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御縁のなかった作家さんの作品が気軽に読めて、また一作でもグッとくる作品に出会えるとお得感が増します。
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今をときめく作家達が「お酒」にまつわる人間
ドラマを描いた心満たされる短編集第2弾。
青山美智子「きのこルクテル」、西條奈加
「タイムスリップ」など、全5編を収録。
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第2弾だったのか?!と、読み終えてからやっと気がついた。だから『おかわり』なのか。まあ、アンソロジー集なのでどちらから読んでも問題ないでしょう。タイトルどおり主題はお酒。お洒落な軽い読み物かな、と思っていたら人生の苦味や渋味が詰まった割合、重た目の物語が多かったようだ。それでいて読後感は決して悪くないので、構える必要は全く無い。順番が逆になったが第1弾も近々読んでみるつもりだ。
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全作それぞれ良かった。
アンソロジーだと、どうしても、
一作、二作好みではなかったり
いまいち楽しめないことあるけれど
こちらは、どれもそれぞれ面白い。
読み終わった後の余韻も温かかったり
前向きになれたりなので
疲れてる時落ち込んでる時に
読むのも良いなぁ。
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前回のほろよい読書がとてもよかったので
「おかわり」も読みたいと思い購入しました。
きゅん。とするような話はあまりなく、
長年の復讐心や後悔をお酒の力で吐き出す…
そんな話が多かった印象です。
そんな中、1作目の『きのこカクテル』には
きゅんきゅんしまくりました。1番好きです。
2作目の『オイスター・ウォーズ』の疾走感もとてもよかったです。
ただ、個人的には前作の方が好きでした…。
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人の生き方に、物語が生まれるとき。
そこには、お酒が寄り添っている。なにかのきっかけ、アクセントにふさわしい存在なのかもしれない。
どの物語もよくできている。
なかでも、「きみはアガベ」が良かった。
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2023年43冊目
「ほろよい読書 おかわり」
豪華な作家さんたちによる、お酒をテーマにした短編集。どの作品も楽しくて一気読み。
一穂ミチさんの作品は読みたいなと思っていたので、
ラッキーでした
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1作目のほうが好みだったかな、
今作は少しねちっこいような話が多かった印象。
きのこルクテル、タイムスリップがよかった
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いまをときめく作家陣が、「お酒」をテーマに紡いだ短編集。
それぞれの個性が出ていて、1も2もおもしろかった。
お酒にくっついて、色んなお料理が出てくるところも良き。
ふだんあまり読んだことのない作家さんも、これを機会に読んでみようかなという気になった。
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お酒にまつわるアンソロジーだが、食べ物もとっても美味しそうで。
オイスター・ウォーズの牡蠣の話を読んだら、とにかく牡蠣が食べたくなり、ネットで牡蠣を食べられるお店を探してしまったほどだ。
そして、きみはアガベはタコス!
どのお話もとても良かった。
きのこルクテルがロマンチックなストーリなら、オイスター・ウォーズの話は少し固いが読み進めるとどんどんのめり込んだ。
このシリーズ第3弾出るといいなぁ。
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青山美智子、朱野帰子、一穂ミチ、奥田亜希子、西條奈加、お酒に関係するストーリー。
青山美智子に惹かれて読んだけど、薄めたビールみたいだった。
朱野帰子のオイスターウォーズがまあ良かったかな。
どれも軽め。
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前作のアンソロジーより少し大人めでディープなお話が多かった印象。
牡蠣の話は後半の疾走感がすごくて、読む手が止まらず危うく乗り過ごす所だった。
まさにタイトル通りといった感じ。
ホンサイホンベーは夜に読んでしまって少しヒヤッとしたな。
あれ?ホラー小説読んでいるんだっけ?と思うほどねっとりとした不気味さがあった。
どの小説を読んでも、なんとなくお酒よりスカッとした炭酸が飲みたい気分。
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当たり外れが大きいと思っているためあまりアンソロジーを読んだことがなかったのですが、この本は大当たり!
今まで読んだことのない作家さんもいたのですが、どれも非常に楽しくいい意味で軽い読み口でした。まさにほろ酔い気分。
個人的にはオイスター対決する男女の話が一番刺さりました。メインテーマになっているお酒はもちろん、昨今話題になりがちなTwitterのレスバを主題に置いているのが面白かったです。
実は無印の方をまだ読んでいないので、これから手を出してみようと思っています。
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お酒をテーマにしたアンソロジー。
『きのこルクテル』 青山美智子
はじめ"きのこカクテル"と題名を勘違いして、カクテルグラスにいっぱいのきのこを想像してしまい、私はきのこ類が嫌いなので気持ち悪いと思ってしまった。でも、全く違ってきのことカクテルから始まる恋の話。ほんわかしてて爽やかな感じ。青山美智子さんの他の作品に登場した人もたぶん出た気がする。
『オイスター・ウォーズ』 朱野帰子
好きな食べ物はその食べ物を好きな人と食べたい。たとえ対立してる人でも。その食べ物を苦手な人と食べても美味しさが半減。なんか分かる気がする。対立?してる男女が大好きな牡蠣とお酒で和解できるのか?2人付き合っちゃえばいいのに。世の中SNSに振り回されてると思った。
『ホンサイホンベー』 一穂ミチ
継母と娘がお酒を酌み交わし、わだかまりが解けていく。そして解けすぎて本当の気持ちに気付く。ちょっと違うかな。もう気づいていたけど、表に出したって感じか。ちょっとしたどんでん返しがあった。
『きみはアカベ』 奥田亜希子
主人公の圭一郎の昔の恋と中学生の姪の凜子の人間関係(恋関係)の話が交錯する。凜子の気持ちは分かるけど、迷いもあると思う。だから泣くほど悩んでしまう。悩み、葛藤して大人になってくんだろうな。そんな凛子を優しく見守る圭一郎。凜子に昔の自分を重ねてる。青春ていいな。
『タイムスリップ』 西條奈加
この話を読んで、美味しい食べ物、お酒は人の心を穏やかにするし、元気づけると改めて思った。私はお酒が飲めないので、お酒が美味しいという気持ちが分からなくて残念。若者たちの夢が叶いますようにと応援したくなる。
どれも心温まる話だった。私は『オイスター・ウォーズ』と『ホンサイホンベー』が好きだな。
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タイトルに惹かれて購入しました。
お酒を呑みながら、あまり深く考えず、ぼーっと読むのに丁度良いです。
普段は手に取らない作家さんばかりだったので、好みとしては………ですが、読みやすくて良かったです!