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ひとりの人物の、ある瞬間だけを切り取った物語集という印象を持った。
確かに小さく閉じた世界ではあるけれど、自分の全く知らない世界ではない。
だから物語に入り込める。
“たった一度”とか“24時間だけ”のような制限があるからこそ、強烈に光って見えるんだよな。
全体的に柔らかい雰囲気の作品だった。
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なんて世界なんだろう
言葉にはうまくならないのだけれど
お気に入りはね、
「一度しか会えない完璧な人間関係」と、
「誰もがなりたかった者になれるなら」
なんていうか、一期一会の世界なんだけど
もっとスイートビターというか・・・
言葉にしたら淀んでしまいそう。。
苦い気持ちで、笑いそうな、泣きそうな気分になるのは
「他人の人生は決められない」
う~ん、ってなる。
この本のタイトルが、まさに内容そのもので妙
世界はひとりの、
一度きりの、
人生の集まり。
どこかに、この本について「バーに行ったみたいな」なんてあったけれど
バーに行くと、本当にこんなふうになるのかしら
そんなバーって、あるのかしら
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バーテンダーを中心に広がる短編小説集。
1話1話が短くて読みやすい、作中でも約束の15分前にきて読み切れる程度が完璧な世界とあったがその気持ちも分かった。
また、話と話の間のつながりもあって、この話と繋がるのかあ、と驚き、感心した。
いい作品でした。1時間かからないくらいで読めるのでさっと読める時に読めるのがいいですね。