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複数の推理と犯人候補が出てきて、どの推理も説得力があるのが特徴。読者として大いに気になってきたところで真相は明かされず、という点が斬新。
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小学校の山浦先生が遺体となって発見された。
山浦先生に関わる人たちが語り手となって推理を展開していく。
なんとなく東野圭吾さんの「どちらかが彼女を殺した」を思い出しました。
ただ、ラストの推理を読者に委ねるこの手の作品は読後モヤモヤするので、私は犯人が分かってスッキリする方が好み。
語り手の視点で山浦先生の印象が大きく変わり、人間の多面性が分かりやすく描かれている。
角度が違えば見える面も色も違うというプリズムという題もなるほどと思った。
でも…結局犯人は誰?
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長編と長編の間とか、気分転換に読むのにちょうどいい気がする。重くなく、構成が面白いしほどよく引き付けてくれる。
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多重解決ミステリなので、それを知らないと腑に落ちないまま終わるかも。
でも読んだあと色々考えられる良い作品。
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見方が変われば犯人も変わる…
それぞれの章でそれぞれの語り手が犯人を推理する。
みんな独自に推理をしていて、みんな個々で様々な犯人像を描いていく…
推理、構築、破壊、推理、構築、破壊…
無限ループに陥りながら、様々な形に変化していく…
終わり方は賛否両論。
わたしも「 えっ?終わり? 」と何度もページを
見返したけど、どう頑張ってもそこにページはないんです。笑
不完全燃焼といったらそうなんだけど
お前も推理してみい。と問われてるんだなと受け止めることにしました。笑