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小学2年生の長女が「ママも読んだ方がいいよ!」とお勧めした本。
誰に何を言われようと、やりたいことをやる!
子供の心にも響くものがあったのでしょう。
絵の描き方、配色もとても暖かく、言葉一つ一つの表現の仕方もとても様々に書かれていて、大人の私でもすごく勉強になりました。
何度読んでも学び感じるものがありそう!
漢字は使われていないので小学1年生でも、本が好きな幼児でも1人でも読め、幼児への読み聞かせにも良いと思いました。
本当に素晴らしい一冊です◎
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絵本だと思って予約したら児童書だったシリーズ。
最初胸がズキズキした。
なんでそんなにイジワル言うんだろうって。
でもそうだよね、好きだからやる。それでいいよね!
ホッとした気持ちで本を閉じられた。
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きつねは絵を描くのが大好き
かっこいいな!すごいな!って思ったものをクレヨンでグリグリ描いていきます
なのに「大きさが違う」「はみだしてる」「ださい」と言われてしまいました
展覧会のためにきつねはすてきな絵を描こうと決心しますが…、どうやって絵を描いていたっけ…
〇周りの目を気にし始めると、見失ってしまいますよね
ちょっと自信がなくなったときに
〇挿し絵が物語にぴったり!表情豊か
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ちょっと長文を読みたい低学年におすすめ。
絵を描くことが好きなきつねは、展覧会に出す絵を描き始めるけど、本当に描きたいものって何だっけ…?というお話。
挿し絵は多く、その中でもカラーで描かれた絵が素敵。かわいい。
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第69回(2023年度)青少年読書感想文課題図書
小学校低学年の部
内容:「絵を描くのが大好きな、きつね。上手下手なんて考えもせず、夢中で絵を描いていました。あるとき、先生がきつねに展覧会に絵を出品するように勧めました。きつねは「みんながおどろくような、すごい絵を描く!」と意気込みます。だけど、なにを描いてもすごい絵なのかどうかわからず不安ばかりが募ります。あんなに絵を描くのが楽しかったのに、いまはちっとも楽しくないのです。とうとうきつねは絵を描けなくなって……。」
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きつねは、絵が好きでかいていたのに、やまねこにあれこれ言われていやになってやめてしまう。でも、うさぎが自分の絵を大事にしてくれているのを知って、またかき始めた。
展覧会では、みんなにほめてもらって、よかった。あひるは、色がはみ出していることばかり気にしているけど、きつねの絵が、本当にきれいで、絵が好きという気持ちも伝わってきたから、ほめたんだと思う。
やまねこは、変なことを言っちゃって、なかなかもどれないんじゃないかな。多分、本当はきつねをすごいと思ってる。自分はやまねこっぽいと思う。態度とか、素直になれないのとかが似ている。
それから、きっとうさぎも、前回りをがんばれたと思う。(小6)
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2023年読書感想文コンクール課題図書
低学年の部
これまたとても可愛らしい幼年童話でした。
絵を描くのが大好きなきつねさん。
「上手に描くこと」にこだわって、描くことの楽しさを忘れそうになるけど…?
最後、うるっときてしまった。
友情と、自分が好きなことを貫くとは?のお話。
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読書感想文コンクール課題図書 低学年の部
https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html
きつねは絵をかくのが大好きです。
かきたくなったら、いつでもどこでもなんにでもかいてしまいます。
みんなは言います。
なんだ、おまえの絵、本物とはずいぶんちがうなあ。バッタはうしろあしがデカすぎだし、色だってはみだしてるじゃないか。
うるさい!そのほうがかっこういいじゃないか!そんなにいうなら、てんらんかいまでにすっごい、すっごい絵をかいてやるからな!!!
きつねは「すごいもの」を探します。木にたっぷりのりんご、空を飛び回るタカ。かっこいい!
でも、おもうままにかくと、きっとみんなにまた「はみだしてる、本物とちがう」って言われそう。そこでがんばってきれいに上手にかこうとしましたが、すると絵をかくことがぜんぜん楽しくないんです。
きつねは、じぶんがなんで絵をかいていたのかわからなくなりました。
きつねとおなじようにがっかりしているお友達がいます。
うさぎです。
うさぎはきつねの絵が大好きなんです。きつねさんのかいた大きな木にのぼったら遠くまで見えるんだろうな。この木から、ことりちゃんが初めてとんだんだよね。
うさぎに言われてきつねは、じぶんが絵をかいたときのこと、その時の気持ちを思い出しました。
「おれはかきたいからかく、かきたいものをかく、それでいいんだ」
さあ、てんらんかいにきつねが出した絵はなんでしょう?
==
好きという気持ちを大事にしよう!型にはまる必要はない、楽しくて人を思う気持ちがこもっていれば、絵を見る人たちにも通じるんだ。
はたこうしろうの挿絵も良いですね。きつねのかいた絵の大胆さ、楽しさ。その時の状況や気持ちも現れています。
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2023年全国読書感想文コンクール低学年の部課題図書
意地悪な言葉に惑わされることはない。自分の楽しめることをそのままにすれば良いのだ。というメッセージだが、嫌な事があんなに何度も繰り返される部分が本当に必要なのだろうか?ひねくれた大人の私にはページ稼ぎではないか?とも思えてしまう。
絵本「なにをかこうかな」の方が良いとの意見もあった。
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まるで上質な詩を読んだ読後感。
きつねが「みんながほめてくれる絵を描く」と決意した時は、からだじゅうが熱くなっていた。
でもことりの絵を見てうさぎの「とびたいから とぶ」という言葉にきつねは気づく。
「かきたいものを かきたいように こころのままに」
美しい夕日を描こうとして開いたスケッチブックをそっと閉じて、涙が出そうな景色にひたる。
きっときつねの画力は高まっていただろう。
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他人からの評価が気になってしまって、楽しかったことが楽しくなくなるもどかしさ…子どもだけでなく大人にも刺さると思います。勇気がもらえる1冊です。
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息子8歳9ヶ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り) ◯
その他
「おれは かきたいから かいてたんだ。かきたいから かく。かきたいものを かく。それで いいや。」
児童書って、ささるなあ…。
「こころのままに。わくわくしながら。」
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絵を描くのが大好きなきつね、ある時、ショウリョウバッタをかっこいいとこ思って描いていたら、やまねこに、だっせぇと、あひるには、きちんと色をぬらなくてはだめですよと言われます。そして、あひるは展覧会があり、森の皆んなも観にきますよ。頑張ってと言います。
それを聞いて、きつねは、皆んなが驚くようなら絵を描きたいと思います。それには、「すごいもの」を見つけなくてはと、さがしに出かけます。
皆んなに認めてもらいたいと思いながら絵を描いていくと、きつねは、楽しめなくなっていきます。
認められたいと承認が目的になることは、大人でもあります。私もあります。
気をつけないと!
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2023年読書感想文課題図書·低学年
きつねは絵を描くのが大好きです。でも、やまねこからうしろあしがでかすぎてへんだと言われ、あひるには色のはみ出しを指摘されます。展覧会に出す絵はすごいものを描きたいのに、描けば描くほど分からなくなってしまいます。もっと「すごいもの」じゃないと、きっとすごい絵にならないんだ。
そんなきつねが大事なことに気づいたのは、まえまわりができなくてやまねこにバカにされて逃げ出したウサギを追っていったことでした。
想像力を捕捉する挿絵が、文章以上の語りを見せて、半分絵本だなぁと思いながら読み進めました。漢字なしなので、始めて物語読む児童でも手に取りやすそうです。
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読んでる間何度もジーンときました。
いつの間にか"絵を描く好き"の気持ちよりも、皆んなにどう思われるか心配になるキツネ。
展覧会に向けて上手に書かなきゃ、すごいものを見つけなきゃ、そんな気持ちばかり募って焦るばかり。横から意見を言われたら、自分の気持ちよりも正しく思えて落ち込んでなかなかテーマも決まらず、せっかく描いても丸めて捨ててしまう。
「…おれ、どうやって、かいてたんだっけ…」
描いてはクシャクシャに丸めて捨ててた絵を、うさぎが伸ばして部屋に飾っていたのを見て、気持ちが変わっていくキツネ。うさぎとの絵の思い出のやり取りで、今までに見つけて楽しかったキラキラを取り戻します。
「いつのまにか、その えを みている みんなが、ふんわりと えがおになっています」
イラスト全部カラーで見たかったなあ。
とても可愛らしい素敵な動物たちでした。