紙の本
ヅカ好きな方も要チェックです
2023/01/31 23:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sakuraんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美麗カラー沢山、読むところいっぱい、ためすすがめつ隅々まで、相当長く楽しめそう。
安蘭けいさんなど、ジェンヌさんのインタビューもきっちり押さえてます。
もう『エロイカ』の新作は読めないのかな・・・オドを読みつつ、いつもちょっと思ってます。
本書の「青池保子年表」はちょっとした資料。
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青池先生のロングインタビューがメインの「総特集」、一気に読了しました。
デビュー後十数年間大ブレイクに至らなかった経緯は以前に自伝を読むなどして知っていましたが、改めて「ティリアン・パーシモン」というキャラクターの創造が重要な転機であったことが分かるインタビューでした。
画力は高いが強烈な個性には欠ける、しかしストーリーテリング能力は高いので作画職人に終わらせるには勿体なさすぎた(そして歴代の編集者を悩ませたと思われる)漫画家が「化ける」ことができた要素は何だろう? と、実は自伝を読んだ後もずっと考えてきました。
要素としては、まず1970年代前半頃から「24年組」の活躍で作家性がより重視される流れが作られ、作家個人の視野や趣味、知見を反映しやすい土壌が整えられたのが最も大きいのでしょう。
ただ今回本書を読み終えて思ったのは、十数年間出版社専属作家としてコンスタントに安定した品質でコンテンツ供給を行ってきた実力と信頼性があってこそ、徐々に冒険することが許されたのだろう、ということでした。
加えて、作家自身が、自らの意図を超えて育っていくキャラクターをより魅力的に描くための技術向上や、キャラクターを世に送り出すための努力を怠らなかったことも、かなり重要な要素であったに違いない、と考えています。そして、そうした作家の意志を後押しした編集者の皆様の力量も素晴らしかったに違いない、とも。
歴代の先生の担当編集者の方々には、流れを堰き止めずに読者に供給してくれて誠にありがとうございます、とお礼を申し上げたいです。
本書では以上のようなことを読者に再認識させた上で、最後に電子書籍で読めるブレイク前の過去作品をつぶさに紹介しているのが心憎いです。とりあえず、早速1冊ポチってしまいました。
ところでどこかの出版社で、未単行本化の『光と影の伝説II』も刊行してくれませんかねえ。電子書籍でも良いですから、出してくれればできるだけ買いますので。
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青池保子先生の歴史が分かりました。美麗なカラーイラスト満載だし、名作キャラも総出演だし、嬉しい一冊ですね。
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エロイカはイケメン漫画大好きな私の原点の漫画です。少佐も伯爵も大好き。途中で挫折してしまったけど、未読の漫画も今なら電子本があるから再開しようかな。長期連載中に世界情勢がこれだけ変わったのでまるで近代史をいや現代史を追っているようです。
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ええっ、画業60周年ですか。
デビューが早かったからもあるけれど
すごいことだなぁ。
私は主に『エロイカ』くらいしか
読んでいないのですが
(あと『Z』とか『エル・アルコン』)
壮大なスケールの話なのに
おとぼけなシーンもたくさんあって
その絶妙なバランスが大好きです!
ヅカ友対談があったり
豪華な特別寄稿があったり
楽しい1冊でした。
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知らない世界に立ち寄ってみた。
すごきせかいもあるなぁ!
って思ったけど、やっぱ違う世界だわぁぉ