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カフェや喫茶店の代表と言えば、コーヒーだ。苦味にあるコーヒー、まろやかなコーヒーなどいろいろある。
昔からの喫茶店からカフェまで都内の様々な店のコーヒーを取り上げている。
開店した当時、話題になったブルーボトルコーヒー。2015年2月に清澄白河に日本初上陸してからもう7年。
この店は2019年にリニューアル。店内で味わえるコーヒーはシングルオリジンのみ。大半は浅煎りフルーティーなもの。
夏には限定の缶入りアイスコーヒーを発売している。
そう言えば、whitesheep11は気になっていたがまだ行ったことがない。
知らなかったが、1952年に創業した京都の小川珈琲。2020年夏に東京進出していた。
今年、京都に行ったとき、京都駅の地下街にある小川珈琲を利用した。その時食べたホットケーキが美味しかったのを覚えている。
ブルーボトルコーヒー同様、意外な場所に進出している。それは桜新町だ。
「京都流のおもてなし文化を踏まえ、店ではバリスタがチョクセツお客様ひとりひとりに接客します。お客様の好みに合わせて、最後まで責任を持って抽出するんです」
このように今回のプロジェクトを統括した同社常務取締役の宇田吉範さんが語っている。
コーヒー豆は常に21種類に加えて週替りでトップグレードスペシャルティを用意している。
純喫茶に行くとゴージャスな内装でお出迎えしてもらえる。喫茶店本や特集でよく見かけるお店が載っている。
しかし、モクモク羊が行ったことのない店もある。それがトリコロール本店だ。上野松坂屋に入っているトリコロールは行ったことがある。
銀座の商業施設「GINZA SIX」のすぐそばに本店がある。
創業は1936年で、キーコーヒーの創業者、柴田文次氏が美味しいコーヒーを広めたいという思いで始めた。
自慢のコーヒーは長年親しまれているオリジナルのアンティークブレンド。ブラジルやコロンビアなど中南米産の豆を中心に配合して、酸味と甘味と苦味がうまくコラボするようにできている。
もう1つの名物はカフェ・オ・レ。
創業70周年記念復活した人気メニューのエクレア(650円
)。中にクリームがたっぷり入っていて美味しそうだな。
そして、アイスコーヒーが美味しい店も紹介している。冬でも暖房がガンガン効いていて暑いくらいのとき欲しくなる。
池袋にある炭火煎珈琲 皇琲亭。1925年創業のコーヒー卸会社・山下コーヒー直営店が開業したのは1983年。
専用の深入り豆をネルドリップでじっくり蒸らし淹れ、冷蔵庫へ入れる。
気になる味は、ふくよかな香りとまろやかな苦味があり、スッキリした後味。
この他にも気になる店がたくさん載っているので、本を片手にはしごするのもいいかもしれない。
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やっぱりこの手の本は見ているだけでも幸せになります。
どのお店も美味しそうで、日常の場面にこのようなお店に行けたら気分があがるだろうなぁと思います。
コンビニでドリップコーヒーを買える時代だからこそ、空間もセットで楽しめてくつろげるって贅沢だし自分へのご褒美的な感じがします。
吉祥寺にある洞窟のような地下空間の『coffee hall くぐつ草』は行ってみたいです。
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11年の歴史がある「珈琲時間」という雑誌の総集編のような一冊。
当然、珠玉の店舗ばかりが紹介されている。
紙面レイアウトも見やすく、定休日等の情報もしっかり記載されている。
類似の書籍も多いが、とりわけ東京に限れば、本書は大変参考になると思う。
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[図書館]
読了:2023/6/10
仕方のないことだけど「東京」と聞いて思いつく交通の便の良いところは少ない。
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近年はコーヒーショップが乱立している。元々喫茶店というのは息抜き、ひと休みに来る場所だったと思うのだが、最近は仕事や勉強をしたり、スマホをのぞきこんで没頭する人が多い。だがここに載っている店の大半は、ゆっくりコーヒーを飲みながら雰囲気も味わうために行きたい店だ。そういう店がどんどん減りつつあるのは残念。日本人はゆとりがなくなってきてるんだなと思ってしまう。
近場で行きたい店はないかと思って見た本だが、近場には既に行ったことがある1店しかない。巻末に掲載店の場所を示した地図があるが、どの店も近くない。それらの店に行こうと思うとスケジュールを立てなければならない。日帰り旅行レベルになる店も多い。東京は広い。
東京でカフェ巡りをしたい人にはお勧めの一冊。