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前巻の終わりでハンターが市議会委員を名乗っていた。その過程を描く今作。相変わらず、ネタバレしてから、それになるまでの過去を描く、という進行の仕方は変わらない。
マルセル島を舞台として、そこでの抗争の結果、集団訴訟の法定外戦術をするとともに、市議会議員の立場を得てしまうハンター。ここまで合法化したハンターたちにバロットたちは打ち勝つことができるだろうか。ウフコックが作っている勢力作りは上手くいくのだろうか。ただ、シルバー社のCEOやモートン議員などが復活して、手助けをしてくれるのは小さい希望の光の一つではあった。
また、やっと最後に前巻から描かれていた葬儀の人物が発表された。が、その過程はまた次巻以降になるもよう。
全体を通してバトルがメインの今作のためか新登場のエンハンサーや統廃合されていくエンハンサー部隊の名前がたくさん出てくるので、整理しないと読みにくいのが難点であった。
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待ちに待った8巻!
でも、これは自分のせいなんだけど、誰がどう対立して、誰が誰にどんな感情を抱いていて、誰が何を目論んでいて…ていうのがわからなくて、オフィスが出てくるところ以外はいまいち入り込めなかった。ちゃんと1〜7巻を読み直してから読むべきだった。
そしてまた次を待たねば。。。
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最新刊。
正直に言うと、登場人物が多すぎて何が何だかよくわからなくなっております。これは完結してから一気に読んだ方が、臨場感もあることだし良いような気がする。でもたぶん完結したら、この巻数を一気読みはちょっとな…としり込みしちゃうんだろうなぁ。
立ち位置的にオフィスの敵という事と、社会的に悪いヤツかどうかというのはまた別の問題なので、読み物として色々複雑になると難しいなと思いました。
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まるでハンターが正義ではないのか?と思ってしまうような8巻目。この巻に限っては、ハンターが主人公と言えるような立場。
『マルドゥック・アノニマス』は時系列が前後しながら、少しずつ進んでいる。
1年に1巻しか進まず、そういう書き方をしているから、何がどうなっているのか戸惑ってしまう。
今回、星3つの理由は、なかなか読み進めることができなかったから。これは、ハンターサイドの話の重苦しさに起因する。だからといって、この8巻がなくてもいいということにはならないだろう。
これからどれだけ続くのかはまだ分からないが、一つの転換点になりそうな気がする。
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前半は登場人物が多くてよく分からなくなったけど、途中で慣れてこれまで名前だけだったエンハンサーたちの活躍が読めてよかった。ラストの引きがすごい。
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本巻はオフィスメンバの活躍が少なかったので次巻に期待。いわゆる敵・味方の単純な2勢力ではなく、時間軸も過去・現在がシャッフルされて、構成に奥行きがある。次巻への前フリが衝撃的で待ち遠しい。そろそろキャラクタの名前が一致しなくなってきた。
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(まだ物語の完結前なので、敢えて星は付けていません)
今回は(ほぼ)全編、「悪党だらけの大バトルロワイヤル」!!
バロットもウフコックも出番無しですが、これはこれでなかなか楽しい
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マルドゥックシリーズで最長となっている本作。登場人物の多さは読み手には大変ですが、いつも楽しみにしています。