紙の本
夢追う2人に勇気がもらえる
2024/02/23 22:54
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投稿者:laya - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学を卒業してから10年経っても、それぞれの夢を追い続けながらお互いに励まし合う二人の姿にいつも勇気をもらえます。何度壁にぶつかっても、自分の夢を諦めずに何度も挑戦し続ける本の中の登場人物たちに自分も読むたび励まされて、この一冊があれば辛いことがあっても吹っ切れるような気がする!そんな一冊です。
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映画のファンとしてはツッコミどころ満載。そこは変えちゃいかんでしょ!というのは本の帯にも写真で出ているチェロへの変更…あの名シーンが無かったことになるなんて…と思いながら読みましたが、別モノとして理解することにします。
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ジブリの作品の中で「耳をすませば」が1番好きな私。その作品の10年後が映画になる、しかもノベライズも出ている、と知り、知りたいような、知りたくないような葛藤をしつつ、購入してしまった。
雫と聖司の10年後。2人の現在が、懐かしいエピソードを挟みつつ描かれている。
雫は分かるけれど、聖司がチェロというのは……。
なんだかいろいろ無理があるようにも思えたし、正直に言えば、この「続き」は知らなくてもいい気がした。
おそらくあの作品のファンならば、この「続き」のようなエピソードは、2人のその後として既に読者の心の中に描かれている気がするから。
私は、だけれど、この本を読んで、実写は見たくないなと思った。
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映画を観てないけど、なるほどそうだろうなという感じだった。原作も思い出せる程度に割り込んでてわかりやすい。俳優見たさ?でもたしかに実写によるガッカリ感はなさそう。
360冊目読了。
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ジブリ映画とは設定が少し異なる。
でも昔リアルタイムで耳をすませばの原作や映画をみてきた人間としては、また彼らに会えて、自分の青春時代を思い返しながら懐かしい気持ちになれた。
ストーリー自体は少女漫画のベタな展開だけど、それも含めて懐かしい。
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聖司と雫の10年後。物語のその先がどうなっているのか、とても気になる内容だったので、この本が目に留まった時に読みたい!という衝動に駆られた。
そもそも、10年も会わずに電話や手紙だけのやりとりで続いていること事態、凄いことだと感じた。
現在は携帯があるので、簡単にやり取りができるが、2人は10年もの間、電話で声を聴き、手紙でお互いの状況報告をしていた。
私なら会いたいという気持ちが抑えられずに会いに行ってしまうだろうなと感じたが、ここは2人の精神面での強い繋がりがあったからこそ出来たことなのではないかと感じた。
2人とも夢があり、それに向かってひたむきに頑張る姿や、お互いを気持ちの拠り所として一生懸命毎日を生きる姿が素晴らしかった。
誰かがいるから頑張れる、それは世の中の多くの人が感じていることではないかと思った。家族や恋人、子どもという、自分にとって大きな存在がいるから頑張れることは当たり前なのかもしれないが、素敵なことだと感じた。
仕事で上手くいかない時、どうすれば良いか分からない時等、働く人が感じる葛藤や辛さも描かれていて、読みながら応援している自分がいた。
映画は観ていないが、2人の10年後を知ることができて満足の1冊だった。
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なるほど!構成は良いと思います!
ふむふむ、漫画2冊を読んでからこの小説を読むと良かったんだなぁ〜?
