投稿元:
レビューを見る
いよいよ始まる文化祭に向けてチーム千歳の面々はそれぞれの準備をする。今回は悠月の無双がどこまで千歳に届くのかが見所なわけだが、ギリギリの気持ちのやり取りにこちらもヒリついた。
誰も傷つけずに生きていくことはできない。自分のなかの葛藤を吐き出すことができた時、そしてその葛藤さえも受け入れてもらえた時、人は心からの安息と、そして受け入れてくれた人と共にいるこの先を望むものだ。
千歳と悠月のウィットに富んだ会話、余韻を残す間、触れ合う心に、さすが殿堂入りするラノベだと感心。ずっと読んでいたくなるんだよな。
投稿元:
レビューを見る
『終わり方、素晴らしい!』
岩浅さんが書きました。
特級ネタバレ警察が怖いでは無く(いや怖いか。。。)、本巻はこれに尽きる。完全に心が打ち抜かれた。
下巻(9巻)が今から待ち遠しい。
投稿元:
レビューを見る
著者曰く、8巻と9巻で前後編の構成とのこと。8巻は第2章までしか記されていません。
いや、8巻でこれだけの興奮を与えてくれますかっ!
今回は、パーフェクトビューティ、七瀬悠月がメイン。
7巻で皆をかき回した紅葉との関係性も含め、盛々で悠月の強さ、弱さ、そして美しさが描かれます。
私の推しの陽さんも含め、7巻の顛末とそれぞれの決意も書かれていますが、何よりも、今回は悠月さんでしたね……いやぁ、たまらん。
投稿元:
レビューを見る
ヘラヘラしているように見えて、蔵センはちゃんと生徒のことを見ているんだなぁ。ヒーローとしての朔じゃなく、1人の男としての朔にならなきゃいけないときが来たな。
紅葉に駆り立てられ、悠月のタガが外れる。バスケのプレーも別人だし、色気も半端ない。その勢いで朔を落とそうとするけど、2巻で出て来た他校の先輩と同じことをしているのに気付くのが皮肉なんだよな。でもちゃんと朔は悠月の心を見ているところがかっこいい。お互いに一生に一度しかない「今」の中で悩みながら過ごすところが青春だなと思う。
投稿元:
レビューを見る
ラストシーンの二人のやり取りも印象的でしたが、
バスケットの試合の一連のやり取りが好きです。
プレイスタイルって
あんなに変えられるものなのか、
スポーツをそこまでやったことないのでわからないのですが、
この場面は、わかりやすいくらい
レベルが上がったような感じがしました
その変化に
気づいた人
気づいていない人
気づいているけど考える人、
考えない人
色々といるのがリアルに感じます。
その場面で終わらずに
その後の居酒屋で
気づいた二人で喋る場面までの一連の流れが良いです
これがスポーツ小説なら
この場面をもっと深めて
その上でまたレベルアップにつながっていくのでしょうが
まだ今は文化祭編
このエピソードってもっと深まっていくのか
気になっています
投稿元:
レビューを見る
悠月さんの勝負回。
と言うか自爆回^^
後輩紅葉に焚き付けられる形で悠月が今まで踏み込まなかったところへ踏み込もうとしてこれまでの美学をかなぐり捨てて暴走し結局自爆するというね。
いや恋って怖いね。
でも周りにライバルがいっぱいて、もう一つ信じられるものがないとしたらそれは焦るだろうし、これは責められないよなあ。
誰がいちばん悪いって言ったら悠月でも紅葉でもなくやっぱり千歳なんだよなあ。
ヒーローから滑り降りた彼はこの先どうしていくのか?
今の俯きがちな状態が続くのはきつい気がする。
でもこれで悠月さんのさらなる攻めはなくなるのだろうか?
だとしたらあとは紅葉の独断場?
ただ今一番強いのは夕湖さんなんだよなあ。
次回、学祭編が楽しみ。
劇のラストに期待してますよ^^