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廃駅オタクの公務員小日向。
廃駅を探索しているとなぜかそこには人が。
しかも100人が生活していた。
彼らは何者かなぜ地下で生活しているのか?
内容は興味をそそられる感じだったが、結末が中途半端でなんかスッキリしない終わりかただった。
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面白かった。
鉄道好きということもあってサクサク読めた。
そして、仲間達の活躍にも興奮させられた。
最後にもう一盛り上がりあったら本当に最高だったけど、十分面白かった。
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汽笛一声万世橋を/汽車は煙を噴き立てて/
車輪の響き 笛の声/汽車をたよりに思い立つ/
千里の林 万里の野
廃駅鉄の公務員。凡人の彼が出会ったのは地下の廃駅で暮らす人たち。弱気な小役人がとる道は??
荒唐無稽な集団はその理由も大したものだった。
面白かったけれど本当に起こったら??……
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東京の地下鉄に暮らす人たちがいる。
福井の増殖炉の被害にあって太陽の光に晒されると発癌する人たち。都の生活保護を担する職員が廃駅マニアで関係が出来てしまう。
国家と市民の相互背離を描く。国とは民を守るものではないのか!
筆者の心が響く。
物語の展開にワクワク感が少ない。
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おもしろかった!
ミステリーだけどどちらかといえば殺人事件よりもエクスプローラーに重きが置かれてる感じの内容だった
後半がけっこうなスピード感であっさり終わってしまった感じもあるけど、その分サクッと読めて良かったかも
ありそうでないような斬新な設定で一気に読んじゃった
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読んでも読んでも新作が出て全作読破は叶いそうにもない七里センセ。解説を読んで納得、デビュー時に百もネタを持っていたなんて。書き続けることができなければ作家じゃないと言い切られたら、打ちのめされる人がいっぱいいるのでは。
廃駅を住処とする集団。突拍子もない話ですが、現実に起きた事故をモチーフにされると、本当にこんな目に遭っている人がいるかもしれないと思わされます。
いつも思うのは、七里センセが一般人だったら、公安に真っ先に目をつけられるのではないかということ(笑)。政府に物申して何かやってくれそうな気がします。
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鉄道オタクの公務員が、地下の廃駅に潜り込んだら、そこで生活する集団がいた。
殺人事件が起き、彼らに協力するうちに、大事件に巻き込まれてゆく。集団は何者であり、殺人犯は誰なのか。
実際に起きた事件が背景にあるが、設定にあまり現実性が無く、大きなどんでん返しもなく、著者の作品にしては物足りないか。
しかし、2020年作家生活10周年記念12ヶ月連続刊行キャンペーンの第2作目ならよしとしよう。
解説に書かれていたが、著者はデビュー時にすでに百通りの物語が頭にあったとは。次から次へと新作が著わせるのも納得。
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中山七里さんは、実は初めて読んだのだが、ぐいぐいストーリーに引き込まれる感じが凄い!主人公とヒロインがバッドエンドを迎えるところは悲しいが、それをバッドエンドと捉えずに前向きに捉えかねない二人が、大変魅力的。
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私が「紙の本」が好きな理由の一つは、左手で「残りのページ数」をフィジカルに実感できることかも知れない(^ ^ わくわくしながら読み進みつつ、おいおい、残りこんだけしかないのに、どうやって収集付けるんだ? とか思いながら読むのがまた楽しい(^ ^
さて本書は、鉄オタ、しかもニッチな「廃駅オタ」の主人公が、違法を承知で地下の廃駅に冒険に行く。するとそこには大勢の人間が「住んで」いて...というのが導入部分。地下の廃駅利用ということで、以前に読んだ「金曜日の本屋さん」を思い出した(^ ^
が、ここから先が中山七里の面目躍如(^ ^ 地下に住む人たちが、何故地下に住むことになったのか...にまつわる、壮大なストーリーがあった。さらにびっくりするような事件が起き、「小市民的人畜無害公務員鉄オタ」だった主人公は、否応なしに巻き込まれていく(^ ^;
その内、「巻き込まれて」ではなく、自分の意志でどんどん「地下民」に肩入れし、のめり込んでいく主人公。しかし上記「びっくり事件」のおかげで、警察にマークされるようになり...
これ以上はネタバレになるので、自粛(^ ^; でもほのぼのとした序盤の割に、「裏」が分かってからの怒濤の展開は、ちょっとびっくり(^ ^; ジェットコースターのような一冊でした(^ ^
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廃駅オタクの公務員小日向が出来心で廃駅に潜り込んだ事で謎の集団に出会い彼らの事情に巻き込まれていく
謎の集団の強いられた状況が理不尽
隠蔽はダメ
地下に眠る閉ざされた空間はなんだかワクワクする
私に東京の地下鉄の知識があればもっと楽しめたんだろうな
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地下鉄の廃駅の廃駅を舞台にした小説。鉄ヲタの主人公が迷い込んだ廃駅に住んでいる人たちとの交流。その人たちには背景がありその背景には社会問題がむすびついている、内容的には軽い話かと思ったら意外と重たい話になったり。
後半は急に話が展開するが、正直、いろいろ突っ込み所や疑問に感じる部分もあり、最後のオチの所は正直、そこまでのストーリーが前半に比べて雑に感じた節があった。
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中山七里の作品は大変読み易くどの作品も最後までストレス無く読めて、今作も同様であっという間に読み終わりました。異世界に迷い込んだ冒険物みたいな感じだったり、日本で現実にあった事をモチーフにした社会的な感じだったり、最後はきっちりミステリーだったりと大変楽しく読めました。
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中山七里さんの『帝都地下迷宮』を読了。
社会派エンターテイメント小説
廃駅の地下鉄にひそかに住む人たちの物語。
斬新な設定でした。
なんで公安が絡むのかはじめは不思議でしたが
そういうことかー。
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今年初の☆5。
鉄道オタクが好奇心で廃駅に潜り込んだら、そこには100名を超える隠れ住む住民がいた。
この入りからどう話がすすんでいくんやろ?と物語に夢中になったなあ。
鉄オタ、公安、公務員。全く関係のない点と点が徐々に繋がっていく展開が見事。
古今東西の物語で「強大な敵に挑む小市民」という対立構造は読者の心をつかむ。
多読していると左翼的な小説って多いよなあ。それを踏まえた上で、思想のバランスを持っていたい。
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'23年2月14日、Amazon audibleで、聴き終えました。久しぶりの、中山七里さんの小説。
楽しんで、聴けました。
ただ…途中、登場人物たちの考え方に、「? アカの他人に対して、厳しすぎでは?」と感じるシーンが結構ありました。僕なら、反発しちゃいそう┐( ˘_˘)┌
あと、ラスト…ちょっとアッサリし過ぎでは?
まあ、不満ばかり言ってもねぇ…全体的には、面白かったです。