投稿元:
レビューを見る
「死にたい」という感情とどう向き合っていくか。カウンセリングを通して少しずつ解けていく思いが赤裸々に描かれている。いつかの自分と重なる部分が多くあって、自分がカウンセリングを受けているような気持ちになった。章ごとに本が紹介されているのだけど、私の好きな本も何冊かあって親近感が湧いた。
投稿元:
レビューを見る
本屋でジャケのかわいさに惹かれて手に取ったけど、
POPが目に入ってその日は買うのをやめた
『1度でも死にたいと思った人向けです』
結局その言葉が頭から離れなくて後日購入した
死にたいという発作に向き合った著者の2年間の記録
思ったより、暗くはなくすっと受け止められた
私自身も一緒にカウンセリングを受けているようでした
死を考えるということは同時に生も考えることだと思う
自分に向き合い、もがく姿は私には生きたいようにしか見えなかった...生きたくて生きたくて苦しい◯
カウンセラーとの出会いがこの本では大きい
私も落ちたら自分の力で立ち上がらねばと思いつつ、
結局誰かに引っ張ってもらってる
死にたい話は人にはしづらい
でも、助けてほしい
そんな時この本を読んでほしい
投稿元:
レビューを見る
「死にたい」に置き換わる言葉。作者はカウンセリングの終盤にその言葉に行き着きますが、逆に私はいつも、その言葉を感じていて(時にはうっかり口から出てしまうほど)どこへ?なんで?死にたいってことじゃないんだよねと、いつも不思議に思っていました。
この本を読んで、私の今までの感情が腑に落ちました。
抱いてはいけない感情なんてないという部分にも感銘を受けました。
投稿元:
レビューを見る
他者と関わる事で、自分の内在的なものが豊かになる事に気付かされた。自分には母性は豊かだけれど、父性はあまりないという事で、父性とはなんだろう?と考えてきたが、そんな事考えなくて良いのかなぁと思える一冊だった。
出会いに感謝!
投稿元:
レビューを見る
「死にたい」と毎日位思ってしまい、生きるのが苦しい作者が、認知行動療法をベースにしたカウンセリングを受けて、死にたい気持ちがどういうものなのか自分の中で理解して整理していく記録。カウンセリングをこうしましたという事例の本はよくあるけど、受けた方が自分のことを書いた本は初めて読んだので興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
泣きそうになった。まさに思っていた、感じていたことだった。周りの人とどこか違う、息がしづらいと感じて生きてきた。漠然と「死にたい」と薄い膜が張られたように感じて生活してきた。その出口がこの本にはあった。
投稿元:
レビューを見る
私も、自身が生きることに何か意味があるのか考え続けている。現実は楽しいことも苦しいこともあって死んだら楽だろうと思うけれども、だからといって自死を選ぶほどの勇気はない。ただ死んだらどうなるんだろう?という妄想はいつもしている。土門さんと同じく、こんなこと周りに相談出来るわけもない。
最終的に私も、死にたいと思うことを否定せず、死にたい私を受け入れて日々を消化する毎日だが、それでもいいのかもなと思うようになった。
投稿元:
レビューを見る
何度も泣いてしまいました。
なんとなく死にたいと思ってしまう気持ちの根源をカウンセラーさんと探していく対話の記録です。
悲しさにも名前をつけてあげる。
過去は変えられないが、捉え直すことはできる。
土門さんが綴った素直な記録に
心から救われました。
投稿元:
レビューを見る
こんなふうに寂しくてどこかに帰りたいと思い続け死にたくなる気持ち、さぞや辛いと思う。カウンセリングによって解決とまではいかないけれど、少しずつ変わっていく様子がわかり、カウンセリングの存在意義のようなものを感じました。
投稿元:
レビューを見る
「本当のことを書きたいと思っている」
この書き出しを見た瞬間、買おう、と思った。
死にたいと思ったことはないけれど、「いなくなりたい」と思ったことは何度かある。誰にも話せないような暗い思想を抱くこともある。そんなわたしに、それはそれでいいとして、その恐怖から遠ざかる対処を見つけようねと寄り添ってくれた本だった。
私の思考や気持ちは間違ったものではないと認めることができた。
私は、優しさとか、強さとか、そしてやっぱり生きるとか。そんな抽象的で苦しさを伴うものについてやっぱり考えていきたいし、四捨五入せずに表すことのできる表現を見つけ続けたいと感じた。
投稿元:
レビューを見る
別に今すぐ死にたい、という衝動に駆られるわけではないが、タイトルと土門蘭さんの作品がずっと気になっており、読んでみた。描写がとてもリアルで一気読みした。
蘭さんが自分の幼少期を振り返るときに、
「自分が両親にしてもらえなかったことに固執している。
」という言葉がどこか他人のように思えず、ぐさっと刺さった。
これまでうまくいかなかったことや、なぜ自分だけが、と思うことも多い人生だったが、過去や他者はお守り、というカウンセラーさんの言葉を思い出すと少し気持ちが楽になりそう。
投稿元:
レビューを見る
メンタルがつらい時期が自分にもあったので、共感できる部分も多かった。パニックになるとこう、自分を客観的に見れなくなりますよね。つらい人に届いてほしいな、と。