろなアレンジ方法がありますよね。「カレーはこうでなきゃ!」という決まりはありません。「簡単な間に合わせ料理」でもなく、材料とアイディア次第でどんどん発展させて行ける。自分や家族が「これが一番おいしい」と思えたら、誰が何と言おうとそれが「一番」。カレーの楽しさを改めて感じられる一冊です。
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こまったさんが「こまった、こまった」って言ってておもしろかったです。
えびさんがにげちゃうところがおもしろかったです。
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こまったさんの人間性が出ていて見ていて面白かった。
おっちょこちょいでかわいいけど一生懸命で好きだなと思って★5つ。
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2020.9
おっちょこちょいのこまったさん。落ち着きがなくパタパタといつも賑やか。料理しながらもそんな様子でこまったの連続。でもだからこそなんだか料理することがとても楽しそうで。うん楽しそうだ。
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図書館本。長女選定本。長女は朝食後はひとり読みをし、寝る前に読み聞かせタイム。どうしても次女に手と注意がいってしまうので、この時間は長女にもたっぷりと密な時間をと思っている。思っているだけで、実行できないこともあるのが課題。