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本も本当に高くなってしまったと思う。。
コミックエッセイとは聞いてなかったのに、購入時に漫画本の新刊のところにしか並んでいなくて、聞いた情報がおかしかったのかなと思っていたら、イラストもありつつも、文字中心のエッセイだった。しかも、ページに文字が溢れすぎてなくて余白も多めで、「監督不行届」は大好きだけど失敗したかな?と思った。
けど、最後まで読んで、文字中心のイラスト豊富のパターンで正解だったと思う。
生み出すことを生業とした人々の生がページをめくることが続くことによって濃度が増していく。だから、主戦場の絵ではなく文字で表現されることで多少中和され主張したいことも伝わりやすくなっていると思う。
エッセイの内容には不満はないが、前作と並べたら「高いなぁ」と思わずにはいられない。出版社の強気の価格設定のみ疑問。
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#還暦不行届
#安野モヨコ
23/11/20出版
https://amzn.to/3UxA41L
●なぜ気になったか
NHKのプロフェッショナルでみた庵野秀明監督、気難しそうで付き合うには疲れること多そう、という印象。そんな人と夫婦で居続けられている著者が語ることにとても興味がわく
●読了感想
本文に抱腹絶倒、締めの監督インタビューとあとがきに感動。傍若部無人イメージの監督は実は思いやり深い人と考えを改められたし、夫婦の化学反応で監督が長生きしたくなったというくだりには目頭が熱くなった
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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互いを尊重しながら、支え合って生きていく。
自分が憧れている夫婦。
印象的だったのは「夫は1番身近な他人」という一文。
この夫婦への憧れは「自分も同じがいい」という理想ではなく、自分も自分のカタチのまま、歪な部分がぴったりとハマるような誰かと人生を歩んで行きたいと思えるそんな憧れ。
絵でも、文でも、真面目で面白くて温かい安野モヨコ先生が生み出す世界が大好きです!
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庵野秀明のファンとして前作がとても好きだったので続編が出て嬉しかった。読めば読むほど庵野さんの変人ぷりに感嘆する。大抵の人が気にすることに執着しない性格や、好きなものには驚くほど集中力を発揮する力は羨ましくも思う。安野モヨコさんのお世話係として奮闘もすごい。サラッと書いているが恐ろしく気力と体力を使うことをこなされている。庵野さんのおしゃれなクローゼットと美味しいお味噌汁を作ってもらう過程には見習わないとと思う要素が詰まっていた。やはり 人は褒めてなんぼだと…。
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夫婦って、いいものですよ、と言える幸せを感じつつ読める幸せ。前作の「監督不行届」から20年近く経過し、監督は還暦、安野さんは50代と、歳を重ねた分、しっとりとおもしろい。
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書店で漫画本コーナーに置いてあったんで勘違いしたが、前作「監督不行届」と違って(一応、漫画も掲載されてるが)活字のエッセイなのね。
内容はまぁ前作同様、夫である庵野秀明の面白生態観察エッセイ。
しかし、庵野秀明ももう還暦過ぎてんだなぁ・・・ DAICON FILMの上映会に「帰ってきたウルトラマン」を観に行ったのはもう何十年も前の話なんだなぁ。
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不行届第二弾。今作も安野氏によるカントクへの観察眼が冴え渡る。漫画家って流石だ。それゆえに前作をフィクションと捉えられず、私も結婚式のライダーコスは事実だと…。
巻末のカントクインタビュー。著者が数年間に渡り、“おチビさん”(NHK毎週見てる)以外の仕事が全く出来なかったとある。カントクも”Q”後長い間大変だっだようだし、クリエイティブな仕事の大変さというのは、金融屋の私には想像も出来ないものであろう。
あんの夫妻が食事中の会話でウクライナ等の時事ネタを話すとあった。我が家もウクライナ侵攻やガザ侵略の会話(私が一方的にその怒りを話し、妻や子が引いているだけかもしれないが)をしばしばするので、少し嬉しかった。
今は健康にも気を使い、70や80歳でも仕事が有るならばうれしいとある。まだまだこれからカントクの作品を見られるとなれば、実に待ち遠しく楽しみなことである。
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監督不行届からの還暦となった庵野監督。相変わらずお茶目で一筋縄ではいかない。突き抜けたクリエイターの姿を垣間見せてもらいました。
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・失礼ながらこの二人が長く続かない、という話があった事には驚いた。僕はよっぽどの事が無いと別れないだろうな、と当初その結婚の話を聞いた時から思っていた。
・内容もそれを裏付けるような物だと感じた。共依存、というよりそれぞれの形が役割をはたしバチっとハマっている、まるで一個の生命体の様だ、と思った。
・少しでも長く一緒にいたいから健康でいたい、そんなせつない事を庵野さんも言う様になったのだなぁ、と思ったが、いや元からそういう人だった、とな思い直した。
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安定の面白さ
安野モヨコの文章はキレが良くて小気味いい
くいいじも久しぶりに読みたくなった
プロフェッショナルの庵野秀明はやっぱり全然心を開いてない状態なんだなと少し安心
大きなカブを紙で手許に置いておけるのが嬉しい
メインが文章ってことで、漫画と思って買った人とミスマッチが多発したらしいけど、書店でもコミックエッセイ棚に平積みされてたしなぁ…思ったより漫画の分量多いなって感じたけど、イラスト付きエッセイ集くらいの位置付けだよねきっと
漫画だった監督不行届よりも誇張が少なく、より実態のおかしみが深く感じられるようでとても良かったけれども
文章だからと敬遠されては勿体無い本
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「監督不行届」みたくコミックエッセイかと思って購入し、開いたら文字だったので愕然とした。が、漫画ばりにするする読めてしまった。
庵野監督が脳のリソースをほとんど仕事に割いていて、日常生活がままならないとか、言い間違いが多いエピソードに爆笑した。
こんなに日常の笑えるネタを、モヨコさんはよく見てるなー!よく覚えてるなー!と驚く。
またトップクリエイターであるお二人の考え方や仕事のしかたなども書いてあり大変興味深かった。
お互いを尊重し、尊敬し、支え合って暮らしているお二人はとても素敵!今回もとても親近感が湧いた。
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マンガ家の安野さんと映画監督の庵野氏のご夫婦の日常での出来事や言葉の使い方等から二人の人柄が出ていて実に素晴らしい良い夫婦だと思う。漫画も嫌味の無い筆致で思わずウフフと笑ってしまう。それにしてもお二人のまわりにいて良かったネ。
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巻末の庵野監督インタビューから監督の優しいお人柄が伝わってくる。著者の言う「監督はいつもニコニコして助けてくれる」っていうイメージはメディアを通してみる限りもってなかったけど、インタビューを読むと素直に腹落ちする。
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前作が好きだったので。
漫画だと思ったらほぼエッセイだった(漫画もちょっとある)けど、やっぱり面白い。監督はヘルシーとは言えない食生活だが、長生きして2人で元気に生きていてほしいと思う。
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お互いの才能へのリスペクトによって、並々ならぬ責任感によって、そして何よ了解愛によって強く結ばれた夫婦の絆を、笑いと笑いと笑いで語る、モヨコ先生の天才エッセイ!!