紙の本
初めて、と言っても
2024/05/04 11:09
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて、っていっても、いろんなシチュエーションの初めてがあるんだなあ。
そういう解釈、アイデアかと感心。
中には、ン?って思うような作品もあったけど、おおむねおもしろかった。
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『黒猫を飼い始めた』に続く第二弾。
会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」のショートショート企画の作品を加筆修正したもの。
今回は「嘘をついたのは、初めてだった」の一行から始まる全29篇収録。
櫛木理宇さん、小野寺史宜さん、芦沢央さんなど普段から手にする作家さんが勢揃い。
1行目は同じでも展開は千差万別。
一篇が5頁~7頁と短い中、ショートショートならではの切れ味を感じたのは
「偽証の誓約/五十嵐律人」
「エミリン/小野寺史宜」
「幸せな噓/赤川次郎」
「終わる日/オワルヒ/彩坂美月」
「サロメの移り香/吉川トリコ」
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タイトルと同じく、『嘘をついたのは、初めてだった』の一文から紡がれる短編集。
短編の数が多く、ジャンルは恋愛、SF、ホラーなどバラエティ豊富で一つ一つは五分ぐらいで読めるので中高生にもおすすめできます(^^)
本作と同様の『黒猫を飼い始めた』もいつか読んでみたいです。
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SF短編集。SFという苦手分野に挑戦してみた。
途中、理解に苦しむ作品があり読むのを断念しそうになったが、なんとか読了した。
さまざまな独特の世界観の作品が多く、主人公の出で立ちを想像しながら読もうとすると時間がかかる。
一気読みするとこれまた世界観が交じり合いわけわからなくなる。
3日かけて読んだが、私のような初心者は1作品ずつ休憩しながら読むのがよさそうだ。
一番好きな作品は真下みことさんの「嘘日記」。
どんでん返しが好きな私にとっては一番楽しめた。
真下みことさんの他作品も読んでみようと思う。
そのほかにも私と年の近い20代の若手の作家さんがちらほら。
若いのにすごいなと思う。(語彙力・・・)
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作者の文体には個性がありますので読んだことのない作家さんの作品には少し手を出しにくいですよね。どうも読み慣れている文体の作家さんの作品に偏りがちになってしまいます。この本はいろんな作家さんの短編を読めるので好みの作家さん探しという観点でも良いのではと思います。
全部読んでみて、個人的な好みによるのでしょうけど前半に面白いのが偏っていた感じでした。あくまでも個人的な感想です。そんな私が好きなのは、
・嘘の代償
・もうすぐ死ぬ
・みんなのいえ
・幸せな嘘
・盛ってるで…
・嘘日記
ですね。
第一弾の「黒猫を飼い始めた」も読んでみようと思います。
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「嘘をついたのは、初めてだった」という同じ文章から始まるショートストーリー。SF、ミステリ、恋愛、サスペンスなど、さまざまなお話が詰まっていて、同じ書き出しから始めてもこんなに差があるのかと感心する。
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【収録作品】「噓の代償」 須藤古都離/「偽証の誓約」 五十嵐律人/「もうすぐ死ぬ」 柿原朋哉/「生まれる前から倦まれてた」 西尾維新/「最後の一頭」 小川一水/「みんなのいえ」 櫛木理宇/「エミリン」 小野寺史宜/「幸せな噓」 赤川次郎/「盛ってるで…」 柾木政宗/「女帝の憂鬱」 高田崇史/「噓日記」 真下みこと/「終わる日オワルヒ」 彩坂美月/「二十五万分の一」 芦沢央/「偽りの証言」 大山誠一郎/「バウンド・オーバーラップ」 青羽悠/「悲雨」 阿部暁子/「オタマジャクシの雨」 河村拓哉/「村上」 阿月まひる/「サロメの移り香」 吉川トリコ/「噓コントパンケーキワイヤドテレフォンスーサイドゴーホーム」 矢部嵩/「死神の微笑」 夏川草介/「大内くんの食卓」 波木銅/「透明人間」 潮谷験/「口にもできないようなつまらない願い事」 竹本健治/「おやすみ、ずっとそばにいるね」 佐野徹夜/「スリーピング」長谷敏司/「それでも、やっぱり地球はまわる」篠原美季/「替え玉」献鹿狸太朗/「探検の思い出」三津田信三
ホラー、ミステリ、SF、ファンタジー……と様々な物語が、同じ一行から始められる。ショートショート集。
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書き出しが表題から始まる29作品。
SF作家が多いので、意表のついた内容が多いものの、似通った作品も見られるかと。
ということで、結果的にいちばんスタンダードな「幸せな噓」がしっくりくるかと。
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「悲雨」短いのに、映画を見てるようだった。1番のお気に入り。あとは、「それでも、やっぱり地球はまわる」「二十五万分の一」「探検の思い出」かな。他の方も言っていますが、少しずつ読むのがオススメです
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『嘘をついたのは、初めてだった』
という一文から始まる物語が29名の作家さんによって書かれた本。
同じ一文から始まるのに、本当に様々なジャンルの物語で面白い。読んだことのない作家さんも多かったので、面白いと思った作家さんの他の作品も読んでみたい。
ただ、10ページ程度の短編なので登場人物に感情移入するのもなかなか難しかったし、サクサク読めてしまうからなのか、次々といろいろな話を読み進めるからなのか、あまり強く印象に残るものがなかった。
個人的に好きだったのは
柿原朋哉『もうすぐ死ぬ』
赤川次郎『幸せな嘘』
真下みこと『嘘日記』
芹沢央『二十五万分の一』
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全体的にミステリー的な作品が多め。
普段読まない電撃文庫作家さんや、歴史ミステリー作家さんもいて、新規開拓できました。
いろんなジャンルの作家さんがいるので、偏りすぎず楽しめました。
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たくさんの作家が同じテーマで書いた短編集。
良い、と思った「幸せな嘘」は赤川次郎作だった。
わたしが初めて読んだ小説は赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズだった。未だ現役で描いてらっしゃることがとても嬉しい。
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短編集だからサクッと読める!隙間時間とかにぴったり、と家でじっくり読みながら思ってました笑
恥ずかしながら、今まで意識して作者さんの名前で本を選ぶなんてことはなかったので、なるほどこういう沢山の作者さんの短編集を読んで、自分の好みの作者さんを見つけることができるかもしれないなと思いました。
どれもジャンルが異なり面白かったんですが、この3作が特に好みでした。
終わる日/オワルヒ 彩坂美月
悲雨 阿部暁子
村上 阿月まひる
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最初の一文のみ共通のアンソロジー。
ホラーテイストあり、ほっこりあり、意味不明(?...すみません)あり...色々なテイストのショートショートが楽しめます。
他のレビューで取り上げられている作品も良かったのですが、私の好みからだと夏川草介さんの「死神の微笑」が一押しかな。
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嘘をついたのは、初めてだったから始まるアンソロジー。
一押しは、夏川草介さん、死神の微笑!!
知らない作家さんもいたりして、この中にいない作家さんもいるわけで、たくさんの作家さんがいるんだなあと実感。
そして、たくさんの物語がある。
パターンは色々で楽しめます