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「臆病は伝染する、そして勇気も伝染する」
というフレーズが終始散りばめられている。
大きな選択に迫られた時、私は勇気を持って行動することが出来るだろうか、と考えさせられた。
最後の物語のつながりは鳥肌が立った。
構成は難しい。日を跨いで読むと登場人物と時系列が曖昧になってくる。また暇が出来たらもう一度読みたいと思う。
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ややこしくて、私には???な作品でした。
読解力?頭の柔軟性?がなさすぎで、すみません……
最後の「密使」が、まとめてくれているのだろうけど、途中から消化不良になりました。一応読み終えましたが……
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読みながら感じる違和感。
あれ❓と思うことが続きながらも読み進めた。
最後まで読んで全体像がなんとなく見えてくる。そこからページをめくり直し、ひとり、この物語の全体像を考える時間が続く、、、
なんて面白い物語なんだ。
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久しぶりの伊坂幸太郎さんです やっぱり好きです面白いです
勇気は時を越えて、伝染する。
かっこいいです みなさん、結果はどうであれ 今できることをやる!ってことがかっこいい!
風がふけば桶屋が儲かる
アマゾンで一葉の蝶が羽ばたくとシカゴで大雨がふる
そういうことかもしれないけど 今できることを怖がらすに 今やる!です!
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2回は読みたい本。三中篇からなっており、最後の密使でこの小説の謎が解ける。自分には少し難しかった。
「自分だけでなく、ありとあらゆる人間が、ある日突然に主義や信念を試されるのではないか。誘惑や脅しにより、試される瞬間があるのではないか。」という言葉が出てくる。
僕がこの言葉で感じたことは、
人間は社会の中で生きる生き物だから、一般的な考え方が好まれ、自分勝手な考え方は好ましくないように感じる。でも別に人と違う考え方や主義、信念を持っても良いと思う。その代わり、人と違う考え方というのは孤立しやすいから、その自分の主義、信念を自分でしっかりと保たなくてはいけない。誘惑や脅しがあっても、自分の主義や信念を貫く意思を持つことが、今、個人社会になりつつある世界で楽しく生きれるのではないか。
社会の中で、自分の考えを貫くことは難しい。でも難しいからこそ、自分の主義や信念だけは貫きたい。という矛盾的な考え方に行き着きました。
(個人的な意見です。)
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なかなか理解が及ばないけれど、なんとなく感じられる勇気の連鎖。読みやすい文体の中の深い思考。だから伊坂幸太郎を読むことをやめられない。
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"勇気は時を超えて伝染する"
タイトル通りの内容だった。個人的にいろんな物語がパラレルに関係するものは結構好きなので面白く読めた。若干文章的にくどいところもあり飛ばし読みした所もあった(笑)
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伊坂幸太郎らしい本だと思った。
ためになるような、だが読後は忘れている。
なんか良かったような普通だったような、という読書だった。
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非常に複雑で難解。解説を読んでモヤモヤが少しは晴れたがもう一度読まないと全てを理解するのは難しい。ただ、あとから「密使」を加えて先の二篇をまとめあげる構成はさすがとしか言いようがない。
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伊坂さんの本初めて読んだ。
正直めちゃくちゃ難しいけど、最後意味が分かってうわあ〜ってなった。読み終わってからもグルグル本のことについて考えてた。ワールドには凄い入れたなあと思うけど、私には少し難しくてあ、この本面白いんだろうな〜という感じだった
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、、、???ちょっと面白いとおもったけどだいぶ理解が足りてなくて???という気持ち。何回か読んだら理解できる???
