投稿元:
レビューを見る
当たり前のように、いじめられた子どもが学校に行けなくなる、というのはおかしい。
いじめる側が精神的な疾患を持ったおかしな奴なんだ、ということに改めて気付かせてくれる。
投稿元:
レビューを見る
いじめ加害者にどう対応するか――処罰と被害者優先のケア。斎藤 環先生と内田 良先生の著書。いじめ加害者はいじめ加害者として叱られたり注意されたりすることはあっても転校を余儀なくされることは少ない。いじめ被害者はいじめ加害者から解放されたいからいじめ加害者のいない学校に転校する。いじめ加害者が反省すればいいけれど反省しないいじめ加害者はまたいじめ被害者を生み出す。いじめ被害者が守られないのはおかしいです。
投稿元:
レビューを見る
スクールカウンセラーです。
非常に勉強になり、関係者皆に読んでもらって、意見交換をしたいくらいです。
問題の本質に切り込んでいく斎藤先生と、学校現場の実情を理解した上で、かゆいところに手が届く議論を展開してくださる内田先生との組み合わせが最高ですね。
オープンダイアローグについては、慎重に検討する必要があると思います。
いじめの状態によっては、被害児は加害児と場を同じくすること自体、外傷的な体験になり得ます。
虐待では効果があったということですが、親子という愛着関係が仮定される間柄でのことなので、いじめ事案にそのまま転用することはできないでしょう。
アセスメントの力を磨き、オープンダイアローグについてしっかり学んで、安全に場を回せる自信をつけられたら実践してみたいと思いました。
投稿元:
レビューを見る
学校現場の負担は過剰であり、いじめという暴力行為に対してグレーな対応を求められる。そうではなく、警察や地域が目をやり介入し、毅然とした対応で加害者にあたれる世の中になってほしい。
この本を読んだ校長など管理職はどう思うのか?