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地面師、つまりは土地売買の詐欺師たちと、その詐欺で得た金を横取りしようとする中国人たちに争いを描いた作品。映画みたいに派手ではないですが、銃撃戦もあります。北海道は広いので、ある程度銃を撃ち合う余地がありますね。
ところでせっかく地面師を取り上げているので、もう少しその手口を掘り下げてほしかった気もします。結局お金の奪い合いの話になっているので、その出元はなんでも成り立っちゃうんですよね。
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ふっ普通。。。
地面師絡みの話なので、詐欺が成功するか否か、という知的なスリルを主軸に据えて欲しかった。詐欺シーンは冒頭だけで中盤以降は切った貼ったが主軸になってしまうと、普通の犯罪小説になってしまう。刑事との駆け引きとかチャイニーズマフィアを罠に嵌めるとか、頭を使う場面がないではないけど、そんなに意外性とか知恵の対決みたいな要素は強くない。
女性犯罪者の造形がよかった。生活に疲れていて、先の展望も見えなくて、ずるずると犯罪に引き込まれてしまっている感じ。エリートでも華やかでもないどちらかというとストレスフルでさえない暮らしぶりと、運転するときの全能感じみた迫力の、二面性。わりと魅力的。
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思ってたのと違った。
なんか、ただただコンバットスキルとかサバイバルスキル、ドライビングスキルみたいのを披露したいだけ、みたいな本だった。
マンガだったら面白いと思うかもしれない。
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間延びしないスリリングな展開で一気読みできた。タイトルにあるような地面師たちの頭脳戦ではなく両陣営の追いかけっこ、格闘モノだったのはやや残念ポイントか。