電子書籍
大王製紙
2022/09/20 13:52
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投稿者:中村 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごい権力闘争ですね~
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この本の最後は、安倍元総理とのエピソードで締めくくられている。2022年7月8日、その安倍元総理も理不尽な形でこの世から去った。
本が出版された時点では、こんなことが起きるとは思ってもみなかったと思うが、人生が激しければ激しいほど、その終幕は静かなのかな・・・。
特に後半、色々考えさせられる良書でした。
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読了。カジノからの話で、この著者はおかしいのではと思った。最後まで読むといい本であった。現代の貴族の放蕩息子の転落人生に見えたが、まだまだ人生は続きがあるようで、面白かった。鬱で死ぬのは馬鹿らしいと感じた。どんなことをしても生き続けたらいいと思う。
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本当に著者は莫迦な人だな。ギャンブルで108億円余りもの現金を使い果たし、それでも余り反省もしていないしそれが自分の生き様だなぞとうそぶいて。大王製紙の社長を続けられるわけがない。親の心を知った時はすでに後の祭りだな。
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2022年52冊目。208ページ、累計14,475ページ。満足度★★★★☆
一般的にはバカラ(賭博)の箇所に注目・興味を抱く人が多いかと思うが、元金融機関の人間として「個人的」にクーデター劇の箇所が非常に興味深く読めた。
後半の親子の愛情を描く部分は、非常にクールな印象の著者だけに、意外感もあるが、少しほろっとする。
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前作よりは楽しめず。
ホリエモン、箕輪厚介、見城社長など幻冬者界隈の人たちとの交友が書かれてあったのが、あまり親近感を持てず…。
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人間は欲深い。それはこの著者に限らずすべての人間が、だ。
それにしてもギャンブルの魅力ってここまで理性を失わせるのかと思わせる内容だった。
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元大王製紙創業家社長の著者の作品。
一作目は、事件を当事者目線で語った目新しさと、ギャンブルにのめり込む姿がリアルに描かれており非常に興味深かったが、今回は少し毛色の違う作品。
ギャンブルへの熱はあまり変わらないものの、創業家を排除した現大王製紙経営陣への攻撃も含まれている。
色々と言いたかったことがあるのだろうが、やや正当性に欠ける上に、作品としての一貫性がなく、少し残念な一冊となってしまった。
相変わらず文章のうまさ、教養の高さは読み取れる。
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バカラで会社のお金を使い込んで、逮捕収監までされた元大王製紙社長の井川さんが、所内での様子や、出所後の状況、会社を追われた社内でのクーデター、大王製紙中興の祖である父のことを綴ったものである。
出所後も韓国やシンガポールでバカラを打ち続けたことを思うと賭博依存の重さにも驚くが、麻雀好きの自分としてはその気持ちは何となくわかる。何の生産性もないとわかっていながらも、心がギャンブルを求めてしまうのだ。そこまで突っ込めないのは、手元資金の差だけなのかもしれない。
それにしても井川さんがバカラでの勝ち負けを運の流れと本気で信じているところが賭博好きであることを示している。バカラは統計的にカジノしか勝たないことはわかっているはずで、そのことをせこいギャンブラーをくさす個所でも明確に記載している。コロナで海外に行けない時期が長く続いたのは井川さんにとってはよかったのではないか。
最近は、同じく東大から上場会社の社長になって刑務所に入った堀江貴文さんとYouTubeに出ている。YouTubeでのやりとりや、この本を読んで受ける印象からも、賭博にハマる性格は難があるのかもしれないけれども、あらためて仕事はできる人なのだろうなということを感じている。そして、さらに輪を掛けて父親の経営者としての胆力はすごかったのだろうなと思う。
刑務所の中で、ニーチェとフーコーを読んだというエピソードも印象的。特に、ニーチェの「超人」には特に感銘を受けたとのこと。
『熔ける』が出版されたのが2013年なので、あれからもう9年も経っているのだと思った。歳を取るはずだ。
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『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』のレビュー
https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4575306029
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井川家の系譜を辿るエッセイ。創業家の追い出しはコンプライアンス重視のこの時代会社を守るためにやむを得ないことと思う。そもそも自分が蒔いた種だし、そこを恨んでもしょうがない。本としては面白い。
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書くべきでは無かった。
一冊目を読みこちらを読んだ。
社長や社員がクーデターを仕掛けられた。
凄く他責の部分が多い。
そりゃ会社を私物化し新しい事業もやるわけでもなく
ギャンブルで何百億も会長権限で使い放題し
挙げ句の果てにはバレたら返せばいいでしょ。
でも結局現金用意できず。。。
誰もついてきませんよ。
また息子さんは父親の散々な姿を見てかお酒は飲まないそう。
父親の事が嫌いと一冊目で語っていたが
著者は父親の事を遥かに超えて本当に自分の事しか考えてないと思いました。
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転落人生。ギャンブル依存症を知るためには良い指南書。成功には再現性がないが、失敗には再現性があるので参考にするべき内容だった。
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前作「熔ける」がおもしろかったので、その続編ともいえるこの本を読んだ。これも前作同様おもしろかった。前作が収監前。今作は収監後に書かれているので、収監の様子やその後の大王製紙がどうなっているのかを、著者の視点から書かれている。この著者のことはよく知らないが、どうも憎めないので、読み手としてもこの著者寄りになってしまう部分はある。しかし一方で、井川家を追放した現経営陣側の見解も知りたいと思った。辣腕編集者箕輪氏が手掛けているだけあり、とても興味深いものだった。
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前作『溶ける』が面白く、その続編も購読しましたが、やはり面白かったです。
井川さんの人生は、普段我々が経験できないことばかりで、こんな世界があるんだと改めて思いました。ハマるときはとことんハマり、そしてまた次の関心に移る井川さんの性格が子ども時代の切手収集や釣りなどから脈々と続いていることも分かり、興味深かったです。
特に好きなのが、5章の暴君でした。父高雄氏を恐れながらも尊敬し、様々な事件がありながらも、強い絆で繋がっている父と子の関係性は凄いと思いました。
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前作『熔ける』の続きーい!仮釈放で韓国行ってバカラで4,000万円溶かしてるぅー!井川さんサイコー!
井川家パージの件も面白い。正に半沢直樹の世界ですね。付き抜けた漢の人生は面白い。それにもまして父親である大王製紙中興の祖井川高雄氏の面白いこと。こんな親父は嫌ですが…
井川さん、これからももっともっと熔かしまくって、我々庶民を楽しませてください。
レベルが違い過ぎて全く参考になりませんが、勉強させていただきます!