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喜多川泰さんのお話は、仕事や将来の夢などに対して前向きになれるものが多いですが、今回は、どんな人間になってどんな風に生きたいか、といったお話です。
心に響いた所です。
○人間は、想像力がたくましすぎるので、自分が経験したことを総合して、この世に存在しないオバケを作り出してしまう。あんなことになっちゃうんじゃないか、こうなったらどうしよう、きっとこう思っているはずだって、起こったこともない、ほとんど起こりもしない状況を頭の中で想像しては、それを怖がる。もっと自分を幸せにするような毎日を想像して生きたほうが良い。
○人間は皆、本人がその場にいなければその言葉が本人に届くかどうかをあまり考えもせず、つい、頭の中でふと思ったことをそのままに垂れ流してしまう、そういう弱さを持っている。ネットの書き込みだって同じだ。自分がそういうのを口にしない強さを持たなきゃいけない。
まとめ方が良くなくて今ひとつこの要点だけでは響きにくいかもしれませんが、お話を丁寧に読んでいくとより響きます。
人のことをつい軽んじてしまう心を良くないと、自分を戒める強さを持ち、目の前にいない人のこともいたわり、想像力を価値あるものに使う。自分の日頃の言動を省みて、人間性を高めることができる一冊でした。
もう少し思いやりの心が育って欲しいなぁと常日頃願っている息子にも、読んでみるよう勧めたいと思います、
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まあ、出てくる人間が皆、善人
これでもかというくらい
いい話が並んで、ディスカヴァーっぽい
自己啓発小説で、
背中を押されました。
という人も出てきそう。
自分は最後はもう食傷気味でした。
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本当に心に沁みるお話だった。
自分の弱さを知り、受け入れて、前に進むことは本当に難しくて苦しいことだと思う。
自分ひとりでは乗り越えられないことのほうが多いし、それを乗り越えるにはきっかけが必要。
そのきっかけをタイムカプセル(昔の自分の素直で愛のある言葉)が示してくれる。
今本当に大切に思っていること、今後も大切にしたいものを定点的に捉えるにはとても良い。ただ、将来のことは誰にも予想がつかず、あくまで理想である。
その理想に対して、10年後の現実にギャップがあるのも事実。
この本には素敵な言葉が散りばめられている。
想像から創造したオバケ→虚像による自分を不幸と考える思考のこと
過去にどんなに辛いことがあっても、良いことがあれば、その辛いことも経験としてポジティブに考えられる
また定期的に読まなければならない本!
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泣きました。
過去の自分の手紙が気付かせて教えてくれます。
人生は何度でもやり直せるんだと!
人間は弱いし、完璧ではない。
だから過去に囚われたり、周りを気にしたり、自分だけのことを考えたりしてしまう。
辛い経験をしてるのは自分だけではないし、
乗り越えた分だけ人は強くなる。大きくなる。
もっと"今"を大事にして、自分にできることを精一杯頑張ろうと思えました!
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おもしろかった
というより、久しぶりにスカッとするライトな感動があった。これから10年どうしようかなと考えるきっかけをもらった気がする。
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過去は変えられる。
本気の思いで書いた手紙は人を変える力を持つ。
10年前の自分は何をしていたのだろう、何を考えていたのだろうと考えながら読んでいた。
読み終わったあとには10年後の自分は何をしているのだろう、何を考えているのだろうと考えていた。
いつの間にか思考が過去から未来へと、前向き思考になっていた。
読み終わってスッキリしつつも、ワクワクしている。
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過去は変えれない?今を精一杯生きる事で過去は変えられる。過去のツラい思い出も、今の生き方で見え方や感じ方も変えられる。
だから、今を生きよう、精一杯生きよう!