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今がいつで、誰の話か分かりづらく、ずっとモヤモヤしたまま読み続け、『密使』でいよいよ難解すぎて挫折しそうになりながらやっと読了。私の読解力では一度で楽しめなかった。解説を読んでやっと「そういうふうに楽しむのかぁ。」となったが、それでもスカッとはせず。私は2、3回読まないと楽しめないかも。個人的には、最後にヤツが出てくるから読み返さないな、きっと。
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友達の次郎くんのエピソードは実際にはこんな話を子供にしてはいけないが、何だかホントに効果がありそう。
世界の多くの人が救われる代わりに自分に絶望的な変化が与えられてしまう。自分がそんな状況になったらと、つい考えてしまう。あまりよく考えずに承諾しそうだし、お断りしそうだし。どうだろうか。
今回はちょっとついていくのが難しかったなあ。
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2002年ワールドカップアジア最終予選の試合終了間近に、日本代表チームがPKを獲得したことでW杯出場が決まるのですが、その場面での謎を、2011年に大臣をしている男が気にするのです。そういったところから始まる、「PK」「超人」「密使」の三作からなる連作短編です。「PK」「超人」は、同じような場面で事実が異なっているところがあり、そこは大切な注目ポイントなのですが、だからといってあとではっきり解き明かされはしません。そういう投げっぱなし加減も、読み手としての自由度として捉えれば、シンプルに、読み手の読み心地のよさにつながっている要素なんだろうなとしてみても、大きく外れてはいないのだろうと思います。
なんだか、どう書いてもネタバレになってしまいそうなので、とくだん内容には触れませんが、伊坂幸太郎さんらしい、さっぱりした軽さがあって計算されていて軽妙なおかしさがあって、読むことに没入させられる力がほんとに強力な作品だったことは書いておきます。アイデアも、ところどころの発想の飛んでるところも、冗談のセンスも、外さない人だなあと毎度ながら感心してしまいます。時間を忘れて夢中になって楽しんでしまいますからねえ。
「密使」はタイムパラドクスの解説や、タイムパラドクスが起こらない場合に世界が分岐する「パラレルワールド」論について、とてもわかりやすく登場人物が主人公に教えてくれている場面があります。いわば、主世界Aと、そこから分岐した並行世界A'やA"があるとすると、メインの世界はやっぱりAの世界だとこの作品では述べられている。ここを読んでいるときに、「でも、A’の世界を生きている人が、自分が分岐した世界の住人であり、目に見えている世界がメインの世界ではないなんて気づくことなんてできやしないし、A'もA"もそこの住人はその世界こそが唯一無二のメイン世界だと前提して生きているだろうに」と僕は思い始めてしまったのです。そうしたら、なんだか、ほんとうに今の僕がいる世界が分岐していないメインの世界なんだろうか、と強い疑いが生じてきまして。
というのも、「PK」「超人」と読み終えて「密使」にはいっていく前に、一旦『岩田さん』という本に移りました。任天堂社長でニンテンドーDSやWiiを世に出した方の考え方や言葉が詰まっているすばらしい本です。60pくらいまでを読んで、さて、それじゃあ『PK』に戻ろうと、最後の「密使」を開いた一行目が、<きっかけはポータブルゲーム機の予約だった。>でした。「ああ、岩田さん!」と思ってしまった(笑)。もうひとつ、本書の解説の最後、伊坂幸太郎さんのエッセイの文章が引用されて終わるのですけれども、そのほんとうに最後の一文が<仮面ライダーがいてくれて、本当に良かった。>なんですね。僕のユーザーネームは、仮面ライダー555を連想させるものだろうと自分でわきまえているので、ここでも、「ああ、仮面ライダーかい!」と思ってしまいました(笑)。そういうところから、この世界は、主世界であるとするならなんだか嘘くさいと思ったところなのです。……とまあ、ほぼ冗談ですが、それでなくても本作品の内容は不思議なものなのに、そこに奇遇と考えてよさそうなものまですり寄ってこられると、���もしろいもんだなあ、と掃いて捨ててしまわずに、取り上げておいて書き残したくなったのでした。あしからず。
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もう一度読みたくなるくらい、一回では理解しきれない伏線が山ほどあった。
とってもワクワクしてめくるスピードも上がるし、理解とか関係なく読んでて楽しかった。
あとこういうのってあると思ってるタイプだから、浸透しやすかったのもある。