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「小さいおうち」の著者、中島京子さんのエッセイ集です。2018年10月から2022年9月までの4年間のエッセイが収録されています。
体調や旅行のことなど参考になりました。
エッセイに出てきたバランスボールやフォームローラーを買ってしまいました。
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雑誌『ゆうゆう』に連載されていたものを再編集して単行本化した作品で中島京子さんの初エッセイ。
全48話が収録。
1964年生まれの中島さん、身体にも所々変化が起きている様で色々気をつけていらっしゃる。
二週間に一度、鍼とピラティスに通ったり、フォームローラーで身体をグリグリさせたり、その様子が浮かんで来て楽しい。
人間ドックの結果に一喜一憂するのも、健診を受ける前の数か月、数値を良くする為に秘かに努力するのも、分かる分かると共感。
私も5月に健診予約を入れているので、仕舞っているフォームローラーを取り出すとしよう。
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本人は「ていねいな暮らし」をしてないと述べていらっしゃるが十分丁寧に暮らしてらっしゃると思う。作家さんってそういう人多いよね。
コロナの時期のエッセイなのでわりとおとなしめなカンジでした。
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コロナ前とコロナ後を跨いだエッセイ集なので、生活の変化と、それに伴う体の変化が顕著に書かれている。けれども、中島さんは、生活様式が突然ガラリと変わってしまっても、自分の体をどう動かしたら気持ち良くなるのかを色々試されていて、たくましい!
コロナ禍で行動が制限されても、老化現象が始まっても、人生楽しまなくちゃ損だ!という前向きな考え方に励まされる。
中島さんのように、老いていく自分の体の声に冷静に向き合い、優しくしていきたいと思う。
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著者があとがきで書いてあるように、ご飯とからだのメンテナンスの話が中心の本。さすがの文の上手さで、ご飯の描写はどれも美味しそうだし、からだの不調についてもこんなに的確に表現出来たらいいのにと思いながらあっという間に読み終えました。
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著者のエッセイは初読み。
年代が同じなので、うんうんと幾度となく頷きながら楽しめました。
ちょっと前に流行った筋膜はがし。
エッセイの中に度々出てくるので、私も復活させました。
そして、買いそびれていた「筋膜ローラー」、再び物色中(笑)
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星3.5
中島京子さんって、ユーモアのある文章がうまい。思わずクスッと笑ってしまうところがたくさんあった。
内容は掲載誌の性格から中高年向き。
とん蝶食べたくなった。
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海外への旅とかグルメとか自分が興味がある内容だったので面白かったです。特に長時間の機内での過ごし方、参考にしたいと思いました。こういう風に歳を取れたらいいな、と思います。
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直木賞作家・中島京子氏の2018年10月から2022年9月までの、日常を綴った初のエッセイ集。2018年から2020年初めまでは海外旅行やグルメの話が多いが、2020年以降は新型コロナの影響で、外出がままならなくなった様子がよく分かる。2023年現在、かなり落ち着いて来てはいるものの、著者と同年代以上の人々には、まだまだ感染のリスクが高い、と感じる。
このエッセイ集を読んでいて、何となく山本文緒氏や群ようこ氏との、共通した雰囲気が感じられた。
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著者が八月に、カリフォルニアに行ってきたお話。何度も行き、また生活をされたこともあるよし。なのにヨセミテには行っていなかったので予定に入れてあったがなんと、山火事の為に閉鎖されていて入れなかったとか。
また、バークレーのレストランの話も。
この話を受け私も、遥か彼方の夏休みの思い出にどっぷり。
バークレーの寮でのひと夏。何物にも変えられません。その中でもヨセミテの思い出は格別。
本の中にも私が生きていたのです。
著者さま有難うです。
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食や旅の話に於いては、生活水準が高過ぎて置いてけ堀を食らった感あり。何れも此も登場する料理やお菓子は高級で美味しそうでした。
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中島京子さんという方は、小説を書かれる上で、おそらくかなりの量の資料を読み込まれたり、調べられたりする方なのだろうと思う。
しかしそれを小説というフィクションのなかで感じさせることなく、虚構の中にリアリティを与えている。
小説なのに、本当にそういったことがあったような…誰かの話に耳を傾けるように、気が付くと心を掴まれている。
そんな中島京子さんのエッセイである。
面白くないわけがない。
そしてタイトルの小日向。最初に住む予定だった社宅が小日向にあった(取り壊しで住めなかったけど)。
住みたかった小日向のエッセイ…必読であろう。
読み終えての感想は…
中島京子さんという方は、おいしいものに目がなく、料理好き。
好奇心もきっと強いのだろうけれど、丸出し感はなくお茶目でどこかお上品。
年齢的にも近く身近にこんな先輩がいたら、色々な変化のある人生の後半も心強いなぁ、と思う。
そばに置いて読み返したくなるそんなエッセイだった。2023.6
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小日向にすんでいる頃の話だけれど
小日向はあまり出てこなくて、
食べることと年齢にともなう体のメンテナンスの話題が満載。
海外旅行の話は羨ましくて
海外の本に対する文化の高さを知る。
ちょっと前なのにコロナの頃の話はそうそうと思出話のよう。
食べることも料理することも大好きで
でも料理する時間が執筆のための息抜きなになっていそうで
だけれど保存食から異国の料理まで息抜きにしてはスゴすぎる!
なんだかんだそうそうとヘェ~を繰り返しながら読み終えた。
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中島さんの作品が好きであるが故に、エッセイを読むことを少しだけ懸念していた。が、結果まったくいらない懸念でした。作品の背景が垣間見えたり、より魅力的に感じたり、中島さんの作品だけでなくひととなりも好きだ〜じわじわ〜という気持ち。
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2020年ころから連載されたエッセイを集めたもの。
装丁が可愛いので、ほのぼのしたものを連想して手に取ったけれど、時代が時代であって、内容の多く(半分以上かも?)が、コロナとワクチンのエッセイになっていたので、食傷気味(8割まで読んで断念)。
その頃に読むのであればまだよかったのかも。
中島さんは成功されたということもあって、海外で活躍されていらっしゃいます。
生き生きとしてして、旅に、食に、と楽しまれていることが伝わってきます。
コロナ、ワクチンについては今はもう気づかれていることを祈ります。