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一瞬先は闇。でもその先は光。
繰り返し本書で述べられており、心に残った言葉。
私などは、時を重ねるほどに、何か壁にぶち当たると、また壁があった。いつも同じことを繰り返している気がする、と思っていた。
でも、闇の先が光だったから、何度もやり直せていたんだと気がついた。
人間は不完全なところなあるからこそ、完全な人間の証。
この言葉も、私の心を揺さぶった。
そう、自分も、他人も完璧じゃない。完璧な人、ずっと完璧な人生の人なんていないんだ。
また、最近よく問題になるネットでの発言についても、これから指針となった。
本書に出てくる、周りの人が自分のことをどう思っているのか知ってしまった経験は、誰にでもありうる。面と向かって悪口を言う人はそうそうおらず、いたならば、責められるが、SNSなどを通しては堂々と発言される。SNSも含めて、相手がそれを聞いたら不快になるようなことを言うべきではない。本人を目の当たりにしても言えることのみを言うべきなんだ。
自分が不快な思いをさせられて、相手を非難したい場面では少し違うのかもしれないな、などとは考えた。
この本を含めて三冊の喜多川氏の本を読み、全てに学びがあった。ただ、この本は、あっけなく終わってしまったと言うのが感想で、あの先、この先はどうなったかな、と思うものが多かった。
本書にあるように、過去というのは将来の自分の捉え方によって変えられる。また、人間の思い込みは激しく、昔からああだった、こう思っていた、などと考えていても実はその原点が曖昧だったりすることも多い。
今ここを毎日一生懸命に生きて、先が開けてくれば、「あのときはそれで良かったかもしれない」と思う瞬間が来る。
それまで、目標に向けてコツコツと努力して行くことの大切さを感じた。
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手紙を読む前と後で世界が変わり、手紙の持つ力はすごいなと思うと同時に本当にこんな会社あったら良いなと思ってしまった
自分への10年後の手紙で自分ではない他の人を気にかけているのには感動して
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大好きな喜多川泰先生の本。
いつも何かしらの心に灯る灯りをいただけます。私にとってはお守りの作家さん。
過去の自分からの手紙によって登場人物に起こる様々な変化の物語。
登場人物がどこまでも良い人たちばかりなんですよね。
それが心地よい時、冷めて見てしまう時、自分の心の状態で受ける印象が変わりますね。
今作はそれほど没入はせず、淡々と読み進めていましたが…
さすが喜多川泰先生。
「いいことがあると
過去が変わります…」
変えたい過去
忘れたい過去
後悔がある過去
がある私には
このエピソードはグッと来ました。
そうなんですよね、今、を精一杯
今を、幸せに過ごせば
そんな過去はそんな過去ではなくなるんですよね。
今を、毎日を、大切にしたいとあらためて思います。
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この本に出会えてよかったです♡
自己啓発本とかそれはそれで素敵な本なんだけど、でもどこかで受け入れられない部分も、もちろん違う人間だからあったり、反対する意見が自分の中で出てきてしまってなかなかそういう本を最近は読めなくて…
でも、「もっとより良くなりたい!」とか、「漠然としたこのモヤモヤした気持ちをどうにかしたい!」って気持ちが止まらなくて、そんな時にちょうど出会えて、そしてこれこそが自分が探してた素敵な本でした。
是非、最後の喜多川さんのお言葉まで読んで頂きたいです♡
喜多川さんありがとうーっ!
登場人物たちありがとうーっ!
そして色々あるけど、過去と今の自分にたくさん感謝したくなるような、そんなあったかい気持ちになりました(*'ω'*)
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人生は何度でもやり直せる
カバーの帯に付いていたキャッチコピー通り、本当にそう思わせてくれる本で人生の中で後悔が生まれたタイミングで読んでいきたいなと思う本でした。早速10年後の自分へ手紙まで書いてしまいました。笑
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喜多川さんの本好きだな〜
今回はタイムカプセルで10年後の自分に宛てた手紙で未来を切り開く話しだったけど、素敵な言葉たくさんあった。
●やりたいこととか夢って、探しても見つからないんやなぁって。それよりも、今、目の前のことを一生懸命やってるうちに、自然とやりたいことや夢が自分の中に生まれてくるんやって
→まずは目の前のことに一生懸命取り組んで、その先に見えるものだってあるから、あんまり深く考えすぎず頑張ろ
●彼女たちが幸せかどうかを決めるのは、あなたじゃない。彼女たち自身です。その責任もあなたじゃなく、彼女たちにあります。すべての人には、自分で苦しみや逆境から立ち直る力があるって。そして、それは出会いという奇跡によって始まるんです。僕たちもその奇跡を起こす一人かもしれませんが、奇跡の出会いを生むのは、僕たちだけじゃない。世の中にはたくさんの奇跡の出会いが溢れているんです」
→誰かの幸せは自分が決めることじゃないんだよなって改めて気付かされた。そして救われた。自分から別れたのにも関わらずその人の幸せを心配し続けたのは優しさではなく自分がそう思うことで罪悪感から救われようとしているだけなんだなと。
●苦しくなったら、怖くなったら『今、ここ』って思って過去と未来を切り離してみてくださいよ。きっと……いつか、すべて乗り越えて、これでよかったんだ、私の人生はこれで間違いじゃなかったんだ、って思える日がやってきます。
あの経験があったから、今の幸せがあるって言える、そんな素敵な新たな出会いが未来にはきっとある。すでに起こっているかもしれませ。
→今の自分があるのは、あのときの出会い、決断、選択があったからあるんだ、だから幸せなんだ、そう思えるように後悔のないようにしたいなと改めて思う。
●有名になった人だろうが、無名の人だろうが、人生で何が起きるかなんてわからない。一度動き始めたものは、もう元に戻すことはできない。そして、良くも悪くも一瞬にして人生は転機を迎えると。一寸先は闇だし、一寸先に光がある。その連続だと。そんななかで幸せに生きるためには、今日だけを、精一杯生きるしかないような気がしてきました」
→どんな状況でも、目の前のことに、今に、一生懸命生きるしか切り開く方法はないんだなと思う。
●自分だって、ダメなところがあって、弱いところもあるのに、人のダメなところや弱いところを責めるわけにはいかないですからね。お互い、完璧じゃないのが当たり前ってことにようやく気づいたっていうんですかね。不完全であるというのが完全な人間の証っていうんでしょうか」 「不完全であるというのが、完全な人間の証……ですか」
→あ〜自分ってめちゃめちゃ弱いな〜そう思うことってよくあるし、人と比較してよく思うけど、みんな不完全で、自分も不完全で、それが当たり前だし、自分にないもよ、自分にしかないものがあって、そうやって生きているんだな
●誰の人生も、一寸先は闇なんだろうなあって。でも必ずその闇の先に光はある。その光に向かって歩いて行っ���先に、新しい人生は待っているんだろうなぁって。そして、そのたびに人間は新しい人生のはじまりを迎えることができるんだって
→いい言葉だ
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どんな人が強い人なのかを知った。
当たり前だけれど本人を前にして言えないことはSNSで言っているのと変わらない。
言わなくていいことを言わない強さを知った。
今日をいい日にできれば過去は変えられる。
過去に嫌なことがあったとしても、今日をいいに日できれば「あれのお陰で今がある」と思えるようになる。
この本に書かれてることは多くの人に伝えたい人生のライフハックだと思いました。
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株式会社タイムカプセル社 喜多川泰
人生は
いつでも、何度でも、
どこからでも、
やり直せる。
落ち込んだ時、たまには自己啓発本も悪くない。
伝えたいメッセージを折り込みストーリー仕立てで気付かせてくれる作品。
自己啓発本ってあまり好きではない。
ですが、今までの自分をこのまま続けて良いとは思わないから頼ってしまう本なのかなぁって思います。
タイトルや作品紹介を読んでも分かりますが、自分を鼓舞する内容であり、前向きな事が書いてある前提で購入する本。
でも読んでみて、たまには摂取するのも必要な栄養素なのかなと…。
なんとなく想像できていた内容だが、年齢的にドンピシャなので若干刺さりました。(素直じゃない笑)
言っている事は前回読んだ『反応しない練習』と被るところもあり、人によってどう捉えるかの違いで皆悩んでいました。
いつも思うのだが、こういう本には小説と違う効果を期待してしまう。
『自分だけが読んでも意味がない。』のだ。
特に相方と読む事をおすすめしたい。
一緒に問題にぶち当たる確率の多い身近な人。
共通する何かが起きた時に、この本の内容が思い出され、自分が心を鎮め前向きに考えようと思った時にその効果が発揮される。
「同じ気持ちでいてくれているかも」
と思える訳だ。
本は人格を作る役割をすると思っているので、同じ本を読む事はかなりお互いのためになるんじゃないかな。(小説でも漫画でも何でも)
この本で私が読んで良かった点は『今ここ』。
これまでに散々聞いた言葉ですが、そんなん分かってるよ〜と、言葉として漂っていた感覚でした。
『過去は忘れる』今、ここに集中する。
これに尽きるのかな。
『反応しない練習』にも書いてありました。
『今ここ』をする事によって、未来も、過去も変えられる。
これからの未来がよくなれば、自ずと過去も良い思い出となる。
そんな事をストーリー仕立てで教えてくれた一冊でした。