漫画探しにいこーっと。
面白かったなぁ、大人になった二人のエピソードも。
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10年後の耳をすませば、読了。
松坂桃李さん達の映画は観てはおりません。
中学時代と10年後がほぼ交互に構成された作品でした。
聖司の道から察するに、漫画版ではなく、ジブリ版の後継と思われますが、一部、漫画版を元にされている描写があります。
ジブリ版と違う!という意見もありますが、そもそもジブリ自体が漫画版をベースにされた派生ですので、個人的にはあまり気にしませんでした。
雫や聖司は、想像通りの成長で、聖司にはもう少し雫を心配して欲しかったのです。
でもそれは、とある登場人物も言ってましたが、この2人共に変なんでしょう。
二人の他、夕子や杉村も登場するため、懐かしく、切なく、嬉しく、色々な感情が湧き上がりました。
耳をすませばが好きでしたので、読めて良かったです。
ありがとうございましたm(_ _)m
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とても懐かしく映画を思い出しながら続編を楽しめる小説。
読んでいて、このシーンあったなと思い出しながら読んでいて、とても懐かしくなりました。二人のその後も楽しみであっという間に読んでしまいました。
当時のことも思い出しながら読めて、新鮮味があってよかったです。
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映画「耳をすませば」は自分にとってすごく大好きな作品で何度も見た。
この小説の評価は分かれるかもしれないが、ちゃんと二人のその後をきれいな形で終わらしてくれたことに感謝しかない。実写映画は見ていないがよく書けていたと思う。夕子や杉村、天沢聖司、雫のキャラクターを損ねることなく(ジブリ版とは設定が多少違う箇所もあるが)上手く10年後の彼たちを描けていたと個人的には思う。
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ジブリ耳をすませば
の世界観が好きなので
10年後
を知れる嬉しさもあり。
図書館で、自分の読みたい本には
すでに天沢聖司の名前があったり。
学校の図書室の本を読み尽くしたり
中央図書館で、目当ての本を探したり。
同じ本を読んで感想を言い合えたり
共感できたり
児童書に、ときめいたり。
そういうところにキラキラする1冊。
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10年夢を持ち続ける。
簡単なことじゃないし現実をみて
諦めたくなる瞬間は何度もあると思う。
それでも大切な人の存在に支えられて
約束や思い出を思い出して頑張れるって凄い。
私は夢を持ち続けられなかった。
夢を抱いては現実を鑑みて諦めてきた。
吹奏楽に出会ってホルンを始めた。
コンクールを通して強豪校に憧れた。
並々ならぬ努力が必要だけど
コンクールで全国に行きたい。
吹奏楽を通して沢山の仲間に出会い
様々な経験をしたいし
いつか誰かに憧れる人になりたいと思っていた。
実際に吹奏楽強豪校のオープンキャンパスに参加して
体験入部してみたけど
勿論私よりはるかに上手な人が沢山いて
その環境に身を置く自信がなくなった。
小児外科医、救急医、歯科医を目指して勉強していたけど
当時の学力が足りなくて現役合格できなかった。
浪人しても目指そうとしてたけど
一年で合格する自信なくて
強い気持ちを持てなくて
不安になって看護師の道に進む決断をした。
夢や憧れに向かって動いてみて
向いてないな、この道じゃないなって
諦めたことは今でも後悔してないし
これで良かったと思えている。
だけど挑戦する前から諦めようとした夢は
何年経っても諦めきれてないし
いつかその時の選択に後悔する日がくると思う。
結婚して過程を築くと
今より夢に向かって動きにくくなるのではと考えると
独身の今しか挑戦するチャンスがないと思う。
今があるのはその時々で
自分で選択して決断してきたからだし
様々な経験をして成長することができたから
これで良かったと思えてるし満足してる。
でもね時々なんだけど
もしあの時に別の選択をしてたら
どんな景色を見れたんだろうって考える時がある。
この映画を観た時
自分の気持ちに素直になって夢をおいかけたい。
何年かかるか分からないけど
‘’耳をすまして‘’心の声を聴かないと。
そう思いました。
私はもっともっと物語の世界に入って
現実では経験できないような体験してみたい。
いつか夢を現実にして
誰かの背中をそっと押すことができる
誰かの心の支えになれる
あと少しだけ頑張ろうって思うきっかけとなる
そんな人に成長できたらいいなぁ。
〈映画キャスト〉
1998年
月島雫▷清野菜名さん
天沢聖司▷松坂桃李さん
杉村竜也▷山田裕貴さん
原田夕子▷内田理央さん
堀内部長▷音尾琢真さん
津田みどり▷松本まりかさん
高木洋輔▷中田圭祐さん
月島靖也▷小林隆さん
月島朝子▷森口瑤子さん
園村真琴▷田中圭さん
おじいさん▷近藤正臣さん
1988年
月島雫▷安原琉那さん
天沢聖司▷中川翼さん
杉村竜也▷荒木飛羽さん
原田夕子▷住友沙来さん
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もう耳すまはアニメで何度見たことか。恥ずかしそうにカントリーロードを歌うシーンや「私はお荷物じゃないんですから〜!」とチャリのサドルを押すシーン、長猫のしましまクッションをもふもふするシーン。。。好きな場面は数えきれないほどある…
あのクッションいつか自分で手作りしてインテリアにしたいのが私の密かな夢です。笑実写版でどう蘇るのか。本読んでから観ようかな。
「空から雷が降ってきたみたい….
…きっと空にも手が届こう!!!」
言葉の言い回しがいちいち文学的で、セリフが魅せる響きや表現の奥深さも醍醐味といえる国語教材としても肩を並べられる名作だと思います…
(書籍情報:https://www.amazon.co.jp/dp/4087444341?th=1&psc=1&linkCode=ll1&tag=honnoakari-22&linkId=e86b3405b1e779fbac4106dbc2190f0e&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl)