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2022年49冊目。224ページ、累計13,870ページ。満足度★★★★☆
力作、労作、資料的価値あり!
著者は老後に向けて、ETFを増やしていく予定とのこと
私はどうするか、正直、この本を読んでもまだ決めかねています。
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投資信託だとFIRE後に切り崩す必要があるけど、
なかなか勇気が持てないからETFを持って、
最初から分配金をもらう仕組みを作ろうってことで
ETFを薦めてくれています。
確かに一理あるなあとは思いましたが、
要するに出口戦略もちゃんと考えなさい!
ってことなんだろうなあと思います。
【勉強になったこと】
・ETFの分配金受け取りは強制的な利益確定
と思っておくとよい。
・海外資産のETFを選ぶときの一つの指標は、
米国株の組み込み度合い。
10割:S&P500のETF
7割:先進国株式
6割:全世界株式
・NEXT FUNDS 外国REITと
米国リートETFを持つと分配金を8カ月に分散して
受け取ることが出来る。
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2024年からシン・積立NISAが始まる。これはETFも対象となる。(今でも普通のNISAであれば買えるが)というわけでETFを学ばねばならない。
デメリットは分配金を自動で再投資できないらしいこと。
ただしマネックス証券「米国株定期買付サービス」には配当金再投資機能が付いているらしい。これは魅力的なのでは?
※マネックスの購入時手数料無料ETFではウィズダムツリー米国高配当DHSや同じく米国配当成長DGRWなどが良いか。
あとは経費率が低い0.06%のバンガード米国高配当株式ETF(VYM)それと新興国ももう少し入れておきたい。今はインドに注目しているのでウィズダムツリーインド株収益ファンド(EPI)。
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ETFと投資信託の最大の違いは出口を考えているかどうか。投資信託は分配せずに再投資するため、資産を増やしたい人にはおすすめ。でも、増やした資産をどうするか。投資信託もいずれ、出口を考えないといけない時がくる。
その点、ETFは当初から分配金があることを念頭に投資するため出口を考えなくて良い。
特に投資判断が鈍る老後に向けて、早めにETFを持っておくことは重要。
あと、投資信託よりETFの方が種類が多いのもメリット。
生活に必要な範囲で少しずつ資産を取り崩しながら、証券口座にある資産は少しずつ増えていくのが理想。
買うことよりも売ることの方が何倍も大変。そこには投資判断が必要だから。
著者の現在の総投資額は、1億2千万円で税引き後の年間CFは180万円。単純計算で、実質利回り1.5%だから、やはり不動産投資と比べると、株、ETFは見劣りしてしまうなあという印象。
投資信託でも、ETFで支払われる分配金と同じぐらいの金額を自分自身で計算した上で計画的に取り崩していけばETFと同じことができる。
「毎月●円ずつ」という定額ではなく、「毎年●%ずつ」という定率で売却していくこと。
平均運用利回りを超えない範囲で毎年引出し額を調整すれば運用元本そのものは目減りしない。
ただし、コロナショックのように、市場が悪化した時は引き出せなくなる。
楽天証券では、投資信託の自動取崩し機能も充実している。
投資信託とETFを組み合わせるのが一番賢い投資方法。
ETFのデメリットは、定額で自動購入できないこと。
SP500ではなく、全米株式に投資するメリットは、米国ではITやバイオ分野の新星成長企業が続々と登場するから、SP500に含まれていない新星企業の株も拾うことができる。
しかし、長期的なリターンで見ると両者に大差はない。
配当は少ないが成長性が高い株式をグロース株、成長性は低いが配当が高い株式をバリュー株という。
そのため、グロースETF、バリューETFというETFの種類がある。
SP500は、ややグロース寄り、NYダウはバリュー寄り、ナスダックは超グロース。
NYダウは安定の老舗企業が中心だが、30社しかないのがデメリット。
東証ETFでも購入できるならあえて米国ETFに投資する必要はないが、東証ETFで買えないものが数多くある。
その筆頭が、米国増配株式のETF。
おすすめは、
ヴァンガード米国増配株式ETF
SPDR S&P米国高配当株式ETF
ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンド
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ETFの入門書と言った感じ。
オンライン証券別のサービスにも言及されており、ETFへの投資をしたことが無い人に親切と思われる。
1年ぐらい前に発行された本なので、これから投資したい方はそれぞれの銘柄に関して現在の状況を調べてからの方がいいでしょう。
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ETFの入門書として。ETFについて詳しくまとめてくれているので、親切な本だと思います!
投資信託だと出口戦略に困るので、ETFのほうが良い、というのは確かにそうかも。
投資の辞め時についても考えないといけないなぁと思いました。
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米国株ETF代表銘柄の紹介といった内容でした。私は資産Maxで死にたくはないので、高配当ではなく積上げたものはちゃんと取り崩す方向で行きたいなーと思いました。