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タイトルの通り、馬が探偵って所が東川ワールド。
サラブレッドのルイスの相棒は牧場の娘・陽子。何故か関西弁で話すルイスの言葉が解るのは陽子だけで、ルイスの推理をさりげなく周りに伝えていくのがコミカルで好きなテイストです。
ぜひシリーズ化希望です。
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元競走馬と女子高生がバディを組んだユーモア・ミステリー。略してウマ娘……とは呼ばない、うまたん!(名推理を発揮するのはルイスだ)
ルイスって元競走馬にしてはシンプルなお名前だね。
謎解きのパートナーは牧場の娘だけど、なぜか関係してくる人たちはみんな無類の競馬好き!
ときどき競馬用語が跳びだすけど説明してくれるので初心者にもわかりやすい。
イラストがおがわじゅりさんでテンションあがった……
短編5編。うち2編は連作だが連続して載せられておらず、間に2編の休養いやインターミッションを挟んでいるのがちょっと謎である。(ちなみに順番は雑誌掲載順)
記憶が薄れかけた頃に読むので、あーそういや前にそんな事件あったな……え、ええええ!!!??? というオチになるので白目になること請け合い。
数日前からユーモア・ミステリーの祖:赤川次郎の作品を再読しだしたのだけど(同時読み)、どちらも楽しい。ユーモア・ミステリー好きだな……そればっかり思ってました。ぜひぜひ「続・うまたん」もお願いします。
★★★✬☆
以下寸評、ネタバレあります↓↓↓
①馬の耳に殺人
車では入りづらいところへもっていきたいから馬に乗せる……誰かに見られたら一巻の終わりになっちゃう覚悟!
②馬も歩けば馬券に当たる
クロフネってすごかったんだなぁ、9馬身差で勝ったレース映像を観てみたい! ああ「馬券に当たる」ってタイトルに書いてるじゃん……
③タテガミはおウマの命
タテガミ数本なら、いつでも誰でもゲットできる機会があったのでは?と警察は思うかもしれなかったけど、マキバ子ちゃんの迷推理のおかげで犯人の思惑通りに進んでたのすごい。マキバ子ちゃんモリアーティの才能あるかも?
④大山鳴動して跳ね馬一頭
ロープにフックって絶対必要なの??とイマイチ理解が及ばなかったが、なるほどフックがあることで簡単にひっかけたロープをはずせるから便利なんだね! 後から奥さんにこっそりロープを外させるなんて事はさせない間男の矜持を感じました。彼らがその後どうなったか、また次巻(あるといい)で続きが見られるといいなぁ
⑤馬も歩けば泥棒に当たる
偶然泥棒に居合わせる強運よ、マキバ子ちゃん某コナンみたい! この泥棒二人がどういういきさつでどういう関係だったのか……なんて事をことこまかに書かないところが逆にいい。これもユーモア・ミステリーの流儀だと(勝手に)思ってる。
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5歳牡馬が秋の阪神開催で走れるG1はないはずなんですが
わざとなんですかね?(京都競馬場改装中のため、たまたま今年はありますが。
該当すると思われる2012年は、ジャパンカップダートが阪神開催でした。)
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久々の長編を刊行したばかりの東川篤哉さんだが、新刊はまた連作短編集に戻りました。とりあえず手に取ったが、今回の探偵役は…馬???
房総の田舎町にある牧場で飼育されている、元競走馬のルイス。牧場の娘の陽子は、なぜかルイスの言葉を聞き取ることができ、会話が成立するという無茶苦茶な設定。少なくとも、馬が探偵役というミステリーに前例はあるまい。
「馬の耳に殺人」。本作中、殺人事件はこれだけ。田舎の乗馬クラブに何が起きたのか。こう言っちゃ失礼だが、ロジックの面でもなかなか練られており、感心させられた。乗馬の知識きちっと伏線になっているし。しかし何者なんだルイス。
「馬も歩けば馬券に当たる」。あるレース結果に、競馬好き青年が震えた理由とは。馬券がキーワードとだけ書いておくが、こういうケースは稀ではあるだろう。ルイスの経歴を考えれば、妙に説得力がある。ギャンブルもほどほどに。
「タテガミはおウマの命」。おい、田舎町でまた殺人かよ。今度は大学の乗馬部が絡んでいるし。偽装工作としては何とも稚拙だが、最初の「馬の耳に殺人」同様、利用される馬としてはいい迷惑である。ルイスに気持ちを聞いてみてほしい。
「大山鳴動して跳ね馬一頭」。ありきたりな話が、なぜか事件化してしまう。事件と馬の関連づけ方がかなり強引だが、当人は必死だったのだろうねえ。高校生の陽子は釈然としないかもしれないが、真相は果てさて。大人なんて汚いものだ。
最後の「馬も歩けば泥棒に当たる」。ん? 似たようなタイトルの話があったような…。青年がなぜか被害を申告しない理由とは? まあ、言えないよなあそれは。東川作品としては珍しいひねり方。ルイスと陽子の気持ちは伝わるか。
全体的に、通常運転のライトな東川ミステリーだったが、最後の企みは読めなかったな。前代未聞の馬探偵ルイスと陽子に、再登場の機会はあるか?
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馬探偵ルイスとウマ語が解る女子高生という設定の話。最初はくだらないとか思っていたが、作者の面白さが光る。ちょいちょいギャグを入れて来てとても面白い(^^)
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文章が酷かったです。
「私はポニーテールを左右にブンブン揺らす」
「私は顔を赤くする」
。。。小学生の作文ですか。。?
主人公の設定は高一女子なのに、口調は明らかにおやじでした。しかし会話すると急に「もー」、「ってば!」、「〜だから」など、おじさんが想像する女子高生」の喋り方になって、違和感しかなかったです。
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牧場の娘である牧陽子。ある時牧場で飼われている元競走馬のルイスの言葉が分かるようになるが、それがコテコテの関西弁! そして身の回りで起こる不可解な事件の数々を解決してしまう名探偵だった、という連作ユーモアミステリ。
読み心地はやっぱり軽いです。陽子とルイスの掛け合いはほのぼのとしながら、もう面白くって仕方ありません。だけどミステリとしては軽くありません。というより、とぼけた口調でしゃべる馬に推理力で負けちゃうのが悲しいんですけどー!
お気に入りは「馬も歩けば馬券に当たる」。この真相はシンプルといえばシンプルなのですが、まったく思い至れませんでした。そしてこの話はまだ終わってなくて最終話に……なのだけれど、そっちも分からなかった! 完敗!
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先月「スクイッド荘の殺人」で初めて東川篤哉さんを読んで、他の本も読んでみたいなぁと思ってたとこに図書館で新着コーナーで見つけた!本屋さんでも気になってたからテンション上がりました(笑)。
タイトルどおりまさしく「うまたん」。馬が喋る!?あれっ?うまってもともと喋ってて、ただ人間が言葉を理解できてないってことか?喋る馬、ルイスの関西弁のマキバ子ちゃんへのナイスタイミングでのツッコミにハマります。とても読みやすくて面白かったです。
私もルイスに乗って
事件解決のために走りたいっ( *´艸`)
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女子高生と元競走馬(ルイス)のバディもの。
さすがの東川作品。軽快な物語にルイスの言葉が分かるフットワークの軽いマキバ子ちゃん。あまりにも2人(1人+1頭)の掛け合いが自然なので、住宅地を馬が走るという奇怪な状況が日常場面に違和感なかったです。
殺人事件もあれば、小さな窃盗事件もあり。事件の大きさは気にしないご近所探偵物でした。
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今回の相棒は 馬です。
馬 動物です。
とうとう 動物の登場です。
ドリトル先生ですか。
馬券からみのお話 良かったです。
頼まれたのに 買わなかった。
その埋め合わせで アルバイトをする
けなげですね。
でも 最終章では。
何と 悪い青年でしょう。
魔がさしたといえ
それは いけませんね。
最後まで 一気に 読めました。
続編 出るのでしょうか。
ちょっと 期待します。
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名推理をする探偵のウマ、「ルイス」と、ルイスの言葉(ウマ語)だけ理解できる女子高生、「陽子」が謎を解いていくというお話。今までの東川さんの作品の中でも、設定からかなりぶっ飛んでいて、驚きでした。
お話自体は、いつもの東川さんの作品のようにコミカルな謎解き物語になっていると思います。最後のお話は、特に難しい謎になっていました。
突飛なお話ではありますが、このままシリーズ化しそうな気もします。続編が出ないか、楽しみになる本です。
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また新たなシリーズ。ファンとして多作はありがたいがあのシリーズが読みたいんだけどな〜 と思いながら読み始めたらこれはこれで面白かった。愛すべきキャラと暴走気味の競馬うんちくと小粒ながらピリッとした謎解き。続きが出たら読みます。
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Twitterでみかけてて気になっていたやつ。
帯で知ってたけど、それでも初めて喋り出したときは、衝撃で数ページ戻ったww
作品は小気味良いテンポのミステリー短編集、読みやすいしおもしろいけど、なんだか例の西の名探偵が脳内で喋ってた感ある…
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ホームズが馬・ワトソンが女子高生。身近な事件から殺人事件までを見事に推理して解決していくユーモアミステリー。一頭と一人の立ち位置がおかしなことを除けば、内容は正統派のミステリーで楽しませていただきました。
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ウマのルイスが突然喋り出し…
牧場の娘、女子高生の通称マキバ子ちゃんと、名探偵ルイス(ウマ)がど田舎の町で起こる事件を解決していくストーリーです。
軽快なしゃべりのテンポと、関西弁のウマとの掛け合いが面白く楽しく読めました。