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お仕事小説としてはおもしろかった。
が··· 恋愛要素が少ないところがいまいち。有川ひろ作品には、そこを求めてしまう。
空飛ぶ広報室、図書館戦争などを連想させる小ネタが入って、きっとその映像化の現場でこの話のきっかけをつかんだのだろう。パワハラ、セクハラ、映像業界、遅れてるな。そのへんの職場 = 一般企業でもパワハラ、セクハラはあると思うが、悩みどころはこの話のようなところではなく、次の段階にいっていると思う。
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主人公がまっすぐで、ストーリーに爽快感があったのだが、だからこそ若干共感といいよりもむしろ、芝居じみて感じてしまった。
登場人物が悪役なのか良い役なのかはっきりと書き分けられてる印象だった。
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心地よいスピード感に、ちょっとした恋愛要素。
有川さんの描く恋愛が好き。
今回はちょっとだけど、それでも満腹。
大変ながらもイキイキ仕事が出来るって最高だよなって思う。
真っ直ぐなイーくん、会ってみたいなあ。
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主人公や同僚たちの仕事に対する真摯な姿勢がとてもかっこよく、制作スタッフとして駆け出しの主人公が作品を通して少しずつ成長していく姿も良かった。
映像業界のことは全く知らなかったけれど、イメージしやすい文章で映画やドラマの裏側を少しだけでも知れた気がして、読んでいて楽しかった。
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有川さんの本を読みたくなる周期がたまにやってくる。
自衛隊三部作、図書館戦争もそうだけど、人間模様や恋愛、専門知識がいつも程よくて、重く引きずるような辛さはないけれど、綺麗過ぎない熱さもあり、専門的すぎて読みづらいということもなく、絶妙なバランスだなぁと思う。
個人的に有川さんの戦闘職種系のお話がまた新しく出ないかなぁと心待ちにしている。
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何かイマジンに関わる人達が皆、戦国武将の名字だったのは痛快だったな。
映像業界に働く人達も大変なんだなって思わされた。中でもイマジンの制作会社は、作品の舞台の場所決めやエキストラ集めなどの仕事をする一方で、キャスト達の配慮をしたり、お茶場を作ったりと細かい所も多く、そりゃ鬱にもなったりするわな!って思わされた。特に仕事に手順があるわけではなく、その都度、的確な選択を迫られるのは、かなり一流でとてもじゃないが自分には向いてないと思う(笑)
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映像業界というなじみの薄い業界の話ながらも、毎度のごとくしっかり話にひきこまれて、要所要所学ぶことも多くて、やっぱり男はかっこよくて、有川さんの作品やっぱり好きだ…となった。
個人的には続編にも期待したいところである笑
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走れ声を出せ。イマジンだ。
愛されワンコ(豆しば)キャラの新人制作くんの奮闘記。
映像作りは、やっぱり人が作るものなんだなと、改めて色々思うところあり。
フィクションの小説だよ。
と言い聞かせながら読むのだけど、
やっぱりどうしても、映像化した有川作品のあれこれの裏事情を見ているようだった。
だって、空飛ぶ広報室も図書館戦争も植物図鑑も好きだから。
殿さん佐々さんワタさん
ここぞの時に要になってくれるカッコいいプロがいてくる。
心強い。頼もしい。安心できる。
日本映画界に幸あれ。
日本の映画が「のびのび」と作れることを願ってます。
私にとって母語で観れる日本映画は宝です。
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これまでの作品や、映像化に対しての作者さんなりの答えなのかなと思いました。
それよりも、純粋にお話が面白かったです。
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映像制作の現場、裏側のリアルが詰め込まれた1冊。
映像制作の仕事に就くことを夢見ていたのに、入社した会社が計画倒産をし、そのせいで同業界への転職は叶わず歌舞伎町でビラ配りーーという不憫なシーンから始まる。そこから縁あって、映像制作のバイトをすることになり……
内容は良井が携わった映像作品4つについて、それぞれ描かれている。変えていかなきゃいけない闇の部分にも遠慮なく触れており、ハラハラしたり、名言が散りばめられていて心に刺さったり、主人公同様に無事仕事が終わったことに感動したり、感情が忙しい。
久しぶりにザ・青春!って感じの仕事小説読んで元気もらえました。
とりあえず主人公・良井の機転がすごかった。殿浦イマジンに拾われて良かったなぁ。こういうのを適材適所というんだろうな、と思いました。
殿さんの歴史人物好きという設定も細かいなと思ったけど、今まで有川浩が描いてきた作品についてもところどころ名前を変えて触れてあっていろんな発見があり、また、ページ数がなかなか多かったですが1日で読み終えてしまうくらい熱量のある内容なのでオススメです。
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読みやすく、一気に読みました。映画やドラマの撮影の様子はこんな感じなんだなぁ。読んでいて、前向きな気持ちになりました。
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映像制作の現場を描いた、お仕事エンタメ小説。
全てが上手くいくわけではない。
どんなに頑張っても、悔しい思いや辛い思いもする。
「報われない」と言った良井に、「報われることを期待するなら今すぐ辞めろ。支えることに徹しろ」と殿浦に言われる。
プロフェッショナルだなぁ。
ただ、殿浦はその後のフォローをしっかりする。
だから社員は付いて行く。
結局は「人」なんだよなぁ、と思う。
ネット注文したので、届いた時にはその分厚さにひるんだが、面白く、楽しく読めた。
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普段知ることのない映画制作の現場の雰囲気を感じることができてよかった。現場の苦労や人間関係が色々と描かれているが、もう少しスリルや感情の起伏があればもっと読み応えがあったと感じた。
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小5でゴジラと出逢い、映画に魅了された良助。「映画には作る人、物語と現実を繋げる人がいる。自分も物語と繋がりたい。」と夢に向かって突き進む成長物語です。
主人公の良助の前には、映画やTVドラマの制作現場で、半端ない無理難題が次々と立ちはだかります。しかし、持ち前の明るさ、一途さと空回りしながらも気遣いで克服し、周囲に認められていきます。
現実的には、こんなに上手くいかないよなと思いながらも、良助の爽やかなキャラと仲間との協調、困難に立ち向かいクリアしていく様子に、知らず知らずときめき、応援したくなります。こんな子がいたら、老若男女問わず人気者になること請け合いです。
映像業界に入ることが夢でありゴールと思っていた主人公が、夢の続きへ決意を新たにするという、読み手にとっても明日への希望をもたせてくれる物語でした。
有川浩ファンにとっては、「空飛ぶ広報室」「図書館戦争」もどき(?)の話も登場し、別の楽しみもありました。
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制作の仕事ってこんな感じなんだな。
と大変参考になった作品でした。
率直で素晴らしい主人公。
面白かったです。
映像化を期待しています。