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グアドとオーロラの、ロジの母についてのやり取り
「ピアノって…あのピアノ?」
「他にどのようなピアノをご存知なのですか?」
の森節にシビれるw
とうとう2人の子供が産まれました。おめでとうございます。胎児がある程度育ったら体外へ出して外で育てるの画期的だわ〜望む人望まない人もいるだろうけど、現代でもそれ選べたら良いのに。
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ついに、「共通思考」を理解した…気がする。あくまでも自分の中で納得しただけではあるが。
大衆心理のような大きなうねりを、システム化するということ。しかも選ばれた知性のみで、その知性は「夢を見る」ように個を生み出して増えていく。増えた知性がさらに大きな「共通」の大きな流れを作り、それが一つの意思となる。途方もないことだ。
大衆心理は、実体はないのに確かにそこに「在る」。共通思考もきっと、存在できうるのだろう。
と、浅はかながら理解したつもり。
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兎に角このシリーズが好き。
特に今回は好き。
こうなる予見はあったけど好き。
結局森博嗣さんが好き。
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「あれ? きっと、そういう話だよね……」っていう序盤から加速して「ですよね(甘々)」っていうゴールまで全力疾走。キャラ萌え的な意味では最高。
伏線も回収祭りで、時折、本を閉じて息継ぎしないと気絶しそうでした。
そのおかげで、読むのに異常に時間がかかってしまいましたね。
あれ?これが最終巻だっけ??
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無茶苦茶面白い!その面白いと思えるのが、一番初めの「すべてがFになる」から全作お付き合いしているからだ、と勝手に解釈しているのは、単なる長年の森博嗣ファンの自己満足だとわかっているけど。あと、この作品は恋愛小説でもあるのかも。そのあたりの悩みをトランスファと会話するところが俊逸の出来。
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いよいよ共通思考の話になってきて楽しい。真賀田博士が登場するとなんかこう、背筋が伸びるというか、一言一句聞き逃さないようにしなきゃと思ってしまうな。
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230424*読了
待望の新刊!
誕生日に読み終えたぞ、ふふふ。
ChatGPTの台頭に見る、最近のAI化からの未来の変化予測であったり、VR、メタバースに見るバーチャル空間だったり、まさに今予測されているような未来がこの小説にはある。
これをずっと前から想像して、小説にしているところがさすが森博嗣さんなんだよなぁ。
森博嗣さんにこんなことを伝えても、当然である、それが何か?みたいな返しになるんだろうな。笑
ロジのウイルス感染。状況としてはコロナウイルスの初期を彷彿とさせるものではあったけれども、ウイルスそのものについては、読み進めながら予測していた通りだったな。
マガタシキ様の存在を感じ、共通思考を考え、そして崇拝度を深める私。マガタシキ様は永遠に君臨する女神なのだよ。
本当にWWシリーズっておもしろいから、1冊があっという間すぎる。また続きを待たなくてならないのが、もどかしくて、待ち遠しくて。
なるべく早く次作が出ることを期待しつつ、別シリーズの続編も待ちに待っています。
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今回マガタ・シキや他シリーズで登場したキャラの出番が多く、マガタ博士の共通思考についても突っ込んだ話が出てくるので、物語の核心に近づいた感がある。
ロジの「不具合」は、開始早々(なんならカバー裏あらすじ)でそうかなーとは思った!
物語の終盤も近いのかな、世界もキャラたちの状況も転換地点だから、ここで終わりもあるのかも。
読んでいるこちらの現実社会が、ロシアの戦争・エネルギー不足・AI革命の不安と、暗く不安定な情勢になっているので、マガタ・シキ世界のバーチャルにシフトして物質的な確執がなくなり、AIと調和した世の中がうらやましい気もした。
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――
鈍いな、難しいな、頑固だな、自分勝手だな、意味がわからない、何なのこれは、どうしてそうなるの、ああ、もういいかげんにして、いつまで続くの、どうだっていいのに、変なことばかり……、泣きたいくらいでした
WWシリーズ7作目にして、これは大転機。そろそろこのシリーズも締めに向かっているのだろうな、という感じで、ならではの登場人物にドキドキさせられながら一気に読んだ。
とても面白かったのは、多分これは意図的に、物語の核心というか今回の大オチ的な部分がなんとなく読者にはある程度予想できるようになっていて、そしてそれをロジやスズコが認識していることもなんとなく解って、それでいて、グアドはそのことに気付かないだろうことも(登場人物を含めた)全員がなんとなく解ってしまう、という構造的なジョークとも云えるものが、ある意味コミカルに、筋金として全体に通っているところ。
グアドが気付かない、という下手をすれば御都合主義的になってしまう部分もしかし、これまでの実績 (?)があるからそりゃ気付かないよね、となっていて、まぁやきもきさせられる。本当にWシリーズとWWシリーズのラブコメ感たらないわね。
おめでとうございます、の☆4.2。
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やっと読み終えた。
予想がついていた方が多い中、私はことの真相に全く気付かずに素直に驚き素直に楽しめた。
ロジの告白に泣きそうになったほど。
これは最終巻っぽいですね。
寂しいけれどとてもうれしい。
おめでとうございます。
できれば元の名前に戻って終わって欲しかったな(終わりだとするならね)
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森博嗣さんのwwシリーズ最新刊。
帯には「感染経路、潜伏期間、治療方法、すべてが不明。完全なる未知のウイルス。ロジが感染した新種のウイルスがもたらす、人類の新たな局面とは。」
wシリーズからこのwwシリーズまで、いつか現実はこうなるのだろうと思うほどリアルな世界観(実際ヴァーチャルの普及具合を見ると片足を突っ込んでいると思う)
wシリーズからwwシリーズは格闘シーンが多く、それだけでも楽しめるが、今回はマガタ・シキの登場シーンが多く、そうすると必然的に本質を突いた会話が多くなり、テンポも良く、とても面白かった。
ラストの展開も面白いが、百年シリーズ好きとしてはとても興奮する過程だった。
ぜひ、百年シリーズからwwシリーズまで読んで欲しい。
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人と人工知能の境界が曖昧模糊となった世界で生じる病の可能性について論じる.読了後,なるほど,と納得する以上に,物語の域を超えた現実的な可能性に思い至り,震撼となる.
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wwシリーズも7冊目。wシリーズが10冊だったから。そろそろ終盤かも。
グアトとロジの結婚がサラッと触れられる。カウンセリングの女医が再登場。ロジの不調ってそういうことじゃないのと思うが、そういうことは起こらない未来が舞台だった。
(引用)
マガタ・シキは、もちろんそのメリットもデメリットも十分考察しているはずだが、天才ではない僕は、どうしても不安を感じてしまう。ロジの抵抗も、結局はその不安が原因だ。動物が持っている本能的な感覚だろう。
イヤ~。グアトの鈍さに読者皆が呆れたと思う。森先生、こういうギャグをシレッと入れてくるんだもんなあ。ロジはかなりキャラが変わったなと思う。前は、ハードボイルド一辺倒だったもの。
ロジが未知のウイルスに感染したことから、このシリーズお決まりの襲撃場面。そして、マガタ・シキからの接触。
「共通思考」。手塚治虫の「火の鳥」やアーサー・クラークの「宇宙の旅」シリーズを思い出した。だが、人格の集合体が共通思考ではなく、共通志向が人間やスーパー・コンピューターやトランスファーに影響してくるという。う~ん、凄いなと思う処と何が凄いんだと思う処。兎も角、覚えておなくちゃ。
ふと、何故マガタ・シキはグアトを選んだんだろうと考える。オーロラやクラリスも皆、グアトに接触してくる。羨ましい。そういう立場だったから?
マガタ・シキ「貴方は、興味深い人。きっと私になるでしょう。あなたは、私でもあるのよ」
どういう意味なんだろう。
グアトがロジとトランスファーのクラリスの喧嘩を心配しているのが可笑しかった。人工知能って喧嘩するのかな。人工知能って人格あるのかな。
次巻は登場人物も増えるんだよな。今から面白そうだなと期待を膨らませている。
追記。
(引用)
「私たちは、何者でしょうか?どこから来てどこに行くのでしょうか?」(略)
「その答えを、皆さん、あなたも、私も、考えて、問い、答える、一緒に、ずっと、いつまでも、そして、これが生きることなのだと、やっとわかるかもしれない。今まで、なにもかもが、わからなかった。今も、わからないことばかり。でも、考えている。そうでしょう。」
この文章を胸に刻んでおこうと思う。
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ウイルスの効果については、最初から分かった。なぜ分かったのか分からないけど、そうだろうなと。なんでだろう?
それよりもロジの真賀田四季博士に対する嫉妬が微笑ましかった。グアトにとってはそれどころじゃないだろうけど。
今回の一番の謎を最初から気が付いてしまったので、グアトの検討外れっぽいところを楽しめた。
それにしてもグアト、それは言ったらダメでしょう。
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心地良い読書体験。
なんかもう、事件とかなんとか、瑣末なことに思えてきて、登場人物のやり取りや、主人公の感情なんかを楽しむような感じ。
まだ、続くのかな?