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もどかしくなるような愛の物語もついに完結。大人になっても、変わることができる、大切なもののために心から祈ることができる、と思い出させてくれる物語。最初からもう一度、何度でも読み返す予感。
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とってもすてきだった!
言葉で伝えきれない思いが空間から伝わってくるような不思議な感覚。とってもすてきな作品でした。
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終わってまった…
この綺麗で絶妙な言葉達への感想が自分の語彙力だとめちゃくちゃ陳腐になってしまうのがもどかしい
国語もっと頑張ってれば良かった
映像とか音とか空気がそのまま体感出来そうなお話だったなぁ
何度も読み返して自戒したり心に刻んだりするんだろうな
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完結!
全体を通して、言語化が見事で心に寄り添ってくれる素敵な作品だと思う。
大切な人の愛し方には、尊重だったり、保護だったり、共感だったり、傾聴だったり、嗜めることだったり、一緒にいる未来を想像することだったり、気持ちを言葉にすることだったり、色々な方法があるんだと思った。
槇生さんが、最後の詩でお姉さんの言葉を引用していて、2人両方の朝への愛を感じた。
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私のなかでは全然終われてない。
・最終巻だと思わず読んでいたので口があんぐりした。(鳩に豆鉄砲的な。
・金言が多い、ヤマシタさんの思考?語彙量とか価値観とかどうなっとるんだろうか。はっとすることだらけ。
まだ飲み込めてないからもう一度読む。
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大好きな異国日記が終わってしまった。最初から最後まで、言葉が、色んなことへの捉え方が、それぞれの関係性が、本当に素敵で心の奥の奥まで刺さる話だった。
槙生が朝に、自宅へ迎えたときをなぞるような言葉で、でもあの頃とは全く違う気持ちで、ずっといていいよって言うところ、朝のダイブのところでめちゃくちゃ泣いてしまった。どんなに言葉を尽くしても足りないくらい大事なんだよね。
本当に好きで好きでたまらない作品なのに、自分の拙い語彙力ではこのキラキラした感情を表しきれないことが、悔やまれてならない。
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愛するとはどんなこと。生きていくとは何をすること。槙生ちゃんのたどり着いた答えは、朝への最大限のエール。
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終わっちゃった。
最初から、最後まで、
言葉を噛みしめるように、味わって読んだ漫画だったな。
今まで味わったことないような、
漫画であり、小説であり、詩集であるような。
言葉に浸らせてもらえる、
絵に浸らせてもらえる、
読みながら、「そういえば私は...」って考え事を
始めてしまう、それも心地よくて、
また、何度も、読み返したい作品。
出会えてよかったな。
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分かり合えない他者と共に生きるということ。
物語が終わる寂しさでなかなか読めなかったけど、素晴らしい最終巻でラストは涙がとまらなかった。槇生ちゃんの言葉にいつも勇気づけられ、この作品からたくさんのものを受け取った。
思い返しては胸に込み上げるものがある。
衛星のように近づいたり離れたり。
人と人は違うから、分かり合えず傷つけ合い打ちのめされることを繰り返す。それでも、大切な人とはその隙間を埋めるように対話を重ねていきたいと思う。これからもずっとこの作品を大切に繰り返し読んでいく。素晴らしい作品を描いてくれてありがとうございますという気持ちでいっぱい。
最後の詩で号泣。
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何度も読み返そうと思う一冊。
言葉の一つ一つがとても丁寧で、ハッとする事がたくさん。
自分の価値観を中心に考えないように、と自分へ向けて。
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最終回にしては、もうちょっと物足りない気がするけど、日常のことだし、そんなへんな事件が起こるわけないし。だけど、あの最期の詩は、とても心に響く。
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最後、槙生さんの詩で涙…
「夜明けよ」
この一言で、どれだけ朝ちゃんを思っているかを感じてしまい胸がいっぱいになった
良い最終巻でした
たくさん大切な気持ちをもらった気がする
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雑誌「ダ・ヴィンチ」の2023年Book of the yearでコミック部門1位だったので、軽く読んで見るつもりが、ガッツリハマった「違国日記」です。
11巻で完結してます。
交通事故で両親を無くし、疎遠だった小説家の叔母に引き取られた高校生の話。
でも、悲しい話ではなく暖かく、現実に誠実で厳しく、イイ感じです。
言葉のチョイスが素晴らしい。読むべし!読むべし!
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終盤に向かうにつれ、ふたりの感情がよくわからなくなってしまった。言葉が美しすぎるわりに表情がポーカーフェイスだから、素直に染み入るよりも、本当にそう思ってた?と違和感のほうが優ってしまった。
たくさんの人に影響を与える作品だと思うし、総じて良い作品だということは揺るがないのだけど、個人的に絵がハマりきれなかったのだと思う。
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歴史的傑作
完結した今年中に読めて本当に良かった。
立ち会えてよかった。
最後は詩で、「わたしたち」という一人称複数形への帰着。だから(この)あとは、言葉を持たない者たちへのまなざしを追究してほしい。つまり、人間中心主義と言語中心主義(併せてヒューマニズム)の問い直し。
『日記』と銘打たれた本作が、根本的に、言葉を持つ者のなかで閉じてしまっているのは仕方ない。むしろ、その範疇でこれ以上ないほどに誠実で網羅的で倫理的な物語を紡いでくれたとは思う。
出生主義・生殖主義に関してはかなりいい具合に回避出来ているほうだと思うが、当然に完全ではない。
あとは、なんやかんや言って、東京近郊の、都会に住むという点で恵まれた人たちの話だから、次作ではちゃんとそこの出身・居住地の特権性そのものも告発してほしい。もちろん、都会の人間だからこそリベラルな思想を内面化し易いというリアリティはあるので、この作品内部での整合性は高いのだけれど。だからこそ、田舎から都会へ上京してきた『呪術廻戦』の釘崎野薔薇さんのような表象が重要なんだろうな(彼女自身の個人主義、マクロで政治的な視点の欠如という限界も含めて非常に見事な造形である。)
朝の父親の話についてあのように決着させるんだ、という意外性。(いや、もちろん”決着”するような問題ではないし、決着させているつもりもないだろうけれど。)
クライマックスが「詩」であるというのは、一見、本作が漫画であることの否定とも捉えられかねないが、全くそのようなレベルにない。ともすると物語の内容や登場人物たちの造形・関係・”思想”などばかりが取り沙汰されて賞賛されるかもしれないこの物語は、しかし”漫画”としても極めて優れていたと言わざるをえない。『違国日記』の漫画表現について、”わたしたち”はもっと積極的に語るべきだ。その思想や物語面と同じくらいに。