投稿元:
レビューを見る
サブヒロイン二人目、委員長である氷川アオイを攻略するお話。
現実世界におけるラブコメと、現実世界と交差した夢の世界におけるバトルを融合させた、不思議な感触の作品。
その源泉は、暗い世界の話だが、主人公が自由気侭な点に起因するのだろうか。
最初の、4人のヒロインを攻略するというミッションは着々と進んでいるが、全体としてのミッションは広がって、伏線が大幅に増量した模様。
今後、どのような結末になるのか、今後も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
ラブコメが題材の作品ばかりの作者の新シリーズである。
「文句の付けようがない」は挫折したものの、
「育ちざかりの教え子〜」は楽しく読んだ思い出。
今作は1巻を読み放題で読了。なかなかの変化球っぷりに好感触。続刊である2巻も読んでみた。
なお、作者氏の作品は総じてページ数が少ない感がある。
この作品もご多分に漏れず短めである。
(その分値段もお安い)
相変わらずよくわからぬまま話が進行し、
よくわからぬままラブコメしてよくわからぬまま解決する(してない)という感じである。
いろいろが謎すぎて読後感はお世辞にも良くない(笑)。
ヒロインを殺して終わると高らかに宣言しているので打ち切りにならず完結まで刊行して欲しいところ。
投稿元:
レビューを見る
【夢を描く空想で現実に立ち塞がる障壁を乗り越えろ】
アオイの補修講座で、更なる闇が迫る物語。
空想の中でなら、嫌な現実を好きなように塗り替える。その一種の享楽に身を任せたジローに、突如現れたユミリにより、夢で凌辱したヒロイン達を現実で攻略すべく足掻く。
夢とあわいの世界で得た確かな変化。
彼女達と接するごとに甘い夢物語からは想像も付かない暗く重い過去が立ち塞がる。
次のミッションであるアオイが主催する補習講座で垣間見える仄暗き過去。
夢と現実を侵食されつつ、全てを支配する能力を得たジローの闇が浮き彫りとなるのだ。