紙の本
かなり面白い食べ物小説
2023/05/01 12:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が諦めかけていた夢をとあることがきっかけで再び熱が入る。こちらの作品は単行本も文庫本でも欲しくて両方購入いたしました。
単行本と文庫本の異なる表紙も魅力的です。
今後の活躍が期待大の作家さんのお一方です。
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主人公白井のいちいち発する余計な一言が気になったけど、佐渡谷マダムのおかげで楽しく読めました。イートン・メス、モンブラン、タルトタタン、オペラ、どれも美味しそうでたまらなかった。パウンドケーキのレシピが載っていたので、同じ分量できちんとした工程で作ってみたくなりました。
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疲れた時に食べたくなるスイーツのように、
癒されて元気がでる作品でした( ¨̮ )❁⃘*.゚
甘い香り(バニラ)はその時の自分の状態で変わるっていうの、分かる。
読んでいるだけで甘〜い香りに包まれてる気分になります。
そして何より、私はこの作品の表紙が好き。
単行本と文庫、どちらを買おうか迷うくらい。
続編希望です♡
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☆4
独立して開いた洋菓子店を閉店することになり自信を失っていた白井さんと、その洋菓子店の常連客で元料理研究家の佐渡谷さんの2人が、お菓子教室を始めることに。
いつもクールな白井さんと、マイペースでお茶目な佐渡谷さんの凸凹コンビに楽しませてもらいました!
装丁に惹かれて購入した初読みの作家さんだったのですが、読んでいるだけで甘いバニラの香りが漂ってくるような素敵な作品でした❁⃘*.゚
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洋菓子店を閉店することになった。主人公の
白井。ある日急にアルバイト先の客である料理研究家のマダムから料理教室を開きたいから閉店した
お店の厨房を貸してほしいと依頼され・・・
色々な悩みを持った人たちが訪れ、お菓子作りをしていく事によって解決していくという物語。
そして白井とマダムも自身の悩みの解決へと前進
していく!
それぞれの各章の終盤にいくに連れだんだん
心がスッキリした♪
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本屋さんでふと目に止まって。カフェで読むにはちょうどよかった。
現実はこんなに上手くまとまることないだろうけど、人の縁や巻き込まれて気づくことや考えることはあるなと感じた。お菓子はちょうど手の届きそうなものが登場したけど、これ食べたい〜!!まではなかったかな。
読書のお供に好きなケーキがあるとちょうどいい。
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美味しいものが出てくる物語は、それだけでサクサク読める。
疲れたとき、嫌なことがあったとき、美味しいものが食べたくなる。
また、いいことがあったとき、がんばったときにも自分へのご褒美として美味しいものを食べる。
美味しいものって、本当に人を前向きにする力、幸せにする力があるんだなぁ。って改めて感じることができた物語。
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ケーキと愛とヒューマンドラマの小説。
どれもバランス良く、重くなくてさらっと読める。
スイーツはどれも美味しそうだけど、
モンブランとチーズケーキの融合最高。
簡単にだけど、何となく作れそうなので試したい。
スイーツの歴史もレシピも、さらっと書いてるけど
想像しやすくてわかりやすい。
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初の賀十先生作品でした。
洋菓子店を閉店することになってしまった主人公が、ひょんなことからお料理教室(もどき)をすることになり、というお料理ものでした。主人公がちょっとマイナスな位置から始まるんですが、どこかそんな自分を俯瞰的に見ているのと、ちょっとドライなので、そこまで悲観的にならず読み進めることが出来ました。
お料理教室をするにあたり、常連客だったおば様マダムと行動を共にするんですが、この主人公とおば様のなんともいえない関係性が絶妙だなぁと思っていたら、個人的に意外な関係性に落とし込みをしてきて、そうくるか!となりました。
教室に来る人と交流して自分を見つめ直してみたり、お菓子作りについて考えてみたり。お菓子を作るみたいに、何事も簡単ではなくて、工程が難しかったり案外簡単だったり苦かったり甘かったりもするけれど、最後には笑顔になれる、そんなほっこり出来るお話でした。
表紙が可愛くてそれに惹かれて購入しましたが、テンポよく進む展開と程よく出てくるキャラたちと、ドタバタ(ちょっとラブ)もあって全体のバランスが良く、読みやすかったです。
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前半は、主人公である白井さんに共感しにくい部分があったけど、後半に向けて徐々に変わっていく様子に引き込まれた。
かつ、テンポよく進んでいくのでスラスラ読了。
佐渡谷さんとのコンビが良い。マイペースな佐渡谷さんに、白井さんが巻き込まれながらも、実は良い影響を受けて変わっていっているのかと思いきや、佐渡谷さんにも、白井さんが良い影響を与えていて、最終的には幸せな気持ちになれた。
本の中に登場するお菓子たちもたべたくなったけど、最後に掲載されているパウンドケーキのレシピ、作ってみたい!
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自分の店を閉めることになったパティシエが、バワフルな料理研究家と出会い、嫌々ながらも彼女の手伝いをすることにより、成長していく物語。
ずっと気になっていた小説が、文庫化されたので。
思っていたものとは違っていたし、主人公にも料理研究家にもあまり共感はできずにいたけど、最後には二人のことを素適に思えて、あきらめずに最後まで読んで良かった。
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悩める人たちと共に作るお菓子が毎回美味しそうで…!!
お菓子作りをしたくなる日々でした。
キャラクターも個性豊かで読んでいて楽しかったです。
続編とかあったら読みたい〜!
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シリーズ2作目から読んでしまったので1作目も読んでみることに。
美味しいお菓子も出てくるし、店主の白井さんのお菓子へのこだわりも見えくる。
人間への執着はあまりしないって言ってたけど、お菓子を通してその人の心に入り込めてるのを見ると白井さんは不器用なだけなんじゃないかなって思った。
お菓子を通して悩みを持つ人の一歩を手伝う、お菓子って人の心を動かす力があるんだなあと思った。
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主人公のパティシエール視点の小説なのだけど、その呟きに、なぜか探偵視点の小説の主人公の探偵(男性)が思い出される。いい終わり方だったので、次作が楽しみです。
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面白かったぁ。
出て来るスイーツはどれもとっても美味しそうだし、白井さんと佐渡谷さんの遣り取りもとっても面白かったです。
特に好きだったのは
「もうこの歳になっちゃったら、自分を変えるのは無理」
と
ただ今日を、そして毎日を、これが好きだ、と思って生きるだけ
です。
本当そうだなぁと思いました。
この本を読んで、変えられない自分を受け入れて、そんな自分と何とか折り合いをつけつつ、その時好きだと思うものを全力で愛でながら、出来れば毎日笑いながら生きて行きたいなぁと思いました。