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パンダが好きなので、タイトルにつられて買いました。エッセイも好きだし。
パンダについては、残念ながら成都での飼育ボランティアについてふたつのエッセイ(全35の内)のみでしたが、面白かったのでよし!
パワフルな人ですね。
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藤岡さんのエッセイということもあって、少し世界が広がる感じ。エッセイも楽しんだんだけど、藤岡さんの周りのことで、色々、驚く部分があって、へぇってものも多かったです。
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わりと上手くいってないことが多いのに、新しいことに次々チャレンジする、良い意味で学ばない姿勢がすごくすてきだった。そのとき、その場ではダメだったかもしれないけど、積み重ねていくうちにこんなに面白い気づきにあふれたエッセイが書けるんだ、と思うととても元気がわく。
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おもしろかった!
寝る前に1話ずつ読んだけど、その読書タイムが毎晩楽しみに♪
正直、変わった人だな〜と思って読んだけれど、私がそう考えることも全然おかしいことじゃない。だって同じ日本人とはいえ、育った環境も何もかも違うんだから、そこには異文化がある。
でもその異文化を理解しようとせず、ボーダーを引いてしまうことはいけなくて、積極的に異文化交流をすべき。
そんなようなことがゆるっと書いてある。
内容、書き方はゆるゆるしてて読みやすいけど、人と関わる上で大切なことや、新たな発見がたくさんあった。
1話2〜3ページなので、普段あんまり本を読まない人にもオススメです!
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わっ
このひと、好きっ
となった。
文章に高慢さはないのにすごいことを沢山やってのけているし、体験したことを自分の中に蓄積して考えて取り込んでいるし、失敗談も面白いし、読んでいるだけでプラスの気持ちになる。
他の著書も読んでみたい。
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パンダが好きで、北海度で人気がある…ぐらいの情報しかなかったが、この本読んで、中国の方と結婚してお子さんまであると知った。
フラットであることを常に心がけてる人、という印象。そして人見知りや場所見知りを振り切って、どこにでも飛び込んでいく友人を見習い、いろんな体験、旅をしている。
パンダは笹しか食べないから便も匂わないんだそうな。
忍者学校に入り、一回で挫折する話が無性に面白い。
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藤岡みなみさんの感性が好きだ。
素直で興味深くて、独特なのに飾ってない。
『ふやすミニマリスト』の時にもそう思った。
人生を楽しくおもしろくする能力があるんだと思う。
そして、優しい人だと思う。
映像バリアフリーガイドという仕事があるのを知って、その仕事に興味を持ったし、ことばが好きな人間として習得したいかもしれないと思って読み進めたら、ものすんごいパワハラ人格否定教師が出てきてヒエッとなった。
私はそこに書いてあるようなやりかたを「必要な厳しさ」と思えないし、教える能力のない人間のとる言動だと思うので、講座を受ける選択肢を視界から外すのにためらいはなかった。
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異文化と言ってしまうとどんなに距離を縮めても境界がなくならない。そのことを意識しながら異文化に飛び込んでいって、眺めるだけではなく自分の内側に取り込んだうえで理解しようとする。というような、好奇心だけではなく相手の目線に立って関わろうとする藤岡さんの謙虚さを見習わなければならないと思いました。
また、異文化を知ることの動機とか意味についても考えさせられた。前提として藤岡さんが好奇心を大事にされていることがあるけど、それを満たすためだけの異文化体験という感じでもなく、相手のことを知ることで世の中のネガティブな境界をなくそうと志向されている雰囲気が感じられ、大事なことだなと思った。
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タイトルも珍妙さと表紙の可愛らしさだけで思わず購入してしまったのだが、軽やかなのにぎゅっと何かが詰まった内容だった。
異文化、多様性、そして自分という存在を正面から受け止めているかのようで、ずいぶんとストロングスタイルな文章だなと思った。経験に基づく独特な感性をユーモラスな言葉で飾り付けているが、骨太な主義信条が垣間見えるため、浅薄な印象はまるでない。哲学書を読んだような気さえした。
マーシャルでの上映会を記した「弾みながら島に着く」という章を「そこには待ち望んでいた出会いと、対話があった」と締めくくっているが、この言葉に一番心を揺さぶられた。対話の重要性をもう少し考えていきたいと思